記述力模試 カリテ 17/3/25 星空観望会

記述力模試の結果が返ってきました。

結果は予想通り算数がひどいもので、無言です。平均より10点以上も低い点数・・・

一方、理科は8割取れた結果、順位が二桁でした!(いいところだけを見ていきたい・・・)

一喜一憂したらいけないんでしょうが、やはり一喜一憂してしまいます。理系父としては、理科がよいのはとても嬉しいけど、算数どうしたものか・・・・と悩む毎日です。最近、算数がちょっと勘違いして勉強しているのではないか疑惑もあって、しっかり勉強ができるようにサポートしてあげたいけれど、現実あまりサポートできていません。

さて、春期講習(今日から始まりました!)の前日(17/3/25)の午前に行われた冬学期最後のカリテも算数が非常に悩ましい結果のようです。

国語>理科>9割 > 社会>8割> 4科 >7割>>5割> 算数

という結果で、算数が見事に足を引っ張っていて、唖然呆然。毎日一生懸命勉強しているようなのに、この結果というのは何かやり方が間違っていると言わざるを得ません。

(3/27 結果)

4科 共通9/応用7でした。算数以外が良かったから(国語 10/10 理科10/9 は褒めてあげたい!)、ぎりぎり踏ん張ったというところ。算数応用 4はきついです(応用部分0点だから仕方がない)。前回頑張って少しよくなったんだけどなー。みんな頑張っているってことですね。

(3/27 結果終わり)

・・・

今回カリテが午前中にあって、春期講習が次の日の午後からということで、丸1日その間があいていましたので、強行軍ですが、乙女高原星空観望会というのに娘も一緒に参加してきました。

カリテが昼に終わり、そのあとの子供会に参加したので、終わったのは土曜日の午後1時過ぎ。そこから山梨の山に車で向かいましたので、現地に到着したのは午後4時ころでした。

3月末ですが、標高1500mを超える場所は、とっても寒い!(氷点下)。雪も前に積もったのが残っていて、つららなんかも山荘の軒先にできているような感じです。娘は雪だるま作ったりして雪遊びして、受験勉強の合間のよいリフレッシュになったようす。

父親は、まえからやっている星空観望会の天候悪い時の活動の一つの、鏡面研磨を遅ればせながら少し進めました。今回は、鏡面精度の確認に使うフーコーテスターを、研磨会に参加している方々が使えるように作り、そのデビュー戦を現地で行いました。

夜はいつも通り、観望会の皆さんで焼肉で夕飯です。雪だるま作ってお腹が空いたのか、娘は珍しくお代わりしたりしてましたね。

残念ながら肝心の夜空は、雪がちらつくような状況でほとんどNGだったため、娘は、部屋でのんびりテレビを見て過ごし、私は鏡面研磨を進めました。前に研磨をしたのが約半年まえで、そのあと仕事が大変で放置していたのですが、少し前進したのでよかった。

・・・研磨を夜1時過ぎまでやって、床について朝目が覚めたら結構積雪していて、驚きました。粉雪ながら、車に10cm以上積雪してました。

車は一応タイヤチェーンを持ってきたものの、数年前に買ってから開封もせずに置いてあったものでしたので、つけるのに苦労しましたが、観望会に来られている方々の助けもあり、チェーンをつけて下山です。ノーマルタイヤだったので、タイヤチェーン持ってこなかったらアウトでした。ほっ。

山を下りたら、雨でした。やはり別世界。

そんなこんなで、急いで塾に戻り、娘を春期講習に送り届けました。何とか間に合ったようでほっとしました。

 

鏡面研磨現況

4月に1か月ほど出張していたので、鏡面研磨はさっぱり進んでいません。

先日ピッチ盤の状況を見たら、ベコベコ。というわけで、ピッチの貼り直しからやって研磨しています。

鏡面は過修正、リングが出来ちゃっていますが、一度できちゃうとなかなか消せませんね。

ショートストロークで研磨を心掛けているのですが、一度大きなオーバーハングをかけて研磨してみたら、よけい中央が過修正になっちゃいました。なんてこったい。

FT-20160610_0002-0115

一応、研磨が終わったら望遠鏡にしようと思って、接眼部のヘリコイド、斜鏡スパイダー、斜鏡(31mm, 41mm)を買ってみました。まだまだ遠い感じですが。

また明日から出張なので、またしばらくお休みになっちゃいますね。

この間接近中の火星を20cmでみましたが、本当は今磨いているので、見るつもりだったんだよねと思いました。

フーコーテストデータ処理

フーコーテストに相変わらずはまっちゃってます。

テストをする装置の制御プログラムを改良して、測りながらゾーンごとのナイフ位置の推定をして、グラフに書き出して眺められるようにしてみました。測定プログラムは、あらかじめ指定した回数繰り返し測定を行うこともできるようにしました。設定してrunすると、ひたすらステッピングモーターを動かして計測を行ってくれます。

FT-20160309_2354-0012

上は、プログラムの確認ということで、私の持っているKenko SE200Nの主鏡(D=200mm FL=1000mm F/5) を計測してみたものです。結構まともなミラーでびっくりしました(青い線がパラボラの時に期待されるナイフ位置で、中心部はNGですが、周辺部はばっちり。中心部は斜鏡でおおわれるからパラボラにしいなくてもよいという割り切りで整形されているのかもしれず、なかなかのコスト管理が行われているのかも?と思わせる内容でした。

これだけ、まともな結果だと、この鏡の波面収差の量を評価してみたくなります。ということで、ナイフ位置と球面収差の量の関係、それから、放物面の収差量の関係はあちらこちらに書いてあるのですが、これを波面収差に換算する式を、いろいろ調べてみたのですが書かれている記事がなかなか見つかりません。

ということで、こちら も参考にしながら、考えてみました。

忘れないうちにエッセンスを書いておこうと思います。

鏡収差計算式_2

この考え方に基づき、先ほどの鏡面の波面収差を計算してみたのが下のとおりで、PVでおおよそλ/7.3 程度、RMS=λ/29.5程度になりました(ほんとかな?)。中心部の評価が十分にできていないので甘目ですが。40%より外側のゾーンが結構良好なので、もったいない気がします(中央をもっと遮蔽すればいいのかもしれませんが、そうすると回折の影響が大きく出てくると思われる)。

波面誤差200mmF5

鏡面研磨(2016/3/1)

ひどい研磨痕を作ってしまったので、均す研磨をしてみました。また、フーコーテスターのゾーンテストのデータ処理をするプログラムを書きました。

FT

これが、30分ほど研磨をやり直した結果。ピッチ盤は30℃ほどに鏡面を温めて少しピッチ盤を馴染ませた後に研磨を行いました。最初は引っかかる感じがありましたが、10分ほど研磨すると引っかかりが取れてスムーズに動かせるようになりました。盤の研磨方向も15分程度をめどに方向を変えて様子をみました。

研磨痕は取り切れていませんが、多少ましになりました。リングはまだ残っています。

ゾーンテストの結果は、各ゾーンについてのナイフ位置に対する右側左側の輝度差が下のようになり、ここから、輝度差が0となるナイフ位置を推定しました。

Foucault_KnifePos_0

ナイフ位置(収差)を5回分のゾーン測定結果について、放物面の収差と比較して示すと下のようになりました。(昨日までのプロットは、放物面の収差量の計算が間違って4倍になってました。。。)

FoucaultZone

リングがゾーンテストの結果にも見えているのと、目立ったターンダウンがでています。

5回目の測定結果(水色)がずれているのは、おそらく、4回目の後しばらく経ったため鏡面の温度変化があったため?かな?

鏡周部のゾーンテスト結果にみるターンダウンは、ひょっとすると鏡面のゾーンテストのやり方に問題があった可能性もあるかも(ナイフ位置と輝度の変化の仕方が他のゾーンとことなるので)。

鏡面研磨(2016/2/29)

フーコーテストができるようになったので、ピッチ盤を引っ張り出してきて鏡面研磨をしました。

まず、かなり長い間放置したピッチ盤が馴染むか不明だったので、そこを目指して。

まず、鏡にハンドルを取り付けます。前に木の棒をピッチでつけていましたが、2回連続で剥がれてしまいましたので、今回は、デルリンとアクリル板を使って樹脂のハンドルを旋盤で作りました。これを両面テープで鏡に貼りました。

2016-02-29 18.38.15

ちゃんとついているか不安だったので、上から10kgの錘を乗せて密着を図りました。

2016-02-29 18.46.27

ハンドルを貼ったら、お湯(50-60℃に調整)に鏡を浸し、鏡を暖かくしておいて、ピッチ盤の上にクッキングシートを挟んで乗せ、10kgの錘をさっきと同じように乗せました。

10分程度押し付けて、なじませたつもり。

が、やりすぎたようでピッチが境界でへこんじゃいました(涙)。とりあえず見なかったことにして研磨液(セリウム)を少量つけて研磨開始。

両面テープで取り付けたハンドルは、お湯にも耐えてちゃんとついています。

2016-03-01 00.24.27

これがわが家の研磨環境。研磨台はスツールの下を木で固定して用意しましたが、スツールの座面が折り畳み式のため、結構がたがたするのでいまいち。

(温度計が水没しているのに写真を撮った後、気が付いた。やべー。)

研磨はかなり引っかかりがあり、スムーズな研磨運動が難しい。

30分ほど磨いてフーコーテスターにかけてみたところ、深い穴はなくなっているようだったが、鏡面に焼けができていて、洗っても取れない。

しょうがないので、研磨液を少し濃い目につけて、軽く数分研磨をしたところ何とか焼けはなくなったが、研磨痕だらけというひどい状況だということがわかった。

FT-20160229_2312-0014

ポン・デ・リングじゃー!(涙)おそらく引っかかりがひどくて回転運動がちゃんと行えなかったため。

ゾーンテストの結果は、球面と放物面の間あたりだが。。。。前途多難ですね。

20160229_zone

フーコーテストの結果は4回測定してほぼどれも同じ結果が得られているので、よしよし。。。