比抵抗探査

先日の表面波探査に引き続いて、11/23に比抵抗探査をやってみました。
これは、井戸を掘ろうかなと思っているので、帯水層の深さを知れればということです。
電極は、アース棒。バッテリーで地面に電流を流し、その電流を測ります。
8本のアース棒で、地面にできた電位差を計測し、抵抗=電位差/電流というような理屈で地下の抵抗値を調べ、抵抗の低くなっているところが水の流れているところ、という感じです。
理屈は、そうなのですが、実際が結構大変です。
まず、電極を埋め込んで線を張りましたが、線はお金をケチって、LANケーブルをばらしたものを使いました。LANケーブルは20mで1000円ほどで買え、1本買うと8本の線が中に入っているので大変オトクです。と思って、LANケーブルを買って線をばらしてみたのですが、これが大変。
中の線は全部よじってあるので、その、よりを外すのが大変なのです。一応事前準備で4組の線まではばらしておきましたが、現場で3m間隔のアース棒に1組の線をつなぐのによりをまた一部外さなければならないのですが、こいつがえらい時間がかかる作業で、現場で作業しているうちに日が落ちてきて、用意ができたころには周りが暗くなり始めていました。
天候も日が落ちるタイミングで曇りから雨に。冷たい風が吹き始めて、「あー、もうすぐ雨が降る。。。」と思いながらの、配線作業で疲れてしまいました。
一応バッテリーを使って電流を流してデータをとってみましたが、そんな感じで焦ってデータどりをしたので、どうもデータの内容がおかしい。これはもう一度仕切り直しが必要そうです。電流を流すのは快調で、12Vを流して30mA程度流せました。
そんなこんなでさんざんな休日作業でしたが、我が家の敷地の隣では基礎の工事がすでに始まっていました。2月あたりには竣工予定とのことで、うちはまだまだです。。。というような話や、お隣さんのところの敷地調査の状況や結果、また、この地域の地質について、現場の方(基礎屋さんだと思います)と話ができました。お隣のところは、地山が出ていて、透水率の低く、固い山がでているので、工事が大変そうです。うちのところは少しそれよりはやわらかそうで、関東ロームが乗っていますが、アース棒を打ち込むのも少し苦労する程度なので、まあ、大丈夫でしょう。