大きな出張の前に何とか吊戸棚が完成しました。
3枚扉の吊戸棚の下にオープン棚があり、その下にIKEAので組立てたキッチン収納があります。
いわゆる家電収納的なものって、熱や湿気の問題があると思うので、我が家では、カウンター収納の天板をIKEAのキッチンの天板で作り、その上にオーブンレンジやトースターなどをそのまま置いて使ってます。
吊戸棚の扉板は、シナ合板にクリアニスを塗った仕上げで、落ち着いた感じに仕上がっています。扉板には取っ手がなく、扉板の下端が戸棚の下に1.5cm程度出るような寸法にすることで、扉板に指をひっかけて開くようにしています。
オープン棚は、奥行き30cm程度にしています。シナ合板のクリアニス仕上げで、安いスチールの棚受で壁につけていますが、ちょっとカッコ悪い。ただ、結構たくさんモノが載りますので、耐荷重重視としました(棚受けは1個で52kg受けられるものを3式使ってつけてます)。大工さんなんかだと、棚受けが無いようなデザインで作るのですが、素人なので、勘弁してください。
調味料やのりなどをガラス瓶に入れてこのオープン棚に置いたりしているようです(私は使い方には口を挟みません)。
扉板の内側はこんな感じ。
レシピ本を置いたりするのにちょうどよい高さ、ちょうど良いサイズになっています。台所ってどうしても、油などで汚れがちなので、こういうところに本をしまうのが良いですね。
中と右側の扉は両開きで、左側の扉は片開きにしました。
すでにいろいろなものが収められていますが、上手に使ってもらえれば、って製作者としては思います。
台所ってどうしても、道具や食器、材料がいっぱいあるので、散らかりがち。それでもいいではないか、って思います。住宅の紹介番組でたいていとってもきれいに片付いていますが、あれって写真撮影用ですよね!???
耐震ラッチ(ATOMの感震くんII)はまだつけてませんが、つけます。
ちょうどこの裏が分電盤なので、あとで、壁面にトースター用などのコンセントを追加しようと思っています。
大きな吊戸棚の製作(4) と植木
写真を撮っていませんが現在の進捗(遅い!)
扉板を仮にスライド蝶番を使って取り付けてみて、寸法を確認。
半かぶせの蝶番でとめている扉板がその隣の扉板とぎりぎり干渉しそうだったので、それぞれ1mm弱カンナで削ることにして今日はそのカンナ掛けの作業、木口テープでのお化粧とペーパーがけをした後、ニス塗りをしました。棚本体の方は、オープン棚も取り付けてすでにガンガン使用されております。
ニス塗りは夜に表を塗り、次の日の朝出勤前に裏を塗りという順序で作業をしますが、3回塗りなので、それでも3日間かかる作業になります。棚板の塗装も考えるともう2日間程度作業にかかることになりますので、もう少し効率を上げて、扉板と棚板を同時に塗装を進められるようにだんどらないとダメですね。
ここの所、このキッチン収納の仕上げにかかりきりと思っていましたが、14日は、緑化センターに行って、蝋梅とレモンの植木を買ってきました。蝋梅は2500円ですが、たくさんつぼみがついていてお得な感じ。
レモンは高価で、6400円も!します。レモンがたくさんついていましたが、植木の負担を軽くするために2つだけ実を残してもいでしまいました。ただ、もいだレモンはわりとスカスカ。香りはいいけど中身が。。。。
蝋梅は駐車スペースの裏側に植えました。
レモンは、地面にしばらく植えないで植木鉢で育てた方が良いとのこと。「狭い鉢でいじめてやらないとだめ」だそうです。
来週から仕事が忙しそうなので、出来るだけ今週に作業を進めたいな。
大きな吊戸棚の製作(3)
年末年始は、実家に帰省していたので、製作関係はお休み。ようやく3日に再開です。
ニスの塗装、途中までで年末に入ってしまいましたが続きを塗り終わり、昨日今日と棚板を乗せるためのニッケルダボ(金具)を取り付けていました。ニスを塗るときに邪魔になると思ったので、金具はつけていなかったのですが、金具を穴に叩き込むのが大変で、やっぱりあらかじめ金具を埋め込んだ状態で組み付けるべきだったかと思いました。最終的には、クランプ状の治具を作って圧入するようにしましたが、なかなか大変なところ。
棚板や扉板はまだなんですが、棚本体が作業場所にあると、作業スペースが狭くてやりづらいので、先に棚本体は、台所に設置してしまいます。
設置は、下地の場所を採寸し、CADに入れて設置の位置を決めて、取り付けのビスの位置を割り出し、あらかじめ棚の背板に下穴(3mm)をあけておきます。高さは、便利台を複数と、棚板などを使ってあらかじめ壁にけがいた高さの台を作っておき、そこに棚を運び入れて置きました。
そうして、水平器で水準を確かめながら下地の位置があっていることを確かめてコーススレッド(75mm)を使って固定しました。ここの壁の裏側は、電気の配線がたくさん通っていて、下地にちゃんとヒットしないとえらいこと(ショート!)になってしまう危険があるので、かなり緊張します。
無事問題なく付きました。
吊戸棚の下には、奥行の少し浅いオープン棚をしつらえる予定ですが、棚の設置のやり方からわかるとおり、先に上の棚をつけないと、下の工事ができませんので、まず上の棚をつけました。
奥様には一応好評。よかったー。
これからオープン棚、扉板の加工をしていきますが、チョンボがないか心配だ。
(いくつかケガキ間違いがこれまでも発覚していて、これまでは何とか収めたのですが、まだないとはいえないなあ。。。)
とりあえず一歩前進ということで。
大きな吊戸棚の製作(2)
やっぱり師走。案の定思ったようには製作進んでいませんが、年内までの進捗をメモ。
背面、上面に3mmのシナ合板を張り、さらに側面には、木組みが見えないようにお化粧のため、これも3mmのシナ合板を張りました。合板は、あらかじめ下地をペーパーがけをして平滑にしておいて、木工用ボンドを塗りたくり、貼り付け、クランプなどで押さえました。結構接着剤がたくさん必要なのには驚きました。
貼り付けもクランプをしているところはよいのですが、クランプがかかっていないところは浮きがちで、手持ちにちょうどいいものがなかったので、板当ててコーススレッドでおさえたりしてみましたが、あまりうまくいきませんでした。ここは荷締めベルトで締めるとかした方がいいのかもしれません。
そのあとは、木口テープを張ります。見える所の木口を覆うために、3mmの合板を貼ったところなどは21mmのシナテープ、そのほかは18mmのテープを張っていきました。テープを張った後は角をペーパーできれいにしました。
こんな感じの出来上がりで、まあまあきれいにいったかな?
「結構大きいねー」とは妻の言葉。最初にすんごく大きいけど大丈夫?って言ったんだけどなー。
この後は、ペーパーがけをしてニスを塗って、扉金具をつけたら本体は完成。扉板と棚板の用意をして出来上がりという順序でやっていきます。最後に、壁に取り付けるところがちょっと難関かなあと予想していますが、取り付けのための台座を木材で簡単に作ったりする手間を取れば、一人でも取り付けはできそうかなと予想しています。
大きな吊戸棚の製作(1)
台所関係、まだ終わってないんです。
カウンター収納をIKEAので作りましたが、その上にオープン棚と吊戸棚を自分で作るつもりで、早くも引っ越しから3か月が経ってしまいました。
一応JW_CADで図面を引いて、材料は、ネットでカットを含めお願いして、切断済みの板が届いていましたが、そのあと、他のいろいろをやっていて、放置。
ようやく、組み始めました。
吊戸棚は、扉が片開き1枚、両開き2枚の計3枚扉の構成で、幅が160cmとかなり大きめなものにしました。
これで、冷蔵庫の横に置いたカウンター収納の上全体が吊戸棚として使えます。
吊戸棚の中には棚板2枚が3枚扉それぞれで好きな高さを5種類から選んで置けるようにします。
棚板の数を減らすこともできますので、大物なんかもOKと思います。
吊戸棚は、扉は普通に手が届く高さにしたところ、大体戸棚の高さが68cm程度になりました。
よくシステムキッチンでついてくる50cm程度の吊戸棚だと、手を伸ばさないと届かないので、いきおいデッドストック収納になってしまうと思います。70cm程度にすると、目線ちょっと上あたりに扉がくるので、吊戸棚の最下段を食器入れに、その上をもう少し使用頻度の少ない物入れにしたらいいかなと思います。
吊戸棚の下には、オープン棚をこれは独立に棚板を壁に取り付けて、使用頻度の高いものを置くことにしたいと思います(だしとか、パスタとかを容器に入れて並べるとよいのでは?)
オープン棚の下は、65cm幅のIKEAの天板なので、電子レンジとか、その他もろもろを置いたり、配膳の準備などでかなり広く使えるスペースにします。
さて、吊戸棚のくみ上げは、用意した材料に図面を参照してケガキをして、まず棚板を置くためのニッケルダボ穴(8.5mm)あけから始めました。今回は、ミニボール盤を使って穴あけをしたので、垂直とか穴の深さとか結構上手にできました。次は、くみ上げは、軸細コーススレッドと木ダボを併用して行いますので、必要な木ダボ穴(8mm)や、ねじの下穴(2.5mm)をあけていきます。次に木組みをするための切欠きなどをのこぎりで切って作りました。のこぎりの切断は、勘が鈍っていましたが、いくつか失敗しつつ勘が戻ってきて、最終的には、ある程度の精度での切断ができました。
次に、仮組みをします。前の時仮組みで完全に修正しないで本組をして苦労したので、今回は仮組みを慎重にします。仮組みの時も組み付けの垂直などに充分気を配ってやることが重要と思います。
これは骨組みの仮組みをしたところ。
吊戸棚は基本的には18mm厚のシナ合板で構成していますが、全面18mmの板にすると重すぎますので、上の面と背面を骨組みのみにして、3mmのシナ合板を貼って軽量化を図りつつ強度を取ることを試みました。
ここまで仮組みをして問題がないことが分かったので、木工ボンドを使った本組に入ります。
本組では、骨組みを組んだ後、3mmのシナ合板を貼ります。
上面を貼った後、背面を貼ります。
今回は、前回までの反省で切断精度が多少難ありでも矛盾が解消しやすい設計にしたので、組み付けは結構楽にいきました。なんかちょっと進歩したかな。
そうそう。今回は、本組をした後にニスを塗ることにしましたので、板を組む前に一応ペーパーがけをしておきます。240番のペーパーで適当にしておきました。
この後、側板に組み付けの舞台裏が見えていてみっともないので、3mmのシナ合板をサイドに張り、木口テープでお化粧をした後、塗装する予定です。
塗装は、めんどくさいので、本体は2回塗り(ツヤあり+ツヤ消し)。扉板は、いつも見るところなので、気合を入れて、3回塗り(ツヤあり*2+艶消し)で仕上げます。
まだ結構手間がかかりそうですが、クリスマスの買い出しをしつつも2日間で組み付けまで行きましたのでかなり作業の段取りも進歩したのでは?と思います。