豊島岡を受ける

昨日、雪の降る中を池袋の豊島岡から徒歩5分のホテルに受験生プランで前泊をしました。大妻多摩からの電車が非常に混んでいて、帰宅の会社員の皆さんのピリピリした雰囲気で、娘が困惑した顔になっており、私も大荷物で疲れ切っての宿到着でした。

とっても近くのファミレスで食事して、ホテルに戻り、加湿器をセットしたり、お風呂を入れたり準備をしながら、娘は「豊島は計算がだいじだから!」(本当かどうかは知りません)と言って、日能研の計算と漢字の計算問題3ユニットを連続全問正解したら今日は寝る!と宣言して、計算を始めました。家で朝やっているときは、たいてい我が娘は間違いますが、昨日の夜は疲れた体にも関わらず、気力は充実しているのか、一発で3ユニット分連続全問正解してました。計算問題が終わったら、お風呂に入って、9時ころには床につきました。いつもは、寝られない~とか言ってるんですが、さすがに今日は疲れていたようで30秒ほどで寝ちゃってました。というわけで、大妻多摩の合否がWebで夜10時に発表だったのですが、それは親だけで確認しました。

親も、2/1の2回の受験の引率(過酷!)で非常に疲れていたのですが、不安な気持ちがあるのか、夜中に何度も目が覚めてあまり寝られませんでした。

次の日は、5時に起こそうと思っていたんですが、娘がとても疲れて寝ていたので、5時半まで起こすのを待ちました。5時半から、起こして、着替え、娘はまた、計算を2ユニットやり、そのあと、受験の荷物の確認をいつも通り行いました。

朝食は今日もホテルのバイキング。6時半からとりました。のんびり食べていたら、気が付いたら、7時10分。豊島岡は、集合が8時10分と少し早めだった、と思って、いきなり焦って、「じゃああと10分で用意して出発!」と宣言して、のんびり食べている娘に発破をかけました(あんまり慌てて食べない方がいいんですが、遅刻したら親サポート失格とか思うとどうしても・・・)。

それに外を見ると、雨が雪に変わっている!ということで、急遽用意していた防寒靴(このために、大荷物になっているようなもの)に変更して慌てて出発しました。

徒歩5分のところに宿泊してたのに何でこんなに慌ただしくなっちゃったかなあとか思いながら、豊島岡の正門への道を急ぎました。豊島岡は受験者が非常に多いので、警備員さんが「立ち止まらず門の中に入ってください!」と連呼する中、日能研の先生方との握手もそこそこに、学校の門に入り、親も子も上履きに履き替えるところで、娘とお別れです。今日は、昨日のフェリスの試験の反省を活かすようにと一言声掛けをして、送り出しました。でも、娘の方から、「問題に向き合うんだよね」と言っていたので、大丈夫と思っておくりだしました。

親は、試食室(?)のきれいな部屋で、待機です。試験開始前には、豊島岡の先生が、「予定通り試験を開始します」とご挨拶にみえ、その後(前?)、放送で志望校アンケートの説明が流れました。明の星などもそうですが、併願者が多い学校では、アンケートが動向推測のためにとっても大事なのでしょうね。あとから知ったのですが、今回は、受験者も1100人程度とかなり増えているので、併願校がわからないと予測が難しいでしょうね。

試食室の控室は、机も広いし、部屋の空調もちょうどいい温度で、非常に快適に過ごすことができました。トイレもさすが女子校、トイレが(女子トイレはわかりませんが!)非常にきれいです。他の控室もどれも快適そうな感じですが、私は前泊のホテルのチェックアウトをしないといけないので、あとは妻に託して、豊島岡をでました。チェックアウトしたあと、今度はフェリスの発表が1時からありますので、横浜に移動です。雪の影響で電車の遅延等もあり心配でしたが、横浜には大過なく到着することができました。東京では雪が降っていたんですが、横浜では降っておらず、ぱらぱら雨。気温も心なしか暖かめ。やっぱり東京と横浜はちがうなあと感じました。横浜って結構のんびりした感じです。

あとで、妻から聞いたところによると、娘は、豊島岡の試験の後、「できなかった・・・」と電車の中でエンエン泣いていたそうです。父の前では、しっかりした風を見せていることが多いのですが、母の前では、不安な気持ちが素直に出せるようです。

今日の豊島岡の発表はまだ(7時ころ?)ですが、明日も豊島岡を出願しているので(うっかりが怖いのであらかじめ3回分全部出願しておきました)、帰宅して明日に備えて娘は寝ています。振り返りをした方が良いと思うのですが、起きてこれるかなという感じです。今日は全力を尽くしたとは言っているんで、相当疲れていると思います。娘、ゆっくり今は休め。父も明日の朝早いので寝て体力回復しなければ。

フェリス・大妻多摩を受ける。

我が家は、2/1入試の前泊をしました。ちょっと前に雪の予報があったというのもあるし、朝起きるのがつらい、というのもあるし、渋幕を受けたときの前泊に娘が味をしめた、というのもあると思いますが。とにかく前泊です。

父としては、まあ、寝坊リスクが減るのはいいけど、慣れない環境で寝られなかったらどうしようとか、食事が口に合わなかったらどうしよう、とか、他のリスクはありますよね。

それと、2日間前泊を我が家はしますので、荷造りしたら、結構大きな荷物になってしまって、父親の体力的に大変だー、まずい、と荷造りしたときに思いました。(娘は荷物量変わりませんが、Nバッグ等はもちろん本人に運んでもらいますよ。)

前日昼出発、ホテルにチェックイン後、学校の下見に行き、徒歩の時間を計測。

ホテルでちょっと勉強をした後、元町中華街のサイゼリヤで夕食をとりました。このあたり、ファミレスとか気軽なのがあまりないです。

サイゼリヤで食事したあと、帰りに、マリンタワーに登ってみました。ずっと前に夫婦で近所をお散歩したときは、高さの割りに値段が高ーいって思って、行かなかったのですが、何かリニューアルをした後っぽかったので、一度は行ってみようということで、登ってみましたら、夜景がとっても綺麗でした。昼はわかりませんが、夜はいいですね。受験前日に行くところかはわかりませんが。

ね、きれいでしょ?

ちなみにフェリスは夜なのでどこにあるかわかりませんでした。

ホテルに戻った後は、また少し勉強をして、寝ようという話ですが、1/31は皆既月食があるので、それを見よう!ってことで、少し夜更かし。

ホテルの部屋からは、皆既になったら月の高度が高すぎて見えませんでしたので、一度ホテルの外に出てみました。娘は皆既月食を見たのは初めてみたいで結構感動してました。私は、今回の皆既は結構暗かったなと思いました。

スマホで苦労して親子で撮影を楽しみましたが、ホワイトバランスを考慮するのを忘れていたので、実際はこれよりもっと緑暗かったです。

というわけで、月食を堪能して就寝。

2/1の朝、起床。7時からホテルの食事でちょっと遅めでした。

元町の朝の静かな商店街を早足に抜けて、フェリス坂の階段を大荷物をもって娘と上ったら、足がめちゃくちゃ疲れた。皆さん同じペースで階段を登るので、途中で一人だけ休憩できません(同調圧力に弱い私)。

講堂の前で荷物を再確認して娘とお別れです。「頑張ってくる!」って明るくハイタッチしたんですが、今から思うと娘は緊張していたんだと思います。

私は控室でいつも通り仕事に励みました。

というわけで、試験が終わり、面接が終わる13時過ぎになって、面接のグループで終わった順で出てきましたが、一言で言って「覇気のない顔」って感じでした。うーん。これまで3回受験したけど、こんなに元気のない娘は初めて見た。聞いてみると、理科とか時間が足らなかったり、いろいろ、ということで、感触が悪い様子。まあ、これまでで一番しっかり問題に向き合ったと言っていましたので、頑張ったんだと思いますが。

とはいえ、これから、午後受験に移動で、のんびりしている暇はありません。乗り換えをスマホでチェックして、さっさと坂を降りました。行きはフェリス坂の階段を使いましたが、帰りは元町中華街から乗ることにして、汐汲坂のあの急坂を転げるように下りました。

午後受験の大妻多摩までは、かなり大変です。想定はしていたけど、想定以上に疲れた。武蔵小杉で、南武線乗り換え、登戸で小田急線乗り換え、新百合ヶ丘でさらに乗り換えで終点の唐木田まで行きます。大妻多摩に着いたのが15:06でした。

幸いに、まだ雪にはなっていませんでしたのでよかったです。雪で電車スケジュールが混乱していたら到底時間には間に合わないな、と思いました。

感覚的には、唐木田からキャンパスまでの歩きは、フェリスから元町中華街までや、登戸や、武蔵小杉での乗り換えより楽な感じ。フェリスの坂を下って食事してまた階段を上るのがしんどいので、私は昼食を食べずにいたんですが、道中途中で食べようと思っていた食事も、娘がお腹が空いたと言ったので、あげてしまい、結局大妻多摩で娘を送るまで、昼食が食べられなかった。

娘を送り出した後、大妻多摩の生協が空いていたので、買って食事ができたのでとてもありがたかったです。

そして、あっという間に、17:30の試験終了(途中控室に入試問題が張り出されました)。娘と合流、一緒にリラックスして、唐木田駅に下りていきました。ほっとしたのですが、2日目の前泊が東京方面なので、登りの小田急に乗ったら、これがまた混雑していて大変でした。大荷物で帰宅ラッシュはつらい。でも何とかホテルにたどり着いて、夕食も食べられましたので、ようやくほっとしてこれを書いています。

明日も受験。娘頑張れ。親は祈ることしかできない。

 

鉄緑会のチラシを拝見

神奈川・東京の中学入試ももうすぐで、荷物の準備をしています。

荷物の整理をしていると、渋幕の校門で配っていた鉄緑会のチラシがカバンから出てきましたので、ちょっと読んでみましたので、その感想とか。

講師が多い。足し算すると239名?かな。徹底的に医学部中心の講師陣なんだけど、卒とか、院生とかはほとんどいないですね。よく考えたら、東大受験塾なんだから当然か。卒業するぐらいになったら、もう大学受験のことなんて忘れちゃうもんね。というか、そういう意味では、駒場在籍中(理III)の方がいいような気がするのですが、そうでもないのかな?III類は学年90名程度だから、本郷在籍中は4か年ということで、360名程度医学部生が居るわけですが、鉄緑会講師がこのうち1/3程度ってこと?だから、結構割合が多いですよね。医学部入ったら、「君もやんない?」って感じでお誘いが来るバイトって感じでしょうか。

合格実績を見ると、東大と国公立医学部を合わせて560名程度。在籍生徒数が合格率はわかりませんが、100%として、560名*4学年ぐらいが居て、それぞれ2科3万円程度を受講しているとすると、1箇月の売り上げ7000万ぐらい?

講師に全部払っているとして、一人当たり29万。も払っているとは考えにくいけどね。たぶん講師1名あたり、週1、3~4時間で時給1万円で月に16万ってところ?

なんか、下世話な推算をしてしまいましたが、やっぱり、若くて勉強熱心な子たちに自分の経験を伝えられる、時給の良いバイト、というところでしょう。チラシのあおり文句も、とにかく東大受験にフォーカスしていますね。カリキュラムの説明を見ると、中学受験のメソッドとほとんど同じです。つまり、先取りとスパイラル学習。

読んでいて、特に印象に残ったのが、「有名校に通う諸君は、~大いなる可能性を手中にしています。しかし、現実には、~開成、筑駒、桜蔭といった学校でも、東大現役合格率は3割程度にとどまっています。」というところ。これ、東大生の心の叫びだね。6年生たちが中学受験の勉強しているさまを見ていると、みんなどこの大学でも合格しそうな感じがするけど、中学入ったら、のんびりしちゃうよね。でも、それが当然よね。

娘の中学受験直前に、そんなことを思いました。チラシをくれたお兄さんありがとう。

渋谷幕張を受ける

いやー、今日は雪で大変でしたね。試験終了までドカ降りしていなかったのは幸いでしたが。

我が家は遠いので、昨日の午後家を出発して、幕張のホテルに前泊しました。今日の雪のことは気になりましたが、タイヤチェーンを積み込んで車でホテルに行きました。予報では、今日の午後からということで、試験後に頑張ってなんとか帰ればそれでいいかなってことで。

ホテルはほぼほぼ中学受験前泊専用?って感じで、Nバッグ持った小学生がたくさんいましたね。

部屋には、空気清浄機もついていたので、加湿しつつ過ごしましたが快適でした。加湿器は、ちょっとホテルの部屋には能力が足りないようで、加湿機能を使っていましたが、湿度は30%程度という数字が表示されていたので、何か追加の対策が必要そうでした。ホテルのお風呂は、いつも出張などで使うときはシャワーのみですが、昨晩はお湯をためてゆっくり温まりました。また、自分でも少し持っていきましたが、ホテルでお蜜柑を用意してくれていたのはありがたかったですね。

前泊の問題と言えば、食事が外食になるので、栄養バランスが・・・という問題はあると思います。昨日は娘の希望でパスタを食べに行きましたが、個人的には鍋とかをいただきたかった。

それから、部屋には机があったのですが、ライトが貧弱でこれは何かデスクライトを持っていけばよかったと思いました。夜はそんなわけで、ご飯を食べたらさっさと風呂に入って床に就きましたが、早すぎて寝られない・・・結局、ダーウィンが来たと西郷どんを続けて親子で見てしまいました。

朝、起きたら、着替えて娘のお昼のお弁当の準備をしました。我が家は、お湯が沸けばできる内容ということで、お粥(フリーズドライ)、フルーツ2種、ゼリー、チーズという謎なメニューでした。

当日の朝の食事ですが、朝食開始時間が15分繰り上げられていて、しっかりと朝食をいただいてから、ゆっくりと歩いて学校に向かうことができました。

日能研の応援は、他の塾と違って、学校の裏手のスペースですが、ゆったりと応援の先生とお話もできましたので良かったと思います。それに、当日、かなり冷たい風が吹いていたんですが、ちょうど高速道路や木の陰になっているためか、応援場所は風もなく暖かく、日能研グッジョブって感じでした。正門から入ったところには、浦和明の星と同じくらいの人数の塾の応援団が並んでいたんですが、渋幕の通路は明の星よりは狭めなので、通行の妨げに正直なってしまっており、どうにかなんないかな?という印象。

受験3回目になると、慣れたのか、娘はいつも通り、「がんばってくる」と一言残して学校に行ってしまいました。私は、今日も控室で、たまった仕事を片付けまくりました。控室は、誰にも邪魔されず、静かで仕事を進めるのにとてもいい環境です。控室で、仕事を片付けた後、ホテルのチェックアウトをして、車を市営の駐車場に入れました。近所のビルのアトリウムで少し仕事を進めた後、昼食をいただき、再び渋幕の控室(講堂)へ。試験終了前には、たくさん人が集まっており、講堂の入口や、その外、そして、門の外側まで保護者であふれかえっていました。

我が家は、割合早めの受験番号を取っていたので、それなりに早く出てきました。試験終了時にはまだ雪は降っていませんでしたが、降雪が激しくなる前にできるだけ帰宅したいと思っていたので、急いで駐車場に戻り、帰宅の途に着きました。

試験の方は、娘は、しっかり問題に向き合うことができたと言っていましたので、合否は娘の実力を反映したものになっていると思います。とにかく、一生懸命頑張れたことを喜びつつ、家路を急ぎます。天候が気になりますので、車内でラジオを聞くと、今日は通常国会招集日で国会中継していました。散会の時の掛け声、謎で面白い。

途中、東京都に入ったあたりから雪が降り始めましたので、路面に雪はありませんでしたが、PAで慣れない手つきでチェーンを着けました。あとから考えると、これを急いでやっておいて本当に良かった。というのも、この後急激に雪が積もりだし、途中首都高3号線を通り抜けた直後に、首都高3号線が通行止め、そして、東名を降りる時には、東名高速も通行止めになっており、料金所でUターンする車で渋滞が始まっていました。

渋幕を出発したときには、塾に寄って振り返りしよう、なんて話をしていましたがとんでもない甘い見通しでしたね。結局塾は今日は休校。

また、帰宅前に近所のスーパーで買い物をして帰りましたが、雪のためお客様少な目。

今晩は、簡単に準備ができるすき焼きにしました。

娘は、風呂に入った後に、再現答案をつくって少し勉強してから寝ると言っています。

渋幕を受験された関係の皆さま、大変お疲れさまでした。

Web出願あれこれ

昨日は東京の中学校の出願開始日でしたね。

我が家も複数の学校の出願をしましたが、東京の学校に関しては全校Webからできました。簡単なんですが、各校ちょっとずつ違いがあったりして、なかなか一筋縄ではいきませんでしたのでメモとして残しておきます。

・複数出願のワナ

ある学校は、複数回出願できるので、1/20に複数回出願をしましたが、各回別々にしか出願できません。出願は別なんですが、受験料の支払いはまとめてできるとのことで、受験料はまとめて支払いできると要領にありましたので、まとめて1回で支払いをしようと考えていましたが、いざ出願してみると、頻繁に「データベースエラー」というのが出て、ちゃんと登録されているのかはっきりしない状況でした。何度もサイトをログオン・ログアウトしながらなんとか出願登録をしましたが、不安でならないので、結局都度受験料の支払いを別個にやることになってしまいました(なので、学校の言うように、まとめてお支払い可能?かは不明・・・)。

クレジットの手数料、結構かかるので、ちょっとお金がもったいないなーなんてケチなことを思いつつ。。。

・mirai compassのワナ

他に書かれている方もいらっしゃいますが、前に説明会などを妻の名前で登録をしていると、出願時の出願保護者が妻の名前になる学校がありました(基本、mirai compass の学校はみんなそうなのかも知れないけど、不明)。さっさと出願したかったのと、変え方がよくわからなかったので、まあいいや、ってことで出願しましたが、支払いは父親のクレジットカードでしましたので、途中で出願手続きが進まなくなったりしたら困る・・・と心配しながらの出願手続きでした。

・1/20 より前?出願のワナ

ある学校は、1/10から出願登録がWebででき、受験料の支払いもできてしまうシステムでした。受験票だけは、1/20から出る仕組みですが、出願登録は最後まで行ってしまうので、実質的には1/10から出願のように思えます。これも、出願サイトに登録作業をし始めて初めて、あ、そうなんだ・・・と気が付く系の話でした。埼玉受験校のWeb出願では、事前入力は途中までしかできなかったので、あれあれあれ?って感じです。

出願登録をしたら、確認票の受付番号が見られるのですが、そこの番号と、受験番号は一致していなかったのですが、受験番号の方が少し早かったので、受験料を支払った順で受験番号が出ているのかもしれません(あくまで推測)。