キッチンでみなさん食材をどのように保存されているのでしょう?
冷蔵庫に入れるようなものはいいし、パスタなどの瓶に入れられるものは棚に置くなどだと思うのですが、ちょっと困るのが根菜系の野菜ではないでしょうか?根菜系のものは、風通しがよくて、日が当たらないところがよいというわけなのですが、吊戸棚には入れられないし、カゴに入れて置いておくのも、なんとなく邪魔っぽい。
我が家では、キッチンのカウンター収納をIKEAのキッチン収納で作ったのですが、ここに根菜入れを後から作ってみましたので紹介します。
とはいっても、カウンターの引き出しの間のスペースに同じくIKEAで安価に売っているワイアーバスケットを取り付けただけです。
左側が60cm幅の引き出し3段、右側が40cm幅の引き出し3段が入っています。
間のスペースは、分別ごみ箱などを置くことができるスペースとして60cm幅をあけておきましたが、この上段の部分にワイアーバスケットを取り付けました。
ワイアーバスケットを引き出したところは
こんな感じで、かなりバスケットの大きさが大きいのと、かなり手前まで引き出せて、収納したものの出し入れが非常に楽だと思います。何しろかがまなくてよいのがよい。
ワイアーバスケット(IKEA)の値段は1900円です。
非常に安いと思うのですが、このワイアーバスケットは、IKEAの60cm幅のキャビネットフレームの「内側」に取り付けるのが前提の商品で、このような取り付け方は前提としていません。
その前提があるので、取り付けられる幅が56cmと決まっており、他のワイアーバスケットの部品だと、取り付け幅に調整幅がかなりあるのですが、これは1mmずれたらたぶんうまくいかないぐらい(バスケットと金物の間の摩擦がでたりする)、取り付け寸法はシビアです。
この調整をするために、私のところの場合、60cm幅なので、20mmの板を2枚挟んで取り付けることになります。
20mm厚さの板をホームセンターで探したのですが、ちょうどいいのがありませんでした。1×4や1×3の板は惜しくも19mm厚。栂やヒノキの板も売っていますが、これは14mm, 16mm, 24mmなどのサイズで、ちょうど20mmがありません。
今回は、19mm厚の1×3の板と24mmの栂の幅75mmの板を組み合わせて使いました。栂の板の方は、21mm厚にカンナで削って寸法を調整しました。
キャビネットへの取り付けは
こんな感じですが、金具を木の板につけるのは付属の5mmのねじを使い、木の板をキャビネットに取り付けるのは32mmのコーススレッドを使いました。本当は38mmのねじがちょうどいいと思いますが、手持ちの関係で。また、キャビネットの内側には引き出しの金物がすでについているので、この取り付けと干渉しないようにする必要あり。まあ、様子を見ながらやれば簡単。
というわけで、少しずつではありますが、便利なキッチンになってきたのではないか?と自画自賛しております。
このあとは、キッチンカウンター収納の上にオープン棚と吊戸棚を付けますが、これらも自分で作ろうとしているので、まだまだキッチンが整理されるには時間がかかりそうです。