大きな吊戸棚の製作(1)

台所関係、まだ終わってないんです。
カウンター収納をIKEAので作りましたが、その上にオープン棚と吊戸棚を自分で作るつもりで、早くも引っ越しから3か月が経ってしまいました。
一応JW_CADで図面を引いて、材料は、ネットでカットを含めお願いして、切断済みの板が届いていましたが、そのあと、他のいろいろをやっていて、放置。
ようやく、組み始めました。
吊戸棚は、扉が片開き1枚、両開き2枚の計3枚扉の構成で、幅が160cmとかなり大きめなものにしました。
これで、冷蔵庫の横に置いたカウンター収納の上全体が吊戸棚として使えます。
吊戸棚の中には棚板2枚が3枚扉それぞれで好きな高さを5種類から選んで置けるようにします。
棚板の数を減らすこともできますので、大物なんかもOKと思います。
吊戸棚は、扉は普通に手が届く高さにしたところ、大体戸棚の高さが68cm程度になりました。
よくシステムキッチンでついてくる50cm程度の吊戸棚だと、手を伸ばさないと届かないので、いきおいデッドストック収納になってしまうと思います。70cm程度にすると、目線ちょっと上あたりに扉がくるので、吊戸棚の最下段を食器入れに、その上をもう少し使用頻度の少ない物入れにしたらいいかなと思います。
吊戸棚の下には、オープン棚をこれは独立に棚板を壁に取り付けて、使用頻度の高いものを置くことにしたいと思います(だしとか、パスタとかを容器に入れて並べるとよいのでは?)
オープン棚の下は、65cm幅のIKEAの天板なので、電子レンジとか、その他もろもろを置いたり、配膳の準備などでかなり広く使えるスペースにします。
さて、吊戸棚のくみ上げは、用意した材料に図面を参照してケガキをして、まず棚板を置くためのニッケルダボ穴(8.5mm)あけから始めました。今回は、ミニボール盤を使って穴あけをしたので、垂直とか穴の深さとか結構上手にできました。次は、くみ上げは、軸細コーススレッドと木ダボを併用して行いますので、必要な木ダボ穴(8mm)や、ねじの下穴(2.5mm)をあけていきます。次に木組みをするための切欠きなどをのこぎりで切って作りました。のこぎりの切断は、勘が鈍っていましたが、いくつか失敗しつつ勘が戻ってきて、最終的には、ある程度の精度での切断ができました。
次に、仮組みをします。前の時仮組みで完全に修正しないで本組をして苦労したので、今回は仮組みを慎重にします。仮組みの時も組み付けの垂直などに充分気を配ってやることが重要と思います。
これは骨組みの仮組みをしたところ。
DSCN0572.jpg
吊戸棚は基本的には18mm厚のシナ合板で構成していますが、全面18mmの板にすると重すぎますので、上の面と背面を骨組みのみにして、3mmのシナ合板を貼って軽量化を図りつつ強度を取ることを試みました。
ここまで仮組みをして問題がないことが分かったので、木工ボンドを使った本組に入ります。
本組では、骨組みを組んだ後、3mmのシナ合板を貼ります。
DSCN0584.jpg
上面を貼った後、背面を貼ります。
DSCN0589.jpg
今回は、前回までの反省で切断精度が多少難ありでも矛盾が解消しやすい設計にしたので、組み付けは結構楽にいきました。なんかちょっと進歩したかな。
そうそう。今回は、本組をした後にニスを塗ることにしましたので、板を組む前に一応ペーパーがけをしておきます。240番のペーパーで適当にしておきました。
この後、側板に組み付けの舞台裏が見えていてみっともないので、3mmのシナ合板をサイドに張り、木口テープでお化粧をした後、塗装する予定です。
塗装は、めんどくさいので、本体は2回塗り(ツヤあり+ツヤ消し)。扉板は、いつも見るところなので、気合を入れて、3回塗り(ツヤあり*2+艶消し)で仕上げます。
まだ結構手間がかかりそうですが、クリスマスの買い出しをしつつも2日間で組み付けまで行きましたのでかなり作業の段取りも進歩したのでは?と思います。

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