夏の温熱環境測定実験

引き渡しされたら、引っ越し前に、この家の性能を測る実験をしてみようと思います。
日差しの厳しい真夏に快適に過ごすための窓の使い方
1) 窓を開けて風通しをすることでいかに快適にできるか(外気温への収束の速さ)
2) 窓を閉めた状態でどの程度室内の温度は上がるか(日射による熱取得)
3) 1F窓を閉めた状態で2Fだけ風通しした場合1Fの温度はどうなるか?(吹き抜けの効果)
4) 昼間窓を閉めた状態にしておき、日没時から窓を開けた場合、昼から風通ししている場合とどの程度快適度に差がでるか
そのそれぞれの過ごし方について、屋根裏の通気層を強制排気する換気扇を動作させることがどの程度快適度UPに貢献できるか(おそらく2, 4について違いを見る?)
上記組み合わせが少し多すぎるので整理しないとダメ。
また、各部窓の開けるタイミングを少しずつずらせて、効果をみる?
温度を測って検討してみようと思います。
測るのは、
a) 外気温(建物北側・南側に百葉箱を置く?)
b) 各室内の温度(高さ1m程度?)リビング 和室 多目的室 寝室 脱衣室 倉庫
c) 壁面・屋根の各部温度 放射温度計で1時間おきに?
d) 天井面の各部温度   放射温度計で1時間おきに? 場所による温度差がどの程度あるか?
e) 日射 どうやって測る? 光度計で評価できる?
f) 風向風速?
まだまだ考えがまとまりません。

現場打ち合わせ(7/31)

今日、役所の完了検査が行われ、こちらの方は、浄化槽の型番が申請と違っていたところの修正以外には問題なく、よかったです。
設計事務所検査後に行うことにしていた修正項目について、すでに修正されたものの確認と、難しいところについては打ち合わせが行われました。打ち合わせの方は、私も参加。いくつか対応することもあるので、備忘録としてこれを書いています
三連吊り戸について
 障子下面の溝にアルミコの字アングルを差し込んで、金物とレールの間の隙間を1mm程度に追い込んでガタを減らす。
 階段室とキッチンの間の3連吊り戸は、手動でよいので真ん中の障子を真ん中でFIXできるように検討してもらう(通例真ん中で固定して使うとおもわれるので)
 障子を閉めた時に固定して、吊り戸がばたつかないようにしたい。マグネットのキャッチを取り付けるか、▽状のピンを柱に、キャッチを障子に取り付けて固定されるようにするような案を今週中に検討していただいて、それをもとに来週頭工事する。
 障子下面と床の間のギャップが大きく見える問題は、ちゃんと障子が固定されたら目立たなくなるかも。金具の関係でこれ以上下げることが難しい。上記の対策を取ったうえで様子を見る。
バルコニーについて
金物の厚みを増して強度の改善を行う。
和室のエアコンと床の間について
  高さ160cmのところに 奥行40cm 厚み36mm スプルスまたはシナべニアの棚をエアコンと床の間の間に取り付けて、視覚上エアコンと床の間を仕切ることにする。
キッチン
 システムキッチンの納品されていたものと設計図書の図面が違っていた件について、キッチンメーカーがちょうどマイナーチェンジを行うタイミングだったため、メーカー側でミスがあったためとの説明。妻立会いのもとで相談をし、現状でよしとする。
 吊戸棚内のコンセント、確認。OK.
 パイプ棚は写真撮影をした後に、取り付けるとのこと。原設計通り、棚パイプ下面まで吊戸棚下250mmでつけてもらう。
工事費用精算
 増減項目の表をもらう。少しぬけがあると思われたので、確認してからという話をした。今日検討する。
銀行関係
 火災保険をどれを選ぶかを今日検討する。担当者から電話をもらってあらかじめ用意してもらう。
引き渡し日
 工事代金の精算額などが確定した状態で、金消契約をしてローンを実行したい。一応今の目標の引き渡し日を目指して作業をするが、このような考えを工務店の方と共有した。
その他
 今日はとても日差しが強かったので、どのくらい暑いのかと思って新居に打ち合わせに行きましたが、風が通っていて結構この暑さの中でもエアコンなしでも涼しかった。一応いろいろなところの温度を計ろうと思って放射温度計を持って行ったが、今日は打ち合わせが忙しくて十分に測定できなくて残念。
 昼4時ころの2Fの天井の温度が35℃程度だった。今の家の日没後7時過ぎの温度が35℃程度あるので、それなりなのでは?
 6時前、(日没ちょっと前)、黒のガルバリウムサイディングの西日にあたっている所の温度を測ったら40℃前後だったが、隣の家の窯業系のサイディングは同じような日の当たり方で45℃程度あったので、実は金属サイディング優秀かも。おそらく、金属板が薄いので、日射が弱まると放射が効いてすぐ冷えるのではないか?これらの条件や、換気ダクトの効果がどのように室内の温度環境に現れるかは、プログラムを組んで実験して調べようと思う。

第二種電気工事士 技能試験

第二種電気工事士の技能試験を今日受けてきました。
会場は筆記と同じ青山学院大学 淵野辺キャンパス
筆記と同様、男どもばかりがずらずらと会場に歩いていて異様な雰囲気。
試験会場に入り、受験番号シートと問題、課題の材料が配られます。
問題は当然試験が始まるまで開けて見られませんが、裏から透けて見えてます。。。。
しかも、その問題が、候補問題のうち1題しか該当のない、丸型ビニルケーブルを使う問題だということが、表面に書かれている注意書きからわかり、問題がどれか確定、って感じでした。
丸型ビニルケーブルを剥くのは今朝も練習はしたけど自信ないなーと思いながら試験開始。
リモコンリレーを模した端子板へケーブルを採寸してつけておく方が楽だと練習の時思ったのでそうすることにする。
最初に、めんどうそうなVVRの線剥きをやりましたが、練習で使っていた線材より剥きやすかったので楽でした。
次に、ランプレセプタクルを取り付け、次に丸型の引っかけシーリングを取り付け、リモコンリレー端子盤につながる線を採寸して端子盤につなぎました。
アウトレットボックスにゴムブッシュを取り付け、線を(私は剥いた後に刺しましたが)ボックスに差し込み、接続です。接続は、問題では「4本の接続は差し込みコネクターを使う」条件となっていたため、練習より楽ちんで、VVRからの2.0mmとリレーに行く黒線を差し込みコネクターにつなぎ、次にVVRからの白線を各器具への白線に差し込みコネクターにつなぎ、その後残った線をリングスリーブで接続すればおしまいです。
時間終了前に点検をしましたが、特に問題のあるところは見つからなかったので、これで不合格だったら、私の眼は節穴ということかなと思っています。

工事進捗状況 (7/28) 施主検査

今日は設計事務所の検査と施主検査を同時に行いました。
家自体は、設計事務所が監理をやっているので、そちらにお任せしています(素人にわかるはずもないので)。
ただ、私は今度の家建築で少し普通でないことをいくつかしているので、そのようなことは施主検査で重点的に見ようと思いました。また、それなりに現場を見には行っているので心の隅に引っかかっていることを工務店と設計事務所の方がいるところで確認をすることも目標としました。
チェック項目:
建物周囲は現状土なので、建物が汚れやすい。これは、砕石を建材屋に発注 (5立米程度?)して自分で敷く。
サッシの建物のコーナー部にアルミアングルでカバーをしているのですが、その雨仕舞について理解をしたい。-> 問題なし。庇と同じような雨仕舞の仕組みになっており、シール材も一応いれてある。
門柱の長さを変更してあるか? -> OK
太陽熱温水器の配管を貫通するための塩ビ配管が完成しているか -> まだだった
お風呂の給湯の系統にあとで太陽熱温水器の出力をつなぐための配管 -> 断熱材が入っていないところがあったのでいれてもらう。
非常用電源のための系統切り替え配線 -> 電気屋さんと系統の切り替え確認をして問題なし。アースの配線もされているのと、盤の説明もしていただいた。
LANの配線確認 -> LANチェッカーで確認をしてOK
屋根裏の熱気を強制排出する換気扇+ダクトのシステム。 動作確認をして熱風が排出されていることを確認。結構ファンの音は静か。
バルコニーのステンレスワイアーの端末処理 -> もう少ししっかりする。
バルコニーの強度がすこし改善の余地あり。->金物のサイズを上げることで対処。
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バルコニーにBSアンテナとUHFアンテナを取り付けるやり方を相談。-> 裏手に少し張り出して取り付け。ビス止めOK.
三連吊り戸-> 軽すぎるのとそのほかのいくつかの理由で問題があるので、動きをもう少しタイトに拘束するようにすることや、マグネットキャッチをつけることなどで対策をすることになった。
和室のエアコン下の飾り棚がないので、設置
一部配管に水漏れがありそうなので確認してもらう。
ダイニングのエアコンとダウンライトの干渉 -> 見たところ問題なし。
シャッター庇の雨仕舞に多少難ありなので、修正いただく。
倉庫やポーチのコンクリの角をきれいに整形していただく。
ウッドデッキの塗装は設計では防腐塗装が指定されていたがされていない。 -> 材質がセランガンバツでこれは無塗装で使用することが多いらしい。我が家の使用環境がドライだということもあるので、無塗装のままで様子を見ることとした。数年後に問題が出たらまた相談。ただ、リンク先を見ても、公共の建築物で採用されていて、無塗装で使われているようなのであまり心配はなさそう。
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トイレ、吊戸棚が設計図書にあるが取り付けられていない->取り付ける。
センサーライトは、十分に動作の確認ができていない。
キッチン吊戸棚にコンセントがまだつけられていない。-> 配線の出す位置が違っていたので、指定位置に取り付けていただく。場所の確認をした。間違ったところにあけた穴は家具用の目隠しカバーで隠す。
倉庫内に釘が露出しているところがあるので対処していただく。
以下は相談をした項目:
全体にペンキ仕上げになっているが、これの耐久性について質問-> 乾燥環境で使用する限り、クロスよりかなり耐久性高いとのこと。
ロールスクリーンの相談をして、コード式か、チェーン式、またその取付の左右の考え方、窓枠内につけるか否か、生地の色、窓枠内への取り付ける寸法どりの方法、採寸は業者に依頼した方がリスクが少ないなどのアドバイスをいただく。
玄関収納は、天板の高さを窓枠の下4cm程度にとるよう相談。左右は少し隙間がでてよい。下側は、框の高さまで持ち上げるようにする。などの相談をする。よい突板を探して、自分で作ることになった。(倉庫の工房の活用第一弾)。
…..
たくさんのチェックと相談をしてなかなか大変だなと思いました。
朝9:30に開始しましたが、一通り終わったのは2時過ぎだったような。
実は、東電の電気引き込み工事が朝の時点では入っておらず、仮設電源で動かしていました。昼前には、東電の方が来られてつないでいただきました。
その後、リビングで設計事務所の方々とおにぎりなどを食べながら、雑談。
また、建築確認の変更申請や完了検査の申請をしていただいたので、代金の精算をしました。
その後、設計事務所の方は、竣工写真の撮影をされていました。
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事務所の方も、「この光の入り方がおもしろいなあ」などと言いながら撮影。それを見て私も「とても落ち着いた雰囲気で美しいなあ」と思いました。
和室はこんな感じ。天井と床に対称的に杉板を張っています。天井はシナ合板ウレタンクリア塗装、埋め込み照明。
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2Fのポリカの光の透き通る壁や吹き抜けの手すりが美しいです。
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バルコニーの落ち止めステンレスワイアーの張り方が面白い。
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工務店さんは、モデルハウスなどを持っていないので、今回、引き渡し前に、8/4,5 と完成内覧会を工務店の方でしたいとのことで了承。8/3には折り込みタウン誌に広告もだすとのこと。工事がとても丁寧にされているので、それを自慢しちゃってくださいとお願い(?)しました。

二種電工技能練習(7)

今日も帰宅が遅くて疲れてます。
候補問題12)
タイムスイッチの回路を考えるのに時間を少し要する。丁寧に複線図をいつもの要領で書いているつもりが、忘れていたこととかがあって、手間取った。
26分でできた。回路の作成自体は難しいところはない。
これで一応全候補問題を練習してみたことになる。
線剥きや、輪作りをもう少し練習してみた方がいいと思うので明日練習することにする。
あとは忘れ物のないように。複線図書くために工具バッグに鉛筆消しゴムを入れておいた。
明日は施主検査。
妻は残念ながら朝から仕事で検査に立ち会えないので、子守をしながら、施主検査に行きます。
明後日技能試験。
おやすみなさい。