LED照明の製作(1)

吊戸棚の製作の途中ですが、当初吊戸棚の下にメーカー製の蛍光棚下灯をつけることになっていましたが、厚みも奥行も大きすぎて不似合ということで、コンセントに取り換えて、LED照明をつけることにしましたが、なかなか思ったようなものがありませんでしたので、自分で作ってみることにしました(というより、考えているうちにムラムラきて作ることにしました)。
コンセプトですが、厚みは18mm程度にして、細い線のような照明を目指します。
LEDが必要ですが、これは、最初テープLEDを使おうと思い、秋月電子でこれを購入しました。

車の装飾によくつかわれているものです。
購入して試験的につけてみたのですが、なんだか暗い。。。とても照明にはならない感じです。
連結できるのですが、2連結してもまだまだ明るさが足らない感じ。色もちょっと青っぽいし。
ということで、これじゃだめだと思って、こちらを購入。1WのLEDが3つ直列に、電流制限抵抗6.2ohmにつながっていて、それが4セット並列につながって、アルミ板の上にマウントされています。

こちらは、ためしに点灯してみたら、まぶしいぐらいに明るく、大丈夫そう。
直接LEDの光が見えるとまぶしいので、乳白色のアクリル板を間に入れることにします。
明るさの設計が必要だというわけで、先の「暗い」テープLEDと「明るい」1W*12個LEDモジュールを実際棚に取り付けた時を考えて、60cm離れたところの明るさを照度計で測ってみます。
照度計は安いものを1480円でアマゾンで、購入。
また、部屋の明るさや、今の台所の棚下灯が作業台の上でどの程度の明るさがあるのかについても測ってみました。今の台所と同じ程度の明るさが取れそうであればOKですね。
その結果。
現在の我が家の環境:
ダイニングテーブル 白熱灯のダイニングライトの下で 300lx
キッチン作業台 棚下灯のみ点灯 520lx —> これくらい必要。
和室床 蛍光灯 137lx
リビング テーブルで320lx
調達したLEDの明るさ:
テープLED 30cm 乳白アクリル板を挟むと 60cm下で 125lx
テープLED 30cm 乳白アクリル板を挟まないと 60cm下で 160lx
テープLED 2連結で60cm にしても,60cm下で、 210lx
1w*12個 60cm下で、1600lx
半分隠して 6個のモジュールとすると 60cm下で、 800lx
さらに、乳白アクリル板を入れても、60cm下で、500lx
結論:
1w*12個のモジュールを使えば、棚下灯の明るさとして十分すぎる。半分に減光してもよいぐらい。
乳白アクリル板は、明るさを7割程度に減光する。
減光が可能なように、照明装置には、回路を仕込めるスペースを少し用意しておくことにしました。
また、買ってしまったテープLEDの方は、オープン棚の中の照明として使うことにします。暗いですが、オープンだなの中であれば、距離が短いのでOK.