夏休み帰省-見る・知る・遊ぶ・食べる

高知は久しぶりに行ったので、かなりタイトスケジュールでいろいろなイベントを詰め込みました。
旅行といえば、見る・知る・食べるでしょう。
見る・・・
龍河洞に子供の時以来行ってみました。
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鍾乳洞です。
暑い夏でしたが、洞窟の中はひんやりして涼しいです。。。と思ったら、水が涸れていて、上の方は、中を見て回る人の熱気のせいか、結構蒸し蒸ししてました。
入口近くに、とっても昭和な雰囲気の博物館、珍鳥館、食堂、土産物屋がありますが、うーん・・・・
何ともコメントのしにくい感じ。鍾乳洞の周りで、包丁を売られても・・・
それに、食堂がやる気ないのはよくない!やはり、見る・知る・「食べる」が満たされないと観光はだめでしょう。
ここのあたりは、わが町の観光関係の方も頑張っていただきたい感じですが・・・
夜に、新京橋プラザ近くのこちら(食べログリンク)で食べた料理はたたきをはじめ、とってもおいしかったので、高知の料理のポテンシャルはとても高いと思うのですが。
高知で食べると言えば、カツオのたたきでしょう。
先ほどの店でもたらふく食べましたが、久礼(くれ)の大正町市場にも行って食べました。
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カツオのたたきだけじゃなく、ウツボのたたきも食べました。ささみのような感じであっさり、でもコラーゲンたっぷりっぽい味です。
さて、高知観光の定番、桂浜。
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坂本竜馬の銅像で記念写真を撮り、アイスクリンを食べます。うまいっ!
「にっぽんの夜明けぜよ!」
坂本竜馬の記念館もありますが、行こうと思ったら、車が大混雑で駐車できずあきらめ。朝早めの訪問が必要ですね。
桂浜には、水族館もありますが、こちらの水族館、手作り感があふれる感じですが、すごくおすすめです!
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ペンギンもいるし、アシカショーなどもありますが、特筆点は、高知の料理屋さんで出てくる魚(ウツボなど)の展示解説が、土佐弁で、独特の視点でされていて、とっても面白く、勉強になるのです。
みなさん、桂浜に行った際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
大きな博物館にはない工夫がそこにはあります。
知る・・・もう一つ。
土佐和紙の博物館(こちら)にも行ってみました。
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和紙の作り方が勉強できて、和紙の紙漉き体験(はがきを作ります)もできて、和紙の製品をいろいろ購入もできます。
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紙漉きは、最初に練習して、その次本番です。
お土産屋さんでは、和紙についての本や、手すきの和紙で作ったメモ帳を購入しました。
近くの仁淀川では、泳ぐこともできます。
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魚がたくさん泳いでいる中で水遊びしました。高知に行った時期が遅かったためか、海ではクラゲに刺されてさんざんだったのですが、川はそんなこともなく、気持ちよく泳げました。でも、流されないよう安全には十分に注意して。
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夏休み帰省…建築めぐり

昨年夏は、我が家がちょうど竣工したタイミングで、夏休みはひたすら引っ越しなどの準備に明け暮れて旅行はできませんでしたので、今年は少し時間を取って、兵庫県の実家に帰省するついでに、父の故郷である高知へ行ってきました。
兵庫県にはいつも車で帰省しています。
今回は渋滞しないタイミングで帰省したつもりでしたが渋滞は避けられませんね。。。
兵庫県の実家ではもっぱら昼はプールに子供を連れて行き、自分もついでに泳いで、夜は、肉・魚とビールを食らう毎日でした。
高知へは、瀬戸大橋を通って行きます。
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我が家は、叔父の設計で建てたのですが、高知は父の故郷でもあり、そのためか、叔父の設計の建物がいくつかありますので、見てきました。
その1
祖父の家で1974年竣工、1975年の新建築などに紹介されているもの。
今も住んでいるので、竣工時と違ってかなり生活感のある住まいに変化していました。
今も住んでいるので竣工時の写真で紹介。
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外から見たところ。大きな特徴は、家の南側に大きな窓がついていて、窓の左右に開く木製の雨戸(ガラリ)が1Fと2Fが繋がった1枚ものであるということ。
この雨戸とてもかっこいいものですが、今はありません。2F分が繋がった雨戸は非常に重いものだったことを覚えています。それと、南側が非常に広い窓で日射がたくさん入る一方、風のぬけがそれほどよくないので、2Fが非常に暑い建物であったことを覚えています。
この写真では、周りは何もありませんが、今では周りに家が立ち並んでいてずいぶん印象が変わっています。
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内部は、大胆なスキップフロア構成。2Fに上がる階段は、キャンティで、コンクリ打ちっぱなしの壁から階段が生えています。2Fのフロアとは、完全に仕切りなしで吹き抜けでリビングとつながっています。
床面積が88平米しかないとは思えない広さを感じさせる建物です。
この建物は、私が生まれて最初に出会った「現代建築」です。
そこらへんの建物番組で紹介されている建物のような俗っぽさ加減がなく、かなりアバンギャルドな建物で、ここに住んでいた祖父は大変だったのではないかと思います。が、自分の家を建てた、その後にこの建物を見ると、これはこれでアリではないか?という印象を持ちました。
その2
これはもっと最近の建物で「新京橋プラザ」といい、はりまや橋の近くにあります。
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前は、イベント会場的に使われていたと記憶していますが、今は、商店街のアンテナショップになっているようです。
建物は、土佐黒潮を泳ぐ、「くじら」のイメージ。
アンテナショップになってからは2F部分は使われていないのが残念。
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くじら、のイメージなので、とっても動的な建物なのですが、建物の使われ方は、そんな意図は無残に蹂躙されてしまってます。。。
やはり、建物は、引き渡された瞬間から、ユーザーのもの。。?
というわけで、帰省のついでの建築めぐりについてでした。