3040Z-Sにリミットスイッチをつける(3)

リミットスイッチの配線に少し間違いがありましたので、直しました。
2つのリミットスイッチをNORしてモーターコントローラー基板に入れる様子はこんな感じ。
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基板のprobe には、Emergency switch を接続。
Estop には、limit1 (X) を接続。
LimitX, LimitY にはそれぞれLimit Y, Limit Zを接続。
ソフトは、Z軸のみ、normally close のスイッチとなるので、反転の設定としました。
コントローラーBOXの中に入れた様子。とっても配線がdirty!
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リミットスイッチがついた3040Z-S。リミットスイッチの配線は、手抜きでクラフトテープで張り付けていますが、後でもうちょっとましな感じに直します。
こちらは、リミットスイッチを使った原点位置設定のテストの様子(動画)。
一応まともに動作するようなので、スピンドル軸にボールペン軸を挿して、即席プロッタにしてマルや文字を書いてソフトの操作の練習。
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PCにインストールされたフォントで字が書けました。

3040Z-S にリミットスイッチをつける(2)

リミットスイッチの配線をします。
ちょっと勘違いがありました。
Omronのフォトインタラプタは光が遮蔽されていない時に導通(0出力)なので、2つのフォトインタラプタを並列接続してORをとることができません。そこで、+側と-側に1つずつフォトインタラプタを実装したX、Y軸については、NORを取ってモーターコントローラーの中のLIMITスイッチ配線に入力をしました。
Z軸については1つしかフォトインタラプタを使っていないので、そのままLIMITスイッチ配線に入力し、コントローラーソフト側で反転させておけば良いことにしました。
NORの回路は、IC基板にダイオード2個と抵抗2個とNPNトランジスタ1個の回路を2式(X,Y)組み付けました。
モーターコントローラーからリミットスイッチへの配線の接続は手持ちのDB9ピンコネクターを使うことにしました。
さて、作って試してみると、一応回路としてはOKですが、リミットスイッチの対応が1つずつずれていました。
調べてみると、
モーターコントローラーの方は、
パラレルポートのpin 10 – E-stop pin11 LIMIT1(X) pin12 Limit2(Y) pin13 Limit3(Z) となっているのですが、
USBコントローラーの方ではパラレルポートのPin10 – Limit1(X) pin 11 Limit2(Y) pin12 Limit3(Z) pin13 Limit4(A)
となっていることが原因のようです。これはE-stopの配線は今は使用していないので、そこに順次配線を入れ替えればよいので、明日にでも直そうと思います。
まあ、とりあえず動く感じにはなったので、よかったよかった。

エアコンをつける

倉庫の工房にCNCルーターを導入はじめましたが、大変暑い毎日が続いていました。
昼間に作業をしているとくらくらするぐらい暑く、いくら麦茶を飲んでもきりがないほどです。
手元の温度計を見ると38℃!
この高温は、夜になっても収まらず、夜間、倉庫に入っても作業が進みません。
というわけで、くじけて、エアコンをネットでぽちっとしてしまいました。
倉庫にエアコンを付けるために。
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ヤマトのお兄さんが届けてくれたのが8/19日。
買ったのは、三菱電機の廉価版の2.2kWのエアコンです。我が家は、三菱電機が好きです。3万7000円ぐらいでした。今年は、猛暑のためかエアコンの値段が高めですが、仕方がないです。
これを今回自分で取り付けてみました。
標準取り付けを一緒に頼むことももちろんできますが、今回は、倉庫への取り付けなので、ちょっと利用するハードルが高いです。
1. 内壁の構造が普通の家と違っている。
2. 外壁が波板。
3. 倉庫の横には植栽があるので、室外機を母屋の方の室外機が並んでいるところに置きたい。室外機までは約10m の配管長があるのと、途中の配管は地下埋設したい。
こんな理由があると、追加の費用が読めない、ということと、すぐにでも動かしたかったので、配管セットをホームセンターで購入して自分でつけました。
室外機からの埋設配管は、塩ビ管(VU50)とエルボーを使って埋設部をつくり、浅いトレンチを作って埋めましたが、エルボーを配管に通すのがとっても大変でした。VU65を使った方がよかったです。
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こんな感じの配管です。
室内機は端材を倉庫の柱に貼り、そこに取り付け金具をつけてやりました。
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倉庫のドアを開けたらその真上に冷風吹き出し口がある感じです。
配管は、ホームセンターで調達した関係でちょうどいい長さの物が見当たらず、3.5mのセットと7mのセットを購入しました。
そうすると、ちょうど倉庫の壁を出たところがつなぎ目になってしまい、往生しました。
それに、長さが微妙に(40cm程度)余ってしまいました。壁の出口のあたりにつなぎ目が来てしまったので、うまく長さ調整ができませんでしたので、配管を切って調整しました。
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配管の長さ調整をしたところ。倉庫の外壁の波板のところは、9mm程度の孔をあけて、ハンドニブラーを使ってグロメットが収まるサイズに孔を広げました。
配管の長さ調整をするには、パイプカッターで切断。フレアツールでフレア加工をしてつなぐ必要がありますが、パイプカッターは持っていましたが、フレアツールを持っていませんでした。他に使うあてもあまりありませんでしたが、仕方なく2000円程度の激安な工具を購入。
初めてのフレア加工。おっかなびっくりです。
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何とかできたって感じ。
また、エアコンの配管をしたら、真空引きをして、冷媒を配管に導入する必要があると工事説明書に書いてあります。
当初、配管のエアパージは、冷媒を大気解放して押し出そうと思っていました。ところが、いろいろと調べると、大気解放の温暖化インパクトもそうですが、機器のトラブルの原因になるなどの、恐ろしー脅し文句があちこちで見つかります。というわけで、怖くなって、高価な真空ポンプと真空ゲージ、それから、室外機への接続ホースを買いました。道具はなるべく買わずに済まそうと思ったのですが、仕方ないです。。。
(この時点で赤字・・・)
失敗したと思ったのは、購入手配をした直後にヤフオクでエアコン取り付け用工具のレンタル(格安)を見つけてしまったこと。こちらに気が付いていたら、迷わずレンタルしたことでしょう。
というわけで、高い真空ポンプ(もちろんお金がないので、売っているなかでは最安値のレンジの物を購入!)で真空引きをしました。
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真空引きをした後、冷媒を配管に入れ、工事説明書に書かれている通り、リークテストをしたところ、配管に漏れを発見。再度、エアコンを運転して室外機に冷媒を回収した後、リークしているところのフレアをやり直しました。
リークは、真空引きの時にわかりそうなものですが、ポンプを止めて数分待っても気圧に変化がほとんど見られない程度の漏れだったようで、真空引きの時のテストで良しとせずにリークテストは絶対すべきですね。
リークテストは、石鹸水を使ってやりました。わずかな漏れで、泡が膨れていく様子が見えるので、簡単に漏れを検出できます。
また、リークしていたフレアなんですが、今回の場合は、自分が激安ツールで作ったフレアでなくて、フレア加工済みの配管キットの方のフレア部でした。締め方に問題があったのかもしれませんが、増し締めしても漏れはなくなりませんでしたので、配管キットをそのまま使う方もリークテストはさぼらずにしましょう。
そんなこんなでようやく取り付けが終わり、涼しい風が出るようになりました。
ところが、それで終わりにはなりません。
冷房をかけて、確かに気温は下がるのですが、蒸し蒸ししてあまり快適ではありません。
どうやら、倉庫は通気がよいので、外から湿気がどんどん入ってきてしまう様子。
除湿的な運転で使う方が良いのかもしれないのと、それから、倉庫の通気を止める必要があるかもしれません。倉庫の通気は土台と基礎の間に通気スペーサーが入っていることで確保されているもので、そこの部分に木の板でも張ればいいんですが・・・
まだ、もう少しやることはありますが、38℃とかにはならなくなったので良しとしましょう。

夏休み帰省…かずら橋にも

高知に行った帰りに、祖谷のかずら橋にも行ってみました。
こちらも子供の時以来、久しぶりに訪問します。
行ってみたら、橋の出口側に大きな駐車場施設ができていてビックリ。もともとの駐車場の方は閑散としている様子でした。
駐車場施設には、食堂とお土産物屋さんも併設されているので、もともとの駐車場側で働いていた方々もこちらに移転したのでしょうね。
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とても広い土産物屋さんです。
かずら橋。
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夏休みなので、とてもたくさんの人がわたっています。
わが一家も渡りました。渡り代大人500円です。
びみょーに揺れるのと、下が靴が落ちそうな落ちなさそうな隙間が開いているので、とってもこわい!
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わが娘は、渡っているときは必死の形相で渡っていましたが、渡り終わった後「こんなところ二度と行かない」と半べそかいていました・・・
西祖谷の山の奥の方には、「古民家カフェ」があるそうで、時間があればぜひ行ってみたいと思いましたが、いかんせんもっと奥の方なので時間がありません。ここは、高速のインターからは少し離れているので、十分に時間を取っていきたいところですね。吉野川のラフティングも楽しそうだし、また行ってみたいです。

夏休み帰省-見る・知る・遊ぶ・食べる

高知は久しぶりに行ったので、かなりタイトスケジュールでいろいろなイベントを詰め込みました。
旅行といえば、見る・知る・食べるでしょう。
見る・・・
龍河洞に子供の時以来行ってみました。
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鍾乳洞です。
暑い夏でしたが、洞窟の中はひんやりして涼しいです。。。と思ったら、水が涸れていて、上の方は、中を見て回る人の熱気のせいか、結構蒸し蒸ししてました。
入口近くに、とっても昭和な雰囲気の博物館、珍鳥館、食堂、土産物屋がありますが、うーん・・・・
何ともコメントのしにくい感じ。鍾乳洞の周りで、包丁を売られても・・・
それに、食堂がやる気ないのはよくない!やはり、見る・知る・「食べる」が満たされないと観光はだめでしょう。
ここのあたりは、わが町の観光関係の方も頑張っていただきたい感じですが・・・
夜に、新京橋プラザ近くのこちら(食べログリンク)で食べた料理はたたきをはじめ、とってもおいしかったので、高知の料理のポテンシャルはとても高いと思うのですが。
高知で食べると言えば、カツオのたたきでしょう。
先ほどの店でもたらふく食べましたが、久礼(くれ)の大正町市場にも行って食べました。
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カツオのたたきだけじゃなく、ウツボのたたきも食べました。ささみのような感じであっさり、でもコラーゲンたっぷりっぽい味です。
さて、高知観光の定番、桂浜。
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坂本竜馬の銅像で記念写真を撮り、アイスクリンを食べます。うまいっ!
「にっぽんの夜明けぜよ!」
坂本竜馬の記念館もありますが、行こうと思ったら、車が大混雑で駐車できずあきらめ。朝早めの訪問が必要ですね。
桂浜には、水族館もありますが、こちらの水族館、手作り感があふれる感じですが、すごくおすすめです!
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ペンギンもいるし、アシカショーなどもありますが、特筆点は、高知の料理屋さんで出てくる魚(ウツボなど)の展示解説が、土佐弁で、独特の視点でされていて、とっても面白く、勉強になるのです。
みなさん、桂浜に行った際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
大きな博物館にはない工夫がそこにはあります。
知る・・・もう一つ。
土佐和紙の博物館(こちら)にも行ってみました。
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和紙の作り方が勉強できて、和紙の紙漉き体験(はがきを作ります)もできて、和紙の製品をいろいろ購入もできます。
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紙漉きは、最初に練習して、その次本番です。
お土産屋さんでは、和紙についての本や、手すきの和紙で作ったメモ帳を購入しました。
近くの仁淀川では、泳ぐこともできます。
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魚がたくさん泳いでいる中で水遊びしました。高知に行った時期が遅かったためか、海ではクラゲに刺されてさんざんだったのですが、川はそんなこともなく、気持ちよく泳げました。でも、流されないよう安全には十分に注意して。
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