センター試験やる暇なし

なぜか今年は仕事が立て込んでいて、センター試験各科目1時間程度の話なのですが、いまだに問題を解く時間が取れていません。もう賞味期限切れですね。せっかく最後のセンター試験だったのになあ。

センター試験の会場に必ず毎年現れるお年寄りがいると聞きます。多分ボケ防止だと思うんですが、私も年を取ったら、そんな変な老人になれるように頑張ろうと思う。

娘も中2も終わりになって大学入試がそんなに遠い将来のことでないように感じられているようです。センター試験がなくなって次の共通テストになったらどうなるの?という話になって、私は何の根拠もなく、「今より難しくなるんだって。」って言ったら、「どうしよう・・・」って泣いてた。すまん。娘よ。なんの根拠もないです。

ここのところ、共通テスト関係でいろいろお騒がせが起こってますが、しょせんセンターは国公立大学がそれぞれ二次試験の会場を用意できるように 足切り用の試験ですよね。それをあーだこーだとマスコミ騒ぎすぎ。高校3年生がみんな受けるから基礎学力が点数で他人と比較できる最も大規模な高校生活最後の模試祭り、とか思うんですが、現役高校生の意見を聞いてみたい。少なくとも私が現役の時は、センターは自己採点してクラスメートとスポーツ感覚で点数を競うのを楽しんでたよ。数学200点よっしゃ!とかね。二次はそれぞれ違うところを受けたりするからね。

奈良・京都へ年末に行く

年も明けてしまいましたが、年末に帰省ラッシュを避けて奈良・京都に観光に行ってました。

朝少しだけいつもより早起きをして、お泊りの準備を車のトランクに詰めて、車で出かけます。今回は、東名・新東名・新名神・東名阪・名阪国道をgoogle map に言われる通りに走ってみました。途中特に渋滞もなく、高速道路が整備された効果を実感。奈良の東大寺を最初の目標にしてみましたら、名阪国道のΩカーブのところの五ケ谷ICで降りて比較的細い道を走るように案内されましたが、車も少なくて割合走りやすかったです。

ちょうどお昼ちょっと手前のタイミングだったので門前町で食事をしてから大仏を見る。以前東大寺学園があったところに、東大寺ミュージアムというのができていて、これを見てから大仏殿を見るのがよい。大仏の手のひら原寸大が展示してあるのですが、その大きさにびっくりでした。

大仏殿を見た後、個人的趣味で裏の正倉院へ。東大寺大仏殿はめちゃくちゃ人がたくさんいるのに、正倉院を訪れる人はまばら。

とても美しい機能美を持った建物だと思うのですが・・・・宝物は、隣の新築の建物に入れてあるそうで、それはちょっと残念。

そのあとコーヒー飲んで休憩したあと、興福寺中金堂・東金堂・五重塔・ミュージアムとみてまわる。

このあたりで日が暮れてきたので、今日はここまでにして奈良のホテルに泊まる。

翌日も奈良に泊まるように準備してあるので、朝から夕まで1日使える。どこに行こうかと考えて、これまで行ったことのない明日香村に行くことにする。

朝食をとった後、車でまず石舞台古墳まで行く。到着は、開場少し前で、朝日を浴びた古墳がきれいな時間帯でした。朝早めの時間のためか、観光案内の方も時間に余裕があったので、しばらく古墳などのことについて、どのように作ったかとか、古墳~飛鳥時代の古墳のトレンドなど、いろいろと教えていただく。

掘って、岩を置いて、土で回りを埋め、そこに蓋の岩を持ってきて、下の土を掘ってどけて作ったとのこと。

次に、キトラ古墳を見に行く。キトラ古墳は石棺の中のしっくい画をはがして保存しているとのことで、隣接地に保存施設兼ミュージアムができていました。保存の様子も見学できるのですが、劣化を防ぐため、明かりが無くてほとんど見えません(年に何度か公開をしてはいるそうなので、そのタイミングに行くのが良いと思います)。ただ、併設のミュージアムは保存プロジェクトのことを展示していてとても面白いので、必見と思いました。

その後、高松塚古墳にも行きます。こちらも壁画の展示館がありますが、こちらはさすがに展示がちょっと古めかしくなってきていて、文化財の保存広報の難しさを感じました。

高松塚古墳

明日香村を後にして、これまたgoogle map の言いなりに奈良の薬師寺に行く。途中、農村集落にありがちなせまーい路地に案内されまくってとても疲れる。

薬師寺は、復興・修理の資金を写経勧進によっても調達しているのがユニークだと思いました。現在東塔の修理中ですが、今年にも終了ということで、ここのお寺は、かなり営業努力をしている感じです。

白鳳伽藍を拝観しましたが、金堂など、焼けたりして荒廃する中で、白鳳時代当時の仏像群(薬師さんなど)が今でも拝観できるのはすごいことだと思いました。

そのあと、さらに北側にある唐招提寺に行く途中の蕎麦屋で昼食。押し寿司が地味に美味しかった。

唐招提寺金堂の仏像もまた素晴らしい。

2日間で、飛鳥~白鳳~奈良~平安~鎌倉時代の仏像をいろいろ見てかなりお腹いっぱいな感じで、奈良のホテルに戻りゆったりと過ごしました。

3日目は、娘のリクエストで、朝から宇治の平等院に。平等院に行く前に、妻のリクエストで黄檗のパン屋さんに行くが、すごい行列で並ぶのをあきらめ、宇治に。こちらもかなりの人が来ていましたが、阿弥陀堂の内部拝観の受付も1時間以内の時間に予約が取れたので、まあよさそう。平等院もミュージアムに宝物が展示されていて、こちらも充実した展示でかなり良かったです。また、こちらのミュージアムショップのお土産品のデザインのセンスが良い、との娘の感想。

平等院の拝観をした後、宇治の門前町で食事をしても良かったのですが、京都の三十三間堂に行くことにして、お茶だけ買って、車を走らせる。鴨川近くのコインパーキングに停めて(狭い!)、お昼を近所のお好み焼き屋で食べて、三十三間堂へ。お昼を食べておいてよかった、と思うほど広い、というか長い!合計1001体の千手観音像は圧巻。ずいぶんたくさん見たな、と思ったらまだ1/3ぐらいでした。こんなのを作ろうと思った後白河上皇、平清盛はすごい人たち。

外には人がいませんが、中は拝観者でいっぱいです。

最後に近所の方広寺の鐘(君臣豊楽、国家安康)を見に行く。このあたりは豊国神社、耳塚と秀吉~秀頼の時代のものがたくさんありました。

このあたりでいい加減疲れてきたので今回の旅行はここまで(比叡山に行こうか悩んだけど)。車で家に帰りました。帰りも渋滞がなかったためか、思ったより楽でそれほど遅くない時間に家に帰れたので、またこんな感じで気軽に寺社仏閣を見に行きたいなと思いました。

高速道路を歩く

昨日12/7、建設中の新東名伊勢原JCT-伊勢原大山IC間で、建設中の高速道路上を歩く「いせはらウォーク」が開催されましたので参加してきました。

当日は、朝から寒く、また、雨もちらほら降っていましたので、よっぽど家で寝てようかと思いましたが、「高速道路歩くなんて、普段できないし!」なんて思いながら、なんとか起きていってきました。

小田急伊勢原駅の近くにある日産の社バス停から頻繁にシャトルが出ていて、参加者を運びまくってました。

ETCゲートから入場。表示もイベント仕様、左側に伊勢原市のマスコット?「クルリン」が出てた。

歩き始める前に開会式をやってました。市長、地元の議員さんの挨拶の後、NEXCOの厚木工事事務所の方が話されていたけど、遺跡もたくさんこのあたりあったし、苦労したろうなあ、と思いました。

あとは大山の神輿?が出たり、イベント気分が盛り上がります。ウォーキングスタートは、伊勢原市長の割とあっさりとしたピストルの合図で開始。

ランプウェイの坂道をみんなで上ります。

本線に合流。本線と合流部合わせると相当道幅が広い!舗装はされていましたが、まだ白線などは引かれていません。途中白線が引かれた場所もありましたので、これから順次工事していくのでしょうか。

このあたり、JCTで合流する東名高速の上を通す関係?でしょうか、橋脚がとても高い!見晴らしは抜群でした。

伊勢原JCTの分離部分まで、歩いてきた。ここは舗装がまだされていない。舗装されているところは柔らかい感じでかなり歩きやすかったけど、コンクリの未舗装部分は固い。

伊勢原JCTのところで、Uターンして同じ車線を今度は(車の走り方からすると)逆走して戻ります。ランプウェイのところまで戻ってきた。伊勢原大山ICの向こうはまだまだ絶賛工事中。トンネルの入り口まで見渡せました。

帰りは、ペットボトルのお茶、マルちゃんの赤いきつね(地元に工場があるそうです)、それから、高速道路上に掲示してあったNEXCOの高速道路クイズに回答して、ボールペンとスマホ防水ポシェットを頂き、帰りのシャトルバスに乗りました。大サービスですね。これでみんな一気にNEXCOファンに!?

上は、他にも頂いた記念品。とってもおしゃれ!

伊勢原大山ICから県道603号へ合流するところには、信号がなかったけど、これからつけるのかな?

あまり開通しても乗ることはないようにも思うのですが、年度内の開通、できるだけ早く開通させたいと開会式でも事務所のかたがおっしゃっていたので、期待して待ちたいと思います。

台風19号

台風発生後の発達が急速で、かつ中心気圧が低かったので、風がすごいことになるかと思っていましたが、今回の被害からすると台風のために運ばれた南の湿気を帯びた空気が降らせた雨が今回の台風を象徴しているように感じます。

私のところは結構風が吹き込む立地で、今回の台風では風の被害に戦々恐々でした。窓が割合多めなのと、窓にシャッターがありませんので、今回の予測風速40m/sだとちょっと窓自体が厳しいように思え、窓ガラスが割れるのを前提とした対策をしたいと思ったんですが、台風前日の帰宅が遅くて、対策は、窓ガラスに養生テープを張る、板があったら板を間にはさんで張る、ぐらいでした。あとは、前に台風が来た時に網戸が外れそうになるぐらい動いていたのを覚えていましたので、網戸にもテープを張って外れにくくはしておきました。

あとは、できるだけ窓ガラスを割る可能性のあるものを減らす、ということで、家の周りにおいてある、飛びそうなものを倉庫に全部しまうようにしました(結構ほったらかしの植木鉢とかいろいろあって大変でした・・・)。

とはいえ、もし窓ガラスが割れたら、家屋の被害は大きいでしょうが、何より中に過ごす人の命に危険があるようにも思いましたので、今回は大事をとって、家屋の対策をできるだけ取った後に、市のホームページを見て、近所の公民館が避難所を開設したのを見て、そちらに避難をしてみました。

ホームページには、避難所には食料・飲料は持ってきてね、とありましたので、翌日朝まで過ごすつもりで、夕食分ぐらい、あとタオル・寝巻・歯磨き等は用意していきました。

昼を家で食べた後に避難所に行ってみると、すでにそれなりの方が集まっており、市の方曰く、「これまでは全部で10名ぐらいだったけど、今回はかなり多い」とのこと。

床に敷くもの(レジャーシート)を持ってくるのを忘れていましたので、庭木の枝を捨てに行くために 車に常備しているブルーシートのことを思い出して、ブルーシートを避難所では敷いて過ごしました。

机も避難所には用意されていたので、娘とまず勉強大会という感じで、私は買って積読状態の本を持ってきましたので斜め読み。娘は、数学のワークをやり、漢字のワークをやり、そのうえで読書大会に突入。

そんなこんなのうちに、さらにたくさんの方々が避難所には来られましたので、台風が接近するころには部屋は避難の方で埋まっていました(ほかの避難所に比べると少なかったようですが)。空調も効いていましたし、自販機もあり、お湯ももらうことができましたので、パソコンでNHKの台風関係のニュースやらを見つつ、じっくりと待機することができました。

夕食は昼ご飯の時に妻が作ったシャケおにぎりとカップ麺、ミカン、その他お菓子を食べましたが、Webで見たカップ麺は水でも戻して食べられる、というのを検証すべく、別途水で戻したのも作ってみましたが、そちらもちゃんと美味でした(食べ過ぎですが)。

カップや割りばしは、再利用しようかなと思いましたので、水洗いしてみましたが、避難所暮らしが長くなった場合この辺りはどうするのが適切なんだろう?と思いました。

台風は当地の真上を通過していきましたが、避難所は鉄筋コンクリの建物なので、風の音は多少しましたが、非常に安心感がある避難所暮らしでした。

そうこうするうちに、風も止み、雨も収まったので、アメダスで吹き返しの風がどうもなさそうというのを確認して、朝にはなっていませんでしたが、家に帰ることにしました。

幸いにして当地は、大きな被害がなかった様子。電信柱が折れたり、などの想定された状況もなく幸いでした。

ただ、我が家は全く被害がなかったとは言えず、庭木の太い枝が折れて、しかしちぎれずにぶら下がっていました。また自作の太陽熱温水器の木の筐体をカバーしている鉄板がめくれて、これも幸いにしてちぎれて飛んでいかずに、ぶら下がっていました。

やはり相当な風が一時とは言え吹いたのだなとわかり、念のため避難所に行って正解だったと思いました。

翌日は、貼った養生テープを朝から外したり、折れた枝を電動のこぎりで切って整理したり、少し忙しい朝でしたが、台風の規模から考えると大きな被害がなく幸いだったと思います。

今回いろいろと対策を考えてみましたが、実行できていないことも多く、普段からの備えが重要だなとも思いました。今回養生テープを張ってみましたが、労力として結構大変な割にはあまり効果がある感じはせず、前から用意をするのであれば、窓枠にはめ込んで、さっと覆えるような べニア板を切ってあればよいかななどとも思いました。

台風怖い

千葉の方は台風の被害で大変がまだまだ続いていますね。お見舞い申し上げます。

忘れる前に、今回のことをメモしておきます。

当地は、今回は幸いにも台風の目の西側にあったため、それほど大きな被害はなかったです。昨年の台風の時には、我が家では台風の準備が不十分だったこともあり、家屋の一部が損傷し、修復までかなり時間がかかりましたので、今回の千葉の状況は他人ごとではいられない感覚があります。ブルーシートで損傷個所を覆うだけでも自分ではなかなか難しいところもありますよね。今回は、雨雲レーダーで台風の目が当地の東側を通ることを確認してようやく床に就くことができましたが、夜中まで寝付けない感じでした。

今回は、我が家は大丈夫だったのですが、仕事場の周辺の横浜、横須賀、逗子、鎌倉地域はかなり大風が吹いて土砂崩れ、倒木、フェンス・足場の倒壊などがありました。

台風通過当日仕事場に行ったんですが、途中の道が土砂崩れで寸断されており、迂回路を含めても仕事場に行く道が実質1経路しかなく大変でした。またその寸断されている道も、今にも枝が落ちてきそうな感じで、当然のように道にはたくさんの枝葉が堆積していましたね。

仕事場からの帰り道は、これまでに見たことがないくらい渋滞していていつもなら10分もあれば通過できるところに2時間以上がかかりました。どうも国道の一部が足場倒壊で寸断したため、抜けられる道に車が殺到し、そのために交差点が完全にブロックされてしまったことが原因のようです。また、途中停電している地域もありました。停電した地域を走る時には、車のヘッドライトの他には灯りも見えず、東日本地震の時のことを感覚的に思い出しました。

土砂崩れは小坪のトンネルの出口がニュースにもなりましたが、他にも影響を及ぼした場所が多数。また、復旧にも数日を要したため、その後の通勤も大変でした(数日で直るのもすごいことだと思いますが)。

まだまだ台風シーズン。このようなことが今年はこれでお終いであることを祈ります。