LED照明の製作(3)

福山通運で届いたコの字アルミアングル(幅33mm,高さ18mm)を金鋸で切り、乳白の1mm厚アクリル板を切り、LEDモジュールをテープで仮留めして、コンセプトモデルを作ってみました。
吊戸棚の棚の先っぽに取り付けるつもりです。厚みが18mmで棚板も18mmなので、違和感なくつきそうな予感。
明るさが大丈夫か確かめるため、模擬的に製作中の吊戸棚を使ってLED照明の下60cm (これはほぼ作業台の高さに相当します)の明るさを測定しました。
IMGP4164.jpg
作業台の端っこに相当する場所で550lx, 照明の真下で750lx程度あったので大丈夫そうですね。
乳白のアクリル板を通しているので、直接照明を見ても、まぶしいってほどではありません。
調光をしようと思っていましたが、明るさがちょうどよい程度なので、調光なしにします。

LED照明の製作(2)

LED照明の明るさを調節するための検討のため、LEDにどれくらいの電圧がかかっているかなどを測定しました。そのメモ:
モジュール全体に11.87Vをかけた時、4系統のLED3直列回路の
各部電圧(V)

回路# LED1  LED2  LED3  電流制限R(6.2ohm)
1     3.191 3.259 3.290 2.011
2     3.306 3.188 3.207 1.993
3                       2.072
4                       1.970

電流制限抵抗の電圧は、点灯後しばらく増加傾向にあったので、LEDの電流が点灯後増加傾向にあったことを示している。
各系統に0.325A程度流れており、各LEDの消費電力が1W程度となっている。
LM317を入れて電流をもう少し減らすことで調光をする?ドロップアウト電圧の関係でうまくいくか微妙なところかもしれない。

LED照明の製作(1)

吊戸棚の製作の途中ですが、当初吊戸棚の下にメーカー製の蛍光棚下灯をつけることになっていましたが、厚みも奥行も大きすぎて不似合ということで、コンセントに取り換えて、LED照明をつけることにしましたが、なかなか思ったようなものがありませんでしたので、自分で作ってみることにしました(というより、考えているうちにムラムラきて作ることにしました)。
コンセプトですが、厚みは18mm程度にして、細い線のような照明を目指します。
LEDが必要ですが、これは、最初テープLEDを使おうと思い、秋月電子でこれを購入しました。

車の装飾によくつかわれているものです。
購入して試験的につけてみたのですが、なんだか暗い。。。とても照明にはならない感じです。
連結できるのですが、2連結してもまだまだ明るさが足らない感じ。色もちょっと青っぽいし。
ということで、これじゃだめだと思って、こちらを購入。1WのLEDが3つ直列に、電流制限抵抗6.2ohmにつながっていて、それが4セット並列につながって、アルミ板の上にマウントされています。

こちらは、ためしに点灯してみたら、まぶしいぐらいに明るく、大丈夫そう。
直接LEDの光が見えるとまぶしいので、乳白色のアクリル板を間に入れることにします。
明るさの設計が必要だというわけで、先の「暗い」テープLEDと「明るい」1W*12個LEDモジュールを実際棚に取り付けた時を考えて、60cm離れたところの明るさを照度計で測ってみます。
照度計は安いものを1480円でアマゾンで、購入。
また、部屋の明るさや、今の台所の棚下灯が作業台の上でどの程度の明るさがあるのかについても測ってみました。今の台所と同じ程度の明るさが取れそうであればOKですね。
その結果。
現在の我が家の環境:
ダイニングテーブル 白熱灯のダイニングライトの下で 300lx
キッチン作業台 棚下灯のみ点灯 520lx —> これくらい必要。
和室床 蛍光灯 137lx
リビング テーブルで320lx
調達したLEDの明るさ:
テープLED 30cm 乳白アクリル板を挟むと 60cm下で 125lx
テープLED 30cm 乳白アクリル板を挟まないと 60cm下で 160lx
テープLED 2連結で60cm にしても,60cm下で、 210lx
1w*12個 60cm下で、1600lx
半分隠して 6個のモジュールとすると 60cm下で、 800lx
さらに、乳白アクリル板を入れても、60cm下で、500lx
結論:
1w*12個のモジュールを使えば、棚下灯の明るさとして十分すぎる。半分に減光してもよいぐらい。
乳白アクリル板は、明るさを7割程度に減光する。
減光が可能なように、照明装置には、回路を仕込めるスペースを少し用意しておくことにしました。
また、買ってしまったテープLEDの方は、オープン棚の中の照明として使うことにします。暗いですが、オープンだなの中であれば、距離が短いのでOK.

吊戸棚の製作(10)

棚板にシナテープを貼り、サンドペーパーがけをしました。
棚板ダボの上に置いたときに棚板がずれたりしないように、細い棒を木工ボンドで棚板に貼ろうと思います。
そのために、6x8mmのヒノキの棒を買ってきました。
今日は仕事に疲れたので貼るところまではいっていませんが。
ところで、吊戸棚の取り付けのための現場での打ち合わせで、吊戸棚の下に蛍光灯(棚下灯)をつけることにしていました。蛍光灯ですが、厚み58mm、幅100mm程度もあるので、大きさが気になります。
吊戸棚の下には、パイプ棚を置くため、蛍光灯を取り付けてしまうと、パイプだなにものがとっても置きにくくなってしまいます。それに、パイプ棚とそこに置いたもので影ができてしまいそう。と思ってしばらく考えたのですが、蛍光灯をつけるのをやめて、代わりに棚の中にコンセントをつけてもらうことにしました。(せっかく打ち合わせで一度決めたのにごめんなさい)。
とはいえ、棚下灯がないと、シンクや作業台が暗そうなので、棚下灯は必要と思います。
そこで私のDIYマインドがムラムラ湧き上がってきました。そうだ、LED照明を作ろう!と思いました。
というより、最初は売っているLED照明を買ってつけようと思ったのですが、台所で使うのに適した超薄型の照明がありません。ということでずいぶん調べたのですがないので、自分で作って棚に取り付けようと思います。システムキッチンを入れる工事が延びて7月頭になったので、時間的な余裕ができたことも一つの理由ですが。
構想30分で、さっそく必要部品をネットで注文しました。さてどうなるか。
吊戸棚を自分で作るのも無謀でしたが、さらに照明も自分で作るという無謀さです。
仕様(案):
幅70cm、厚さ18mm、奥行33mm程度のアルミ製LED照明バー。
電源は、12VのACアダプターで供給するので、電気工事士の免許がなくても取り付け可能。
バーに電源スイッチ付き。オープン棚の内側と棚の下側(こちらは作業台を照らす)の2か所に照明がついて、それぞれ独立に入り切りできる。
消費電力は照明2系統合わせて8W程度とする。
安全のためにポリスイッチ(ヒューズ)をつける。
目に直接LEDの光が入らないように光の照射角を設計すること。
放熱と水がかかった時のことは一応考慮する。

吊戸棚の製作(9)

ようやく塗装が終わりましたが、一回寝坊したので、木工用ボンドを使っての組み付けが建築現場への引き渡しに間に合いませんでした。とりあえず、ボンドを使わずにまた塗装後ですが、仮組みをして、吊戸棚取り付けの下地の相談をした後に、また持ち帰ることにしました。
IMGP3880.jpg
一応出来上がった吊戸棚。
IMGP3884.jpg
棚板は、まだ塗装していませんし、シナテープを木口に貼って処理する必要もありますが、とりあえず。
吊戸棚の下はオープン棚の構造になっており、食器の仮置きや調味料置きなどを考えています。
上の方は、棚板を左右それぞれ1枚ないし2枚選べるようになっていて、使い道が選べるようにしたつもりです。ただ、左側の1枚棚板の方に水筒を置くのかなと思って作ったのですが、今日ためしに入れたら我が家の大サイズの水筒がぎりぎり入らず。。。まあ、見なかったことにしました。
今日は雨で大変でしたが、建築現場にこの吊戸棚と、別途調達した業務用のステンレスパイプ棚(マルゼンの)を持っていきました。目的は、この2つをどのように取り付けるか相談をして、下地を入れてもらうためでした。
IMGP3880.jpg
下地の入っている様子。
建築後になりますが、今作成した吊戸棚の横に同じような吊戸棚を追加製作設置を予定しますので、そこにも下地を入れていただきました。こちらはふところが70cm程度とかなり深い収納になります(ホットプレートなどを入れる?)
IMGP3918.jpg
裏の和室のエアコンの隠ぺい配管や電気の配線がとおっているので、取り付けの時には気を付けなければなりません。下地は27mm, その上に12mmの石膏ボードがあり、吊戸棚は18mmの板で作っているので、50mm程度のコーススレッドで取り付ければよいのかな。