フーコーテストができるようになったので、ピッチ盤を引っ張り出してきて鏡面研磨をしました。
まず、かなり長い間放置したピッチ盤が馴染むか不明だったので、そこを目指して。
まず、鏡にハンドルを取り付けます。前に木の棒をピッチでつけていましたが、2回連続で剥がれてしまいましたので、今回は、デルリンとアクリル板を使って樹脂のハンドルを旋盤で作りました。これを両面テープで鏡に貼りました。
ちゃんとついているか不安だったので、上から10kgの錘を乗せて密着を図りました。
ハンドルを貼ったら、お湯(50-60℃に調整)に鏡を浸し、鏡を暖かくしておいて、ピッチ盤の上にクッキングシートを挟んで乗せ、10kgの錘をさっきと同じように乗せました。
10分程度押し付けて、なじませたつもり。
が、やりすぎたようでピッチが境界でへこんじゃいました(涙)。とりあえず見なかったことにして研磨液(セリウム)を少量つけて研磨開始。
両面テープで取り付けたハンドルは、お湯にも耐えてちゃんとついています。
これがわが家の研磨環境。研磨台はスツールの下を木で固定して用意しましたが、スツールの座面が折り畳み式のため、結構がたがたするのでいまいち。
(温度計が水没しているのに写真を撮った後、気が付いた。やべー。)
研磨はかなり引っかかりがあり、スムーズな研磨運動が難しい。
30分ほど磨いてフーコーテスターにかけてみたところ、深い穴はなくなっているようだったが、鏡面に焼けができていて、洗っても取れない。
しょうがないので、研磨液を少し濃い目につけて、軽く数分研磨をしたところ何とか焼けはなくなったが、研磨痕だらけというひどい状況だということがわかった。
ポン・デ・リングじゃー!(涙)おそらく引っかかりがひどくて回転運動がちゃんと行えなかったため。
ゾーンテストの結果は、球面と放物面の間あたりだが。。。。前途多難ですね。
フーコーテストの結果は4回測定してほぼどれも同じ結果が得られているので、よしよし。。。