3040Z-Sの設定

一応届いた品物が動作可能なことを確かめたので、中華なCNCルーター 3040Z-S の設定を始める。
まず、USB-CNCコントローラーとそのままDSUB25pinケーブルでつないでPCからジョグコントロールしてみた。
問題
* X,Y,Z軸は動くものの向きが逆 -> ソフトの設定をinvertする必要あり。
–> Y, Z 軸をコントローラーソフトの「方向の正逆」にチェックを入れて反転させ、方向を合わせた。A軸は常識がわからないので、バイス側から見て時計回りを+としておく。
また、Pulse Hi/Lowの反転をX,Y,Z,A軸についてしないと定常状態で電力を消費するので、「Hi/Lowの反転」にすべてチェックを入れた。
* A(回転)軸は、動きが速すぎる。(XYZ軸はOKそう。)
–>
設定はマニュアルによるとXY がstep low active, dir not low active 640steps velocity 2500mm/min acceleration 200 mm/s/s step pulse 5(us) Dir pulse 1 (マニュアル不鮮明で読めないのでMACH3をインストールして確かめた) Zが640steps velocity 800mm/min acceleration 150mm/s/sとのことだが、A軸に関しては記述がない!おいおい、自分で値を探せってこと?
–> 実はX,YもMACH3の設定を自分で解釈してUSB-CNCソフトに入れると、速すぎる。もう少し考えないとだめ。A軸については、マニュアルにも記述がないので、校正するしかない?
* E-stop がDB25の10番ピンに割り当てられているが, CNC-USBボードのコネクターでは15番に割り当て。一方コントローラーの方では15番は、PROBEに割り当てられている(が、配線がされていない)。
–> コントローラーの内部配線を変更。E-stopのスイッチをボード上のPROBEに接続するようにする。
–> 配線変更をして、USB-CNCコントローラーソフトのSettings-> Ctrl-> User E-Stop にチェックを入れることでEmergency Stop ボタンを押して機械が止まることを確認した。
DSCN2383.jpg
こちらはUSB-CNCコントロール基板
コントローラーの内部基板は
DSCN2389.jpg
こんな感じ。LIMITスイッチやPROBE, それから、スピンドルの制御も一応できるようなボードだけど、使ってない。
DSCN2391.jpg
コントローラーの筐体内はこんな感じで、思ったより普通の作り。
ただ、基板にはんだのくずがついていたりして大丈夫かいな!?という感じである。
とりあえず、まず、最低限の配線を変更をしてE-stopを正常にするのと、リミットSWをつけたり、スピンドルの制御をUSB-CNCボードからできるようにしていこうかな。
最初はジョグ制御でUSB-CNCボードを入れるケースの穴あけでもやってみようか。。。

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