中学受験ブログ

ここのところ、私の記事は、娘の中学受験の話ばっかり、になってますね。もともとこれは、自邸の建築とか、自分が好きなDIY・工作的な話とか、記録を残しておかないと忘れちゃうよな、って思うことのうち、「職業上のこと以外」のことを書くのが目的で始めたので、娘の中学受験のことも、もっぱら、「記録」的な考えで書いています。実際に最近は、仕事のほかは、ほとんど、娘の中学受験のことで一日が終わってしまうような感じなので、私の実情を表しているのではないか?とも思います。

他の、中学受験にかかわる皆さんのブログには、どちらかというと、心情的なことが書かれていて、読んでいて参考になる、というよりは、気持ちの共感だったり、中学受験の保護者の皆さんの、心の交流的な場になっていると思うのですが、私のは、そもそも自分の備忘録というか、独り言的なかたち、だし、そういう気持ちの表現は私にはムリ、という気持ちもあります。

小学校の作文の時間、みんながさっさと書き上げる中で、自分は何を書いたらいいかわからなくって、全くの白紙だったのですが、先生に「あったことを書けばよい」と言われたとたん、あっという間にたくさん書けた、っていう、今でいう「発達障害」的な子どもだったのですが、それは今もあまり変わらないのではないか?

そんな感じなので、これからも、もっぱら事実の記録を目的として書いていきたい、って思っているのですが、一方で、来る2月1日からの数日に私の娘と、私に起こることを素直にこの場で記録できるんだろうか?って恐れもあります。ただただ、ありのままを書けるような気もするし、全く書けず、中学受験のことだけでなく、このブログ全体を止めてしまう原因になる可能性もあるのかななんて思いつつ・・・

私はどうなるかはわかりませんが、他の小6の中学受験生の親の皆さんのブログを読むのが、ややもすると息の詰まりそうな受験サポートの中で私の心の安全弁になっているので、どうか皆さんブログやめないで続けてください(できれば)と思っております。

全国公開模試 11/5 結果

日能研ってすごいね。模試の結果が翌日には出るんだから。。。このことを活かして、振り返りを早めにやりましょうね、ってことで、私が帰宅したときには一応算数の振り返りは終わってたみたい。算数は娘の苦手教科なんですが、若いって素敵よね、恐れを知らず、今回はゴールドマスタークラスに入りたい、って思って取り組んでいたようです。残念ながら、そのようにはならなかったのですが、ああ、だからすぐに算数振り返りしたいって言ったんだな、と合点がいくとともに、こんな娘にどうか神様微笑んでください!と願う父でした。

一方、娘は今日結果が出るまで言わなかったのですが(本人も自覚していたからだと思う・・・)、社会が悲惨だったようです。カリテでその予兆はあったのですが、このままではまずいです。

結果

得点率

理科>8割>国語>4科>7割>算数=社会>6.5割

で、

偏差値

理科>国語~65>4科>算数>60>社会~ 50

でした。前回と比べると、理科、算数があまり偏差値は変わらず、国語と社会がどちらも偏差値-10近く変化、で安定しません。まあ、国語は前回が不相応に良かったので、しょうがないとして、問題は社会です。カリテでも成績が落ちてきていたのですが、対策を特に講じなかった結果こうなってしまいました。これはもう、メモチェなどをしっかりやっていないのが一番の問題だと思います。みんながやっていて娘がやっていないことは、できない、というごくごく当たり前の話で、成績って本当に嘘をつかないな、と思います。

ところで、この模試は、「合判」ってなっていますが、ここのところ、過去問演習をやっていると、この合判で出される判定(=4科偏差値)と、過去問演習の結果から感じる距離感が必ずしも一致していない感じがします。学校ごとに出題傾向とか、問題の出し方が違っているので、娘の指向性と合うかどうかで過去問演習の結果がかなり学校ごとに違っていて、しかもそれは、R4偏差値と娘の偏差値の違いから想定される距離感と必ずしも一致しないように思いました。偏差値はあくまでポテンシャル的な指標で、如何に過去問研究と対策をやるかで、合否が分かれるだろうな、と思いました。

明日は、学校別SOの結果も出るし、模試ざんまいですな・・・ガンバ。

全国公開模試 11/5

今朝も早起きして全国公開模試に娘を送ってきました。会場は、慶応の日吉校舎。難関校日特の関係で、公開模試の会場が決められていて、前回の模試も、同じ会場でしたが、前回は私は出張のため、妻に娘の付き添いをお願いしていました。慶應日吉での模試は、実は、ごく個人的に楽しみにしていました。それは、はるか昔、私が18歳だった時に、入試をここで受けたからです。それ以来、ここのキャンパスに足を踏み入れる機会は今日までなかった、のですが、四半世紀以上の時の経過でどう変わったのかな?などと思いながら娘の付き添いをしました。

とはいえ、私はタダの付き添い。会場に着いたらあっさり娘は試験会場内に入って行ってしまい、娘にとってはただの数ある模試会場の一つ・・・私は、18歳の記憶を辿ってみると、この、模試会場になっている校舎が当時の入試会場だったな、と気づきました。校舎の前の保護者待合せのスペースのベンチも、あの入試の日に、試験科目の間の時間に休憩で外にでて、ダラーっとみんなして座っていた、あの場所だ!って、それから、模試の保護者会の部屋は、まさに自分が入試を受けた部屋だ、と気が付きました。そんなわけで、しばらく、なんだかどうでもいいことですが、当時、自分が着席したあたりの場所に座ったりして、思い出に浸っちゃってました。この校舎、あんまり当時と変わってなくって、キャンパス全体としては、いろいろ新しく建物が建っているようですが、ここは変わらない時間が流れているのかもしれません。私の出身大学は、2000年以降の法人化で建物がかなり建て替わってしまい、自分の居た教室はほとんどもうなくなっちゃっているので、寂しく感じることも多く、ここはできるだけ大切に使っていってほしいな、なんて余計なお世話ですね。

さて、娘は模試の後、日特もあったので、夕方に自分で最寄りの駅まで帰ってきてもらいました。開口一番、算数を振り返りたい、とのことで、夕食前にちょっと一緒に見てみましたが、保護者会で話題に上がったポイントなどは、娘は押さえることがおおむねできているようで、ちょっと安心しました。とはいえ、いくつか、しょうもないミスをして、そのため正解にたどり着けず、悩んでいたものがあり、「どうやったら、そのような間違いを防げるか?」について振り返りをしてもらいました。理科についても同様に、娘が気になっている問題を一緒に研究する、ということをしました。

採点については、解答用紙を持ち帰っていませんので、採点はまだしていません。明日、結果が出たら過去問演習と同様の形式で振り返りをしてもらいたいな、と思っているところです。

日特で、刺激をもらったのか、夕食後は第一志望校の2015年の理科の過去問をやってみました。今日一日の疲れがあるのか、問題の指示を守れていないところがあり、受験者平均点に届きませんでした。こちらも今振り返りをじっくり取り組んでいるところです。

学校説明会参加 淑徳与野、浦和明の星

こちらは、神奈川なので、いわゆる「お試し入試」になるかとは思いますが、1月に埼玉の中学の入試をいくつか受けるようにしようと考えています。どこを受けるかは、日能研で相談して、ある意味おすすめされるがままなところがあるのですが、受験するからには、少なくとも親は学校のことを知っておきたいな、という気持ちから、一度は学校見学会に参加しよう、と思っていました。

6年生になると、忙しくて、なかなか学校見学に行くことができませんが、今日2校の説明会が同じ日に開催されていたので、まとめて参加してきました。参加して、結構印象に残ったこともあり、備忘録代わりに、説明会参加記を書いておこうと思います。

淑徳与野中学

さいたま新都心や北与野から歩いて10~15分程度の女子校。神奈川ですと、徒歩15分というと、学校が山の上にあってとてつもないところにあるイメージとなりますが、埼玉は平地なので、15分歩きとあっても大したことがないですね。

JRの線路の横に校地があるので、洗足と似たようなイメージ?

校舎がとってもきれいなのも似ているかも。グラウンドを今度拡げるそうです。

お恥ずかしながら、この学校が仏教系の学校だということを、訪問するまで知りませんでした。

学校に入ると、少しお香の香りがしたのですが、それが仏教系の証?なんて思う。

説明会開始前の時間に説明会の前のスクリーンで台湾研修などの様子を放映していましたが、楽しそうな雰囲気の映像でした。

説明会は、校長先生のお話から、ですが、ゆったりとした感じのお話をされる方で印象的でした。副住職をされているということですので、要はお坊さんだから、法要の講話を聴いているようなもんでしょうか?建学の精神が「人はみな立派になる可能性を持っている」ということで、人と人の関係を大切にする仏教の考え方に基づいて教育をしているとのこと。

一方、進学についても、大切に考えていて、女子は特に現役で進学してもらいたいので、95%程度は、現役で大学に進学できるように努力をしているとのこと。

学校の歴史の話もありましたが、中学ができてからは、まだそんなに年数は経っていないようですね。

そのあと、学校生活の映像を挟んで、副校長先生のお話しですが、こちらは一転、そつなく説明をされる先生という印象で、こちらも印象的でした。教育の説明をされましたが、様々に言われている国際教育については、仏教の共生の価値観から重要なものとしてとらえていらっしゃるとのこと。台湾研修、アメリカ修学旅行でみんなに国際的な経験を持つようにしたいと取り組んでいるとのことでした。中高一貫では、英語の学力差が中二につきやすく、また中だるみしやすい課題があり、これに小テスト、まめな補講(サポート)で対応するようにしているとのことでした。いわゆる「面倒見の良さ」をアピールしていらっしゃって、夏休みが実質短いのもそのためだとのこと。

入試について:よく理解をしていませんが、1/13の第一回入試は変更点があるとのこと。過去問演習に注意が必要そうです。1/14の発表後、入学手続きは2/4まで入学金納付を待ってもらえるということで、やはり、埼玉の学校は、東京に通いやすい人が多いのか、なかなか第一志望にしてもらいたいということを言いづらいのかな?と思いました。校長先生のお話でも、いろいろな学校を見に行って、子どもにあった学校を探してくださいね、子どもの意思を尊重するのが大事ですよ、という話を繰り返しされていたのが印象に残りました。

多くの学校でそうですが、入試の出題の話の時は、親の耳がダンボになりますね。先生の話にあって、資料にない部分の話をメモ取りまくりです。まあ、頻出分野を教えてもらったとして、それに対応できるように子どもがなるかどうかは不明ですが、親としては、何とか子どもに注意して対策できるようにしたいと思うのは当然のことでしょう。

それから、入試の話の後に、「英語教育」の話に触れられていたのも印象的。英語4技能のうち、話す力について、「発表」の力ではなく、「やりとり」をする力については、これまでのようなペアワークなどでは身につかないので、オンライン英会話を導入しているということで、ここの学校の先生方は、いずれもわかりやすく時間をかけて各先生担当のポイントについて、説明していただいたのが、深く印象に残りました。

というわけで、説明会が終わった後に校舎見学があったのですが、12時過ぎには、午後の浦和明の星のために移動しなきゃと思ったので、残念ながら校舎見学はほとんどできませんでした。

浦和明の星中学:

東浦和から徒歩10分弱?時間を計ろうかと思っていましたが、多数のお母さん方がズビズバ?歩いているのに引っ張られるような感じでついていったので、時間を計るのを忘れていた・・・住宅街の外れに突如現れる感じ。とっても広い校地、そして、建築して間もない(建て替えが順次進んでいて、ほぼ最終フェーズ?みたいです)とっても綺麗な校舎の学校。

説明会はゆったりとした雰囲気の良いホールで行われました。

こちらはカトリックのミッションスクールということは知っていましたが、説明会ではまず、理事長先生から、ケベック州の修道会が青森に学校をつくったのがそもそもの始まりということや、日本に来たのが、ローマの要請にカナダの修道会にあったという背景の話などがありました。

こちらの学校でも、教育の根本の考え方の話が熱心にされてました。健康な体、様々な出来事に立ち向かう力、豊かな人格を養成するということを、カトリック主義、キリスト教的価値観、すなわち、かけがえのない一人一人との関わりを大切にしつつ、行っているとのことでした。これは、カトリックだけでなく、プロテスタント含め、他のミッションスクールでも同様の話をされているところもありますし、宗教は違っても、午前お話しを聴いた淑徳与野でも同様の考え方の話がありましたね・・・

このことは、理事長先生の後にお話しされた校長先生の話でも繰り返し、目に見えるものだけでなく、目に見えない、その「一人一人を特別な存在(キリスト教的価値観では、神から与えられた命)として大切にする」ということをお話しされていました。そして、「みんなと共に」仲良く生活するということの大切さも、同様に強調されていたところで、それを生徒(星子たち、と校長先生は呼んでいました・・・!)を見てもらえれば・・・と言われていましたが、それを見学会で会った生徒を見てすぐわかる、ってのは難しいでしょう、校長先生!と思いましたが、でも先生はそういう気持ちで接していらっしゃるんだなということを強く感じる説明会でした。

それ以外の生活の話などは特になく、入試の話も事務手続き的な話のみ、入試問題と解答用紙は、資料として配布しているのでよろしく、というある意味わかりやすい説明会でした。

ここは願書を1000円で購入するのですが、ここ1~2年でほとんどの学校が導入するようになったインターネット出願にこの学校はどう対応していくのだろう?と素直な印象として思いました。各地域トップ校はいずれもインターネットの導入に積極的ではありませんが、今後、どうなっていくでしょうかね。

説明会の全体会が終了した後、校舎見学をすることができ、運動部が体育館で練習している姿、吹奏楽部が練習準備?をしている姿、かるた部が練習している姿(はっきり言って運動部的な感じですね、かるた部って)と、広くて綺麗な校舎を見学することができました。

個人的には、高3のHRの後ろに貼ってあった受験を終えての後輩へのアドバイスに書かれていた、「高校のうちにやっておけばよかったこと」に「制服デート」「ツインテール」などがあったのがツボにきました・・・

まあ、わずかな時間にどの程度その学校を理解できるかは謎なんですが、どちらも個性のあるいい学校だなと感じた一日でした。

研究講座と学校別SOはしご

昨日は、前回の9/18と同様に、午前中日能研の志望校研究講座へ行き、午後学校別SOを受けに、サピックスの校舎に移動、で大変な一日でした。

今回、親子とも疲れがたまり気味?のため、ちょっと遅めの電車を選んで日能研校舎のある池袋に行きました。研究講座の開催されている日能研校舎は日能研にしたら、ちょっと駅から遠めのところにあり、講座の始まるギリギリ!に入室だったようで、娘には悪いことをしました。やはり時間前行動は重要ですね。ちょうど、志望校の文化祭が同じ日に開催されているので、この研究講座をお休みして文化祭に行く?ということも考えたのですが、残念ながら、科目が算数と理科、という、やっぱり勉強しといたほうが・・・科目だったので、6年の文化祭訪問は泣く泣く(?)あきらめ、迷わず塾に行きました。研究講座は、出題傾向を踏まえた演習問題で、9/18の時よりは、取り組めたようで、ひょっとして娘成長中?と期待しつつ、気のせいかも疑惑も多少ありつつ、親は傍観するよりない感じです。

研究講座が終わる時間に塾の外で出待ちをしますが、今回娘がなかなか出てきません。次のSAPIXへの移動、結構時間的にタイトなので、「まだかよー」なんて思いながら待って、ようやく出てきたのをつかまえて、すぐに駅まで歩きます。娘も移動が厳しめなことは認識していて、早足で歩いていて、逆に親は置いて行かれそうになりました。「そこまで焦んなくていいよ」って言いつつ、実は半分は親が早足で歩くのしんどいから、って感じです。地下鉄もなんだか混雑気味で、電車の発車時間調整などもありつつ、じれったい気持ちを味わいました。

とはいえ、最終的には、SAPIXの校舎(白金高輪)にはそれなりに余裕をもって到着できたので良かったです。しかし、地下鉄の乗り換えなどもあり、ちょっと遅れてしまうと、開始に間に合わない!ってことになりかねません。実際、娘によると、今回おなじ研究講座、おなじ学校別SOを受けた子がいたようなのですが、その子は、学校別SO模試の開始ぎりぎりに駆け込んできたそうで、大変だったと思います。午後入試への移動っておんなじような感じかなーって思うんですが、結構大変かも(親が)。娘の昼ごはんは、コンビニで買っておいたおにぎりとスムージー(なんか組み合わせがアレですが)を、移動中の地下鉄のプラットホームの待ち合わせや、ご法度かもしれませんが、電車の中で摂る!という、大変余裕のない感じでした。みんな午後入試の食事とかどうしてるんだろう?

娘が模試を受けている間、私は、近所のサイゼリヤで遅めの昼食をとりつつ、コーヒー飲みまくり、PCでお勉強(というか暇つぶし?)で模試の終わるのを待ちましたが、午前中も同様に塾の近所のファミレスでPCを使っていたこともあり、PCの電池が途中で切れちゃいました。やっぱり紙の本とか持ってきた方が良かったかな。ファミレスなどで仕事をするとそれなりにはかどるけど、ドリンクバーが曲者で、コーヒーの飲みすぎになりがち。図書館などでいつも読まない系の本を読んだりして過ごすのがいいかなあ。まあ、もう学校別SOはないし、合判などは、帰りは日特が一緒の子たちと一緒に帰ってきてねって言ってあるので、こんな感じで時間をつぶすことは、もう入試本番しかありませんが。。。時間のつぶし方、もうちょっと工夫しないと親の体調管理上問題がありそう。

娘が受けた学校別SOは、「前より頑張れた!」とのことですが、こういう時は怪しい結果なんだよなあ、とか思いつつ、振り返りをするところまでの気力が親になく、家に帰ってちょっとのんびりしてしまいました。

夕食後、せっかく研究講座で勉強したことを活かそう!というわけで、研究講座の学校の過去問(社会・理科)を1回分やってみました。まえの演習結果より得点は高くて、この2科目はわずかに合格者平均を超えていました。でも、例によって算数が足を引っ張り、4科目を足すと合格最低点超えてるかもしれないし、超えてないかも(国語の記述次第)という微妙な感じ。やっぱり、厳しいなあ。算数大事だなあ、と実感した夕べでした。

今日は、朝早起きで、1月受験の埼玉2校の学校説明会へ行きます。うち1校は、願書がWebで取れないので、受験当日にイキナリ学校に行くという手が使えないので・・ですが、交通の確認などもあるので、親が1回ぐらい学校に訪問するのは必要かなとは思います。

怒涛の受験生親の休日は続く・・・