工事進捗状況(5/17)

工事は進んでいます。
今日は、外壁の透湿防水シート張りが終わった後、通気胴縁の工事がされました。
通気胴縁というと、専用の部品を使っている例がWebで見られますが、それとちょっとやり方が違うようです。
我が家は、金属サイディングを縦張りしますので、横に胴縁をつけますが、
IMGP3222 - コピー.jpg
こんな感じで、胴縁自体に通気孔が開いているのではなく、胴縁を互い違いにつけることで、ジグザグに空気が抜けるようにしています。
図式的に書くと、
通気胴縁.jpg
こんな感じで、空気が上に上っていく感じですか?
換気量を比べてみると、胴縁の1本の長さが900程度に対して、胴縁のピッチが450mm程度であるので、全体の1/3程度の面積が通気孔になっている計算になるのかなと思います。
これは、よくある胴縁自体に通気孔が開いているものよりも圧倒的に面積が広いので、とても有効なやり方と思うのですが、あまり見かけません。何かデメリットでもあるのでしょうか?
(施工は手間が増えると思います)。
そのほか:
ユニットバス(タカラスタンダードのステンレス浴槽のにしています)が設置されていました。シンプルな感じの仕上がりになっていました。
南側の窓の上にアルミ庇がつけられました。アルミ庇は250mmしか出ていませんのでとても薄いですが、google sketchup を使った日陰シミュレーションによれば、夏はこれでかなり室内に入る日差しを遮ることができますし、冬は当然窓全体で日射を室内に引き込むことができます。
玄関ドアの上の庇は、取り付けられていませんでしたが、現場に搬入されていました。鉄製の庇で、亜鉛メッキしてあります。
室内は、ウォークインクローゼットの区画が作られており、また、壁の断熱材の一部が施工されました。また電気工事はどんどん進捗しています。とても作業が早い。電気工事と合わせて断熱材を入れてしまうのかな?
倉庫は、透湿防水シートが張られ、外に胴縁が取り付けられました。こちらの胴縁は、母屋とは違った張られ方で、横胴縁なのは同じなのですが、互い違いにはなっていません。これはちゃんと理由があり、外壁材が波板だからだと思われます。波板の波の部分が通気層になります。
倉庫の屋根には、波板が張られましたが、驚いたことに、これも胴縁を入れて波板をうっているので、野地板と波板の間に空気層ができています。よく考えて施工されていると思いました。
IMGP3227.jpg
倉庫のなかから外を見るとこのようになっています。
ドアや窓、それからシャッターも、もう取り付けられていて、倉庫に関しては、あとは電気配線をして外壁を張ったらおしまいという感じです。
シャッターを妻が見て、一言「安っぽいね」。確かに、このシャッターは一番安いものですが。。。
それから、倉庫を見て、「農家の納屋みたい」とも。確かに、納屋をイメージして作りましたので、こちらは褒め言葉?
でも、この倉庫に「自転車を収納したい」とか、早くも陣地合戦が始まった模様です。