ひどい研磨痕を作ってしまったので、均す研磨をしてみました。また、フーコーテスターのゾーンテストのデータ処理をするプログラムを書きました。
これが、30分ほど研磨をやり直した結果。ピッチ盤は30℃ほどに鏡面を温めて少しピッチ盤を馴染ませた後に研磨を行いました。最初は引っかかる感じがありましたが、10分ほど研磨すると引っかかりが取れてスムーズに動かせるようになりました。盤の研磨方向も15分程度をめどに方向を変えて様子をみました。
研磨痕は取り切れていませんが、多少ましになりました。リングはまだ残っています。
ゾーンテストの結果は、各ゾーンについてのナイフ位置に対する右側左側の輝度差が下のようになり、ここから、輝度差が0となるナイフ位置を推定しました。
ナイフ位置(収差)を5回分のゾーン測定結果について、放物面の収差と比較して示すと下のようになりました。(昨日までのプロットは、放物面の収差量の計算が間違って4倍になってました。。。)
リングがゾーンテストの結果にも見えているのと、目立ったターンダウンがでています。
5回目の測定結果(水色)がずれているのは、おそらく、4回目の後しばらく経ったため鏡面の温度変化があったため?かな?
鏡周部のゾーンテスト結果にみるターンダウンは、ひょっとすると鏡面のゾーンテストのやり方に問題があった可能性もあるかも(ナイフ位置と輝度の変化の仕方が他のゾーンとことなるので)。