火山灰の鉱物の顕微鏡観察

娘は中学校の入学前宿題がない(入学者のしおりを読んでおけ、というのが宿題と言えば宿題?)ので、割合のんびり過ごしております。昨日は、暇そうにしていたので、久しぶりに箱根に行こうということで、大涌谷にある、箱根ジオミュージアムに連れていきました。

箱根は火山ですので、火山灰の鉱物を顕微鏡で見る展示があり、興味深く拝見しましたが、我が家にも双眼顕微鏡があったなと思いだして、博物館の人に、火山灰の鉱物観察はどうやったらできるのか?と質問をして教えてもらってきました。

今日、家で2種類のサンプルを使って観察をしてみました。

まず1種類目は、「鹿沼土」。鹿沼土は、赤城山の噴火による軽石が堆積したものだそうで、火山灰由来の鉱物が入っている可能性が高いそうです。

鹿沼土を容器(我が家は、陶器のプリン皿を使いました)に少量取って指ですりつぶし、水で洗い、上澄みを捨てる作業を繰り返しました。上澄みが濁らなくなったら、水を捨てて、プリン皿をオーブントースターで5分ほど加熱し、水を飛ばしました。

もう1種類目は、我が家の庭の赤土(関東ローム層)です。富士山由来の鉱物見つかるかな?ってことで、なるべくそれっぽいのを少量取り、同様につぶして洗う作業を繰り返しました。かなり、粘土が多く、洗うのに時間がかかりました。

というわけで、顕微鏡で観察。

まず鹿沼土ですが、くしゃくしゃのガラス片のようなものが多いです。あとは多角形の黒っぽい塊が目立ちますね。でもほとんどは、白や黄色のフレーク状のもの。黄色のは、硫黄かなあ?

鉱物の知識に乏しいので、それが何なのか、自信がありません。。。

次に、我が家の赤土ですが、鉱物が思った以上に少ないです。火山灰っていうよりは、丹沢の山の岩石が侵食されて流れてきたような川の砂っぽい感じのものがほとんど。赤茶色の鉱物がたまに入っていますが、これなんだろう?

富士山の火山灰の鉱物を観察しようと思ったら、相当狙って、それだとわかる層のサンプリングをしないとダメかも。

 

お盆休みもお終い

お盆休み、というか、塾のお盆休みも今日まで。娘は、明日からまた激しい夏期講習が始まります。というわけで、家族で公共プールに行きました。本当は、昨日行こうと話をしていたのですが、一昨日、帰省から帰ってきたら結構疲れてしまっていて、家庭学習が予定通り進みませんでしたので、昨日は、娘は学習時間(算数大会!)、私は鏡面研磨をやっていました。

それで、今日プールに連れて行こうと思って、調べたら、ちょっとミスしたなと思いました。今日は月曜日、公共関係の施設は月曜日お休みが多いです。プールも案の定、平塚、厚木などのプールは主だったところは、お休み。というわけで、月曜でもやっている相模原のプールに行くことにしました。相模原偉い。ということで、最初は屋外だけど、ウォータースライダーとかもあるという、こだまプールに行こうと思ったんですが、車で移動中、雨が降り始めた。ということで、予定変更。相模原グリーンプールに行きました。

ここは、50mプール、飛び込みプール、25mプールがある、競技会なんかも開けそうな屋内プールで、余暇というより、ガチ水泳練習って感じになってしまいますが、50mプールもそんなに人が多くなくって、思う存分泳げました。娘は、クロール大練習大会、私は娘の練習に付き合いつつ、時々ウォーキングや泳ぎをして、普段の運動不足を少しでも解消できたのが良かった。また日特に娘を送った後で、迎えに行くまでの間こういうプールで泳いだりするのもいいかな、と思いました。

ここは、2時間を超えると超過料金となるのが、ちょっと玉に傷ではありますが、清潔だし、とにかく、広いプールでゆったり泳げるのが良いと思います。

ということで、プールから帰った後、また勉強大会のつもりが、私は爆睡。娘はちょっと休んだけど、でも算数の共通問題頑張ってやっているみたいで、今日中に共通問題310番までの難度Cを解きなおし含めてやろうと頑張っているようです(難度Bは終わっていますが、難度Cを含めると、ちょっと今日中に全部は無理かも)。

メモチェは遅れ気味。でも、父としては、算数を一生懸命やっているので、それでいいと思っています。

明日からも大変な毎日ですが、ガンバです。

深海2017 科博で。

昨日、ようやく行ってきました。国立科学博物館(科博)で開かれています、特別展「深海2017」

ちょっと関係者なので、自分が関係したところを見ることも目的の一つですが、自分の専門外の展示も楽しみに出かけてきました。

ずいぶん混雑している、って聞いていましたので、少し(?)早起きして、9時開場だったのですが、7時半に科博に行きましたら、すでに何人か並んでいました(びっくり)。開場の時間には、結構な行列が科博前の道路にできてた、と思います。

幸いにして曇り空で比較的気温も低かったので、9時の開場まで本を読んだりのんびり待つことができました。そして、9時開場とともに入場できましたので、割合落ち着いて見学できました。

オンデンザメの標本! 超巨大な深海ザメとのこと。

写真を取り忘れたけど、あごが飛び出して魚を食べるサメ(ミツクリザメ)の映像は衝撃でした。なんで写真がスマホに残ってないんだろ?って思いましたが、動画は写真撮影しないでね!っていう注意がありました。そういえば。著作権の問題などからだと思いますが、ぜひ会場で皆さんご覧ください。それか、NHKで8月末になんか放送をやるって書いてあった気が。

あとは、新種なんだけど、まだ認められてないから、写真撮影NGというのが展示にあって、そんなん展示していいの?なんて思いました。私は。

あと、ダイオウイカが浮いているのがアンモニアが水より軽くて、浮力材になっているからということが衝撃でした。それから、深海8400mより深いところでは、タンパク質が圧力で壊れちゃうので魚が住めない、という話も衝撃でした(ホント?)。

とかとか、いろいろなことが展示してあって、お腹いっぱい。

そんななか、個人的には、シロウリガイとかハオリムシなどの標本がなじみ深いのでほっと落ち着きます。

展示は、最初の半分が、深海生物の展示。

後半は、地震・津波の災害のことと、資源開発のことなどを少々。ですが、前半でちょっと疲れ気味のところに、少し文字数多めで疲れ度UP?

地震・津波災害は、東北太平洋沖地震の震源がどのようなメカニズムで動いたのか?を地球深部探査船「ちきゅう」で実際に震源の断層を掘って調査した話が中心。かなり丁寧に展示が作りこまれていましたので、これはおすすめ。

これは、地球深部探査船「ちきゅう」で、海底下の地層を掘ってサンプリングするために使われる、コアビットの実物。ほかに深海底の掘削に使われる太ーいドリルパイプの実物が展示されていて、印象的でした。

私の関係しているところの展示は・・・うーん、ちょっとショボかった。もう少し丁寧に図版をつくればよかったかな。。。あとは、もう少し現場の写真を大きく展示すればよかったかなーと反省。

いろいろと展示を見て、最後にお土産ブースがありました。

お土産を我が家の家族はいっぱい購入してましたが、私のお土産一押しは、上の、深海展「図録」です。2200円ですが、とてもきれいな深海魚などの写真などが載っていることももちろんですが、文字の情報量もかなり豊かで、読みごたえがあると思います。

さて、科博好きの我が家は、お昼を科博のレストランで食べてから常設展を見て回ろう、って思ってたんですが、レストランに入るのが55分待ちとかで、挫折。

一端外にでて、精養軒で食べることにしましたが、こちらも25分待ち。でも、まあ、たまにはいいかということで待って久々に洋食をいただきました。

ステーキ、エビフライどちらも美味。

窓から見える景色も落ち着きがあって、科博のレストランもなかなか良いですが、こちらも好きですね。

食事をしてから、常設展を見ようと、科博に戻ると、深海展は、入場制限がかかっていて、70分待ち(チケット持ちの場合)とのことで、うーん。

常設展は、今回は地球館の今年模様替えをしたところを中心に見て回りましたが、標本数が多くて、やっぱり見ごたえあります。もう少し、展示に関連情報をつけてくれればって思うんですが、それは端末で読んでねってことのようです。が、端末数が少ないので、個人的にはもっとパネルで書いてくれている方がいいかな、って思いますが、科博も見せ方を模索しているところ?と思いました。

ともあれ、なんやかんや4時過ぎまで科博にいましたので、お腹いっぱい、とっても疲れたーという一日でした。

科博に行った後、我が家は、さいたまの妻の実家に帰省をしました。都内の交通量はあまりなかったので、結構運転が楽でした。

 

初詣でとお散歩

昨日まで実家に帰省していたんですが、今回は大みそかに帰省して2日にこちらに戻ってくるという強行軍でした。

帰るときは試みに朝4時ころに出たら11時前には実家に着いてしまって、ちょっと早く着きすぎたなと思っていたんです。ところが、2日の帰りは元日の夜に降った雪のせいで大変で、昼前に実家を出発したら、名神・新名神とも通行止めのため、名阪国道を利用したものの、夕暮れの段階でまだ亀山のあたりを走っているような状態。箱根越えも東名しか使えそうな道がなくって超渋滞。家に帰ったのは12時をとっくに過ぎたような時間でした。一緒に渋滞していた車のナンバーを見ると、栃木とか埼玉の方が結構いらっしゃって、大変だったのじゃないかなと思いました。

さて、こちらに帰ってきて、今日はとっても良い晴天に恵まれましたので、初詣でがてらお散歩。

毎年、初詣では近所の氏神さんと三ノ宮比々多神社に行ってます。近所の氏神さんは、元日だけいろいろやっているようで、今日はもういつもの静かな神社に戻ってました。

そのあと、散歩がてら、いつもは行かない方向にプラプラと歩いてみます。

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途中、鈴川を渡りますが、「崖下橋」ってなんだか変わった名前、でも結構雰囲気のある橋を渡ります。

渡った後、もう少し寄り道と思って、横道にそれて高台に上がってみました。

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ら、とってもいい景色!下の伊勢原の街だけでなく、その向こうの平塚、茅ヶ崎の街が見渡せ、遠くの相模湾とその向こうの三浦半島や伊豆大島まで一望にできました。

この時期は空気の透明度も高くて気持ちいいですね。

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三ノ宮比々多神社は、大体の参拝の方は車で来るようでなんだか騒々しいところですが、近所の氏神さんとちがって、にぎやかなのもまあ、いいかな。

参拝者にはお神酒とお守りをいただけるのですが、鈴を頭の上で振ってもらうというのがもれなくついてくるようで、こういうのが苦手な私は、お神酒とお守りだけいただいて退散。

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皆様暖かいお正月をお過ごしください。

米国ホームセンター事情?

久々に米国出張に来ました。サンフランシスコにこの時期によく来るのですが、市内のホテルの値段をみてビックリ!4泊で普通に15万円とか尋常じゃないです。人が集まる時期は足元を見て値段を上げてきますね。

というわけで、今回、空港の近くのホテルに泊まって、サンフランシスコ市内まではBARTという地下鉄で通ってみることにしました。市内までは4ドルちょっとで20分程度乗れば着きますし、用事の場所も駅から近くなので特に問題なさそうな感じで、これからは毎回こうしてもいいかなと思っている次第。

さて、今回は郊外のホテルに泊まっているわけですが、ホテルの目の前にホームセンターがありましたので、食事がてら、ぶらぶらしてみました。

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行ったのは、ここ。HOME DEPOTなどもあるかとは思いますが、こちらも大手のホームセンターでしょう。

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クリスマス前のシーズンでしたので、ポインセチア大量販売、クリスマスツリー大量販売してました。

クリスマスツリーは、30ドルちょっとで買えますので、きっとクリスマスツリー専用の森がどこかにあるに違いない。

店内の感じは、まあ、日本でいうとIKEAの倉庫スペース、そんな感じです。

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とても手の届かないところに大量にものが置いてありますので、ホームセンター自体、日本の郊外の店と同じ程度の床面積ですが、置いてあるものの量はかなり多いです。

置いてあるものもお国柄。。。

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芝刈り機は、エンジン付きしか売ってません。

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バーベキューコンロも、でかい。一家に一台って感じ?

DIY関係の資材も、思ったよりお国柄の違いが出ていて面白かったです。

置いてあるものから想像するに、家のかなり基本的な部分から手を入れる人が多そうな感じです。

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これは、たぶん屋内配線用の電線なんですが、金属製の蛇腹ホースの中に電線が入っているもので日本じゃ見かけないです。

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道具も、これ(プレーナーといって要は電動カンナ)、日本じゃまずホームセンターでは売ってないですよね。

板材は、細工材はともかくとして大きなサイズで売っているのは、日本だと集成材とか、合板が多い感じですが、表面仕上げがなされていない粗加工だけの素の木材がたくさん売っていて、たぶんその粗材を買ってきて自分でカンナ仕上げして使うんでしょうね。

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ホワイトウッド(板材が多量に売ってます)の他にハードウッドとして売っていたのは、オークとポプラがメイン。

逆に合板は本当に雑な下地材しか売ってないですね。やっぱり家の作り方が違ってるのが反映しています。

道具といえば、金尺、水準器もかなり大型。2×4の木材を組んで水平垂直を現場で取っていくのに便利なサイズなんでしょうか?日本だと2×4組むときはどうしてるんだろ?

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そうそう。これがあると、DIYも便利そうなのが「ウマ」ですが、日本じゃ普通に売ってない。まあ、折りたためたりしないと置くとこがなくて困っちゃうから売ってないのかな。

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断熱材も2×4の施工に向いた製品で性能の高いのが普通に売っています。

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日本だと裏に反射材がついているタイプまず見かけないけど、断熱に対する要求がこっちの方が厳しい?のかな?

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もう一つ特徴的だと思ったのが、ペンキのバラエティが非常に豊富。こんな感じで色を調合して作れちゃう感じ。アメリカの家は基本的に中も外もペンキ仕上げなので、ペンキの色味に結構こだわりが出てくるのでしょうね。

かなりいろいろとお国柄の違いを感じられたので、ホームセンター訪問おすすめ!