おはなしポケット リクエストボックス完成

小学校での絵本の読み聞かせボランティア「おはなしポケット」に妻が参加しているのですが、読んでほしい本のリクエストを投稿するポストを作ってほしいと言われたのが夏前。

ようやく形になりました。

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これは小学校の図書室の腰高の本棚の上に置くのが想定のものですが、リクエストのフォーム用紙や、リクエストを書くときに必要な鉛筆も一緒に置いておけるものにしました。

CNCルーターを使って材料の切り出しをしましたので、「おはなしぽけっと」とルーターで文字を彫ってみました。文字は、0.4mmのVカッターで1mm深に切り込んでいますが、それだけでは非常に線の細い字になってしまいますので、0.5mm程度内側にもう1本切り込みを行うようCAMコードを作成して文字を彫っています。

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後ろ側には、リクエストが溜まる引き出しが見えています。
引き出しの箱は、ダイソーで売っている100円のMDF合板を接着剤で接合して作りました。
設計の途中で、金物を一切使わないことにしたので、引き出しの取っ手は、指がちょうど入る大きさの穴をあけて取っ手としました。

箱全体は、釘・ねじなど使わずに組立てています。子供が触るものなので、釘を使うと何かの拍子で引っかけたりするシチュエーションが起こる恐れがあるかなと思いましたので、木ダボは使いますがそれ以外は、接着剤を使った張り合わせだけで構成しました。

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張り合わせだけで作ろうとすると、難しいのが、斜めの面の接着です。
こんな感じで、斜め材を切り出した余りの材で、斜めの面をクランプするための治具を作り、さらに斜めの面が滑らないように本体をうまくクランプで拘束することが必要です。

吊戸棚の作成に使った合板の余りだけを使って作成することを目標にしましたので、木口は残念ながらテープが余っていなかったので木口テープを使った処理はしていません。設計上、なるべく木口が見えにくいようには配慮して設計をしてみたつもりです。

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塗装は、これも吊戸棚を作った時に使用したワシンのウレタンニス(透明クリヤー+艶消しクリヤー)の余りで塗っています。塗装は、簡単に2回塗り程度で済ましています。
これを作っているときに気が付いたのですが、このウレタンニスの塗膜はとても丈夫で、サンドペーパーをかけてもなかなか塗膜がはがれません。素晴らしいニスだと思います。

太陽熱温水器 不凍液に交換

太陽熱温水器は夏に稼働させたので、当初は循環の熱媒体に水を使っていました。これは故障などがあるかもしれないので、いきなり不凍液で動かすのは何かあったら不凍液がもったいないということからでした。

調子よく4か月程度稼働したのですが、これから季節は冬に向かっていきます。温水器は、太陽から熱をもらうわけですが、夜間は、逆に宇宙空間に熱を集熱板が放射することもあり、気温よりも晴天の場合集熱配管が冷えます。そうすると、水だと凍結して銅管が破裂したりしてトラブルとなりますので、最近急に朝晩が冷え込むようになりましたので、忘れる前に熱媒体を不凍液に交換しておくことにしました。

使用した不凍液はこれ。
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プロピレングリコール37%+防錆材とのことで、-20℃までOKとのことです。

これを集熱系の配管に循環させてやるわけですが、あらかじめ温水器に組み込んである熱媒体交換用の配管を使って、温水器のポンプを使って入れ替えてやります。
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じょうごが見当たらなかったので、ペットボトルと散水ホースをビニテでつなげて大容量のじょうごを作りました。これがないと、不凍液がポンプを回すと吸い込まれていきますが、空気を配管に混ぜる結果になったりしてよろしくないです。

不凍液は真っ赤に着色されているので、これが排水側のバケツに出てくるまでじっくり待ちます。
15分もかからず交換終了。7~8リットル程度配管には入っているようです。10リットル不凍液買ったので半端に余ってしまった。

これで冬も安心かな。

切削条件の表

エンドミルで切削するときの条件は相変わらずよく理解していませんが、図書館で借りた、「フライス加工基礎の基礎」という本の表から、私の使いそうなエンドミルと素材について条件を下の通りまとめておきます。

    切り込み1mm (溝)について (切り込み量にFは反比例)

  1. アルミ合金 切削速度 50-80 m/min (HSS) 90-140 m/min (超硬)
    • 径3mm HSS 2枚刃エンドミル F=610~976
    • 超硬 F=878~1366
    • 径6mm HSS 2枚刃エンドミル F=1215~1944
    • 超硬 F=1749~2721
  2. 黄銅  切削速度 35-40 m/min (HSS) 50-60 m/min (超硬)
    • 径3mm HSS 2枚刃エンドミル F=185~212
    • 超硬 F=212~254
    • 径6mm HSS 2枚刃エンドミル F=371~424
    • 超硬 F=424~508
  3. 炭素鋼 S45C 切削速度 25-30 m/min (HSS) 35-45 m/min (超硬)
    • 径3mm HSS 2枚刃エンドミル F=95~114
    • 超硬 F=106~136
    • 径6mm HSS 2枚刃エンドミル F=190~228
    • 超硬 F=212~273

CNC 集塵システムを考える

CNCルーターの切り屑の掃除に困っておりまして、今、集塵を試行錯誤中です。

集塵ホースのアタッチメントをこの間半分切削しましたが、もう半分を同じように木から削り出して、CNC本体に取り付けてみました。

こちらがその状況
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ホースは最終的には、掃除機に繋いでいます。

掃除機は、弱運転で動かしてます。標準運転だと、途中の洗濯機の排水ホースが負圧で縮んでやばい感じ。

集塵のテストということで、木のポケット加工をして様子を見てみました。
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木の切削での集塵テスト(動画)

エンドミルから弾き飛ばされる木屑が一定数あるようで、そのようなものは収集できていませんね。
切削場所のポケットなどに木屑が溜まることは防げているようで切削の様子がよくわかるのはいいですが、もう少し欲張ってちゃんと切り屑が収集できるようにしたいところ。

スカート状のものをホースとスピンドルの間に設置するのがいいかなあ。

耕うん

この夏は、オクラばかり食べてましたが、さすがにもう株が古くなってしまって、未だにオクラはなっていますが、実が固くてあまりおいしくありません。

今日、オクラ畑を片づけて菜園秋の陣の準備をしました。

オクラを全部抜いて、雑草をひき、耕うん機で耕しました。

耕うん機を春先に使用してから、屋外に放置していたら、今日エンジンかけようとしたらかかりません。

どうも、吸気系がうまく混合気を作れていない感じ。

あれこれやっていたら、一応かかりましたが、スロットルの調整がうまくいっていないし、耕うんを始めたのですが、負荷が大きくなった時にスロットルのフィードバックがうまくいっていないようで、エンストしてしまいます。

だましだまし耕うんをして、鶏ふん15kg*3 を撒き、苦土石灰を撒いて耕うん。
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来週種まきかな。

耕うん機の整備やらないとだめだなあ。