奈良・京都へ年末に行く

年も明けてしまいましたが、年末に帰省ラッシュを避けて奈良・京都に観光に行ってました。

朝少しだけいつもより早起きをして、お泊りの準備を車のトランクに詰めて、車で出かけます。今回は、東名・新東名・新名神・東名阪・名阪国道をgoogle map に言われる通りに走ってみました。途中特に渋滞もなく、高速道路が整備された効果を実感。奈良の東大寺を最初の目標にしてみましたら、名阪国道のΩカーブのところの五ケ谷ICで降りて比較的細い道を走るように案内されましたが、車も少なくて割合走りやすかったです。

ちょうどお昼ちょっと手前のタイミングだったので門前町で食事をしてから大仏を見る。以前東大寺学園があったところに、東大寺ミュージアムというのができていて、これを見てから大仏殿を見るのがよい。大仏の手のひら原寸大が展示してあるのですが、その大きさにびっくりでした。

大仏殿を見た後、個人的趣味で裏の正倉院へ。東大寺大仏殿はめちゃくちゃ人がたくさんいるのに、正倉院を訪れる人はまばら。

とても美しい機能美を持った建物だと思うのですが・・・・宝物は、隣の新築の建物に入れてあるそうで、それはちょっと残念。

そのあとコーヒー飲んで休憩したあと、興福寺中金堂・東金堂・五重塔・ミュージアムとみてまわる。

このあたりで日が暮れてきたので、今日はここまでにして奈良のホテルに泊まる。

翌日も奈良に泊まるように準備してあるので、朝から夕まで1日使える。どこに行こうかと考えて、これまで行ったことのない明日香村に行くことにする。

朝食をとった後、車でまず石舞台古墳まで行く。到着は、開場少し前で、朝日を浴びた古墳がきれいな時間帯でした。朝早めの時間のためか、観光案内の方も時間に余裕があったので、しばらく古墳などのことについて、どのように作ったかとか、古墳~飛鳥時代の古墳のトレンドなど、いろいろと教えていただく。

掘って、岩を置いて、土で回りを埋め、そこに蓋の岩を持ってきて、下の土を掘ってどけて作ったとのこと。

次に、キトラ古墳を見に行く。キトラ古墳は石棺の中のしっくい画をはがして保存しているとのことで、隣接地に保存施設兼ミュージアムができていました。保存の様子も見学できるのですが、劣化を防ぐため、明かりが無くてほとんど見えません(年に何度か公開をしてはいるそうなので、そのタイミングに行くのが良いと思います)。ただ、併設のミュージアムは保存プロジェクトのことを展示していてとても面白いので、必見と思いました。

その後、高松塚古墳にも行きます。こちらも壁画の展示館がありますが、こちらはさすがに展示がちょっと古めかしくなってきていて、文化財の保存広報の難しさを感じました。

高松塚古墳

明日香村を後にして、これまたgoogle map の言いなりに奈良の薬師寺に行く。途中、農村集落にありがちなせまーい路地に案内されまくってとても疲れる。

薬師寺は、復興・修理の資金を写経勧進によっても調達しているのがユニークだと思いました。現在東塔の修理中ですが、今年にも終了ということで、ここのお寺は、かなり営業努力をしている感じです。

白鳳伽藍を拝観しましたが、金堂など、焼けたりして荒廃する中で、白鳳時代当時の仏像群(薬師さんなど)が今でも拝観できるのはすごいことだと思いました。

そのあと、さらに北側にある唐招提寺に行く途中の蕎麦屋で昼食。押し寿司が地味に美味しかった。

唐招提寺金堂の仏像もまた素晴らしい。

2日間で、飛鳥~白鳳~奈良~平安~鎌倉時代の仏像をいろいろ見てかなりお腹いっぱいな感じで、奈良のホテルに戻りゆったりと過ごしました。

3日目は、娘のリクエストで、朝から宇治の平等院に。平等院に行く前に、妻のリクエストで黄檗のパン屋さんに行くが、すごい行列で並ぶのをあきらめ、宇治に。こちらもかなりの人が来ていましたが、阿弥陀堂の内部拝観の受付も1時間以内の時間に予約が取れたので、まあよさそう。平等院もミュージアムに宝物が展示されていて、こちらも充実した展示でかなり良かったです。また、こちらのミュージアムショップのお土産品のデザインのセンスが良い、との娘の感想。

平等院の拝観をした後、宇治の門前町で食事をしても良かったのですが、京都の三十三間堂に行くことにして、お茶だけ買って、車を走らせる。鴨川近くのコインパーキングに停めて(狭い!)、お昼を近所のお好み焼き屋で食べて、三十三間堂へ。お昼を食べておいてよかった、と思うほど広い、というか長い!合計1001体の千手観音像は圧巻。ずいぶんたくさん見たな、と思ったらまだ1/3ぐらいでした。こんなのを作ろうと思った後白河上皇、平清盛はすごい人たち。

外には人がいませんが、中は拝観者でいっぱいです。

最後に近所の方広寺の鐘(君臣豊楽、国家安康)を見に行く。このあたりは豊国神社、耳塚と秀吉~秀頼の時代のものがたくさんありました。

このあたりでいい加減疲れてきたので今回の旅行はここまで(比叡山に行こうか悩んだけど)。車で家に帰りました。帰りも渋滞がなかったためか、思ったより楽でそれほど遅くない時間に家に帰れたので、またこんな感じで気軽に寺社仏閣を見に行きたいなと思いました。

高速道路を歩く

昨日12/7、建設中の新東名伊勢原JCT-伊勢原大山IC間で、建設中の高速道路上を歩く「いせはらウォーク」が開催されましたので参加してきました。

当日は、朝から寒く、また、雨もちらほら降っていましたので、よっぽど家で寝てようかと思いましたが、「高速道路歩くなんて、普段できないし!」なんて思いながら、なんとか起きていってきました。

小田急伊勢原駅の近くにある日産の社バス停から頻繁にシャトルが出ていて、参加者を運びまくってました。

ETCゲートから入場。表示もイベント仕様、左側に伊勢原市のマスコット?「クルリン」が出てた。

歩き始める前に開会式をやってました。市長、地元の議員さんの挨拶の後、NEXCOの厚木工事事務所の方が話されていたけど、遺跡もたくさんこのあたりあったし、苦労したろうなあ、と思いました。

あとは大山の神輿?が出たり、イベント気分が盛り上がります。ウォーキングスタートは、伊勢原市長の割とあっさりとしたピストルの合図で開始。

ランプウェイの坂道をみんなで上ります。

本線に合流。本線と合流部合わせると相当道幅が広い!舗装はされていましたが、まだ白線などは引かれていません。途中白線が引かれた場所もありましたので、これから順次工事していくのでしょうか。

このあたり、JCTで合流する東名高速の上を通す関係?でしょうか、橋脚がとても高い!見晴らしは抜群でした。

伊勢原JCTの分離部分まで、歩いてきた。ここは舗装がまだされていない。舗装されているところは柔らかい感じでかなり歩きやすかったけど、コンクリの未舗装部分は固い。

伊勢原JCTのところで、Uターンして同じ車線を今度は(車の走り方からすると)逆走して戻ります。ランプウェイのところまで戻ってきた。伊勢原大山ICの向こうはまだまだ絶賛工事中。トンネルの入り口まで見渡せました。

帰りは、ペットボトルのお茶、マルちゃんの赤いきつね(地元に工場があるそうです)、それから、高速道路上に掲示してあったNEXCOの高速道路クイズに回答して、ボールペンとスマホ防水ポシェットを頂き、帰りのシャトルバスに乗りました。大サービスですね。これでみんな一気にNEXCOファンに!?

上は、他にも頂いた記念品。とってもおしゃれ!

伊勢原大山ICから県道603号へ合流するところには、信号がなかったけど、これからつけるのかな?

あまり開通しても乗ることはないようにも思うのですが、年度内の開通、できるだけ早く開通させたいと開会式でも事務所のかたがおっしゃっていたので、期待して待ちたいと思います。

PSoC 手ならい

本当にメモ的だけど、Cypress PSoCのuniversal digital block(UDB)を使って何か作ってみようかと思ったので。学習の過程をメモする。

学習環境

秋月でPSOC 4200 prototyping kit (600円)を2枚購入。隣に置いてあったPSOC5LPが搭載されたキットは2000円弱と高いが、せっかくなのでこれも購入。

4200 prototyping kit はとっても安いが、USBから書き込むためには、ターゲットに uart経由で書き込むブートローダーが書き込まれている必要があり、結局SWDから書き込みツールが欲しくなるが、実はPSOC5LPのキットが高い書き込みツールの代わりになるそうで、買っておいてよかった。性能的にはPSOC5LPは私には無駄ですが。

PSoC Creator 4.2 をPCにインストールする。4200 prototyping kit に書き込まれているLチカ+UARTブートローダーのプログラムもダウンロードする。

こちらを参考に(というか指示通りに)、Lチカコードをいじくって、UARTブートローダーを使って書き込み(最初マニュアルでスイッチを押しながらUSBに接続してブートローダーに入れる必要があることを理解しておらず、悩む)、プログラムの動作を見る。

PWMのクロックを100kHz にしたりデューティーを変えたりしてLEDの調光をして遊ぶ。超簡単。

今日はここまで。

1枚目は書いたプログラムの動作を ロジアナで 観察しようと思うのでピンヘッダーを適当につけようかと思う。

フェリス祭

今年も見に行きました。今回は、開催2日間とも世間のお休み(土曜・振替休日)なので、少しお客さんが分散した?感じで、多少混雑が緩和されていたかもしれませんね。2日は天候もよく気持ちよく過ごすことができました。 私は、もっぱら娘の部活を見るのが中心ではありますが、せっかく行くので他のもちらほら見る感じです。

娘は、所属している部活での活動もそうですが、文化祭実行委員会?の委員?をやったり、有志団体の出し物の手伝いをやったり、やたらめったら忙しくしているようで、フェリス祭から帰ってきたら、バタンキューで寝てました。

高校~中学の縦のつながりが比較的強めな校風(ある意味男子校っぽい?)のためか、 部活動・実行委員会の活動は、かなりかっちりとしたマニュアルを作ってあるのを見て非常に驚いた。まあ、それぐらいしっかり用意していないと、分刻みのスケジュール・シフトはちゃんと回らなさそうですが。

管弦楽:吹奏楽でおなじみのコッペリアや、これもおなじみのカルメンをやっていて楽しめました。バイオリンがとっても元気だと思った。お客さんも多数。入場前の行列長くて、下足室まで伸びていた。

アマチュア無線部:去年は、ラジオの製作を出していてチャレンジングだと思っていましたが、今年はLEDフラッシャーのみ。でも、将来の受験生候補?がたくさん半田付けをトライしていて人気でしたね。

美術部:テーマ制作を面白く拝見。

YWCA:壁新聞を興味深く拝見。

数学部:比較的歴史の浅い部活ですが、部誌は学年ごとの研究レポートを出していて面白く拝見しました。数学クイズに将来の受験生候補?が取り組んでいるのを横目に私も挑戦。難易度が5段階の★で表示されているのが親切。最初の問題は★1でこれは誰にでもできる内容ですが、おっさんは手で計算をするのがめんどくさく、暗算能力も落ちているため、めんどくさくなって、図を描いてこれを解けばOKとか言ってスキップ。2番目の問題(★3)はちょっと真面目に考えてみる。この条件にあてはまるのは何通り?問題なので、普通に数えるのは大変かなと思い、ベン図を描いて、余事象を考えるが、どうもおかしなベン図(1つの条件を満たすものはもう一つの条件をすべて満たす)になっていて、そんなわけないなんて思いながら答えを出したら案の定間違い・・・間違いの理由は、帰りの電車の中で思いつきました。

レゴ研究会:有志活動で今年が初めての出展。レゴ研をやろうと思った経緯などが壁新聞に書かれていて、頑張れと思った。フェリスの校舎をいい雰囲気のレゴで表現。

体操部:新体操と器械体操のデモンストレーションを拝見。平均台すげー。この体育館は、直射日光は入らないけど北向き窓からきれいに外光が入るようになっていて気持ちの良い体育館だなといつも思う。

ミニ旋盤 CNC化(3)

最後に、ミニ旋盤CNCの方にも中華手パを付けてダイアルぐるぐるできるようにしました。

aliexpress などで安く売っている手パを付けます。

フライスの方はもう何年も前に中華手パを付けて動かしていましたので、簡単だな、と思っていたのですが、PC周りでいろいろとてこずりました。

まず、ミニ旋盤のコントロールをするPCに手パを付けるにはプリンタポートの増設が必要なのですが、expressPCIのカードを買ってきて差したら認識されず(lspci -v で見てパラレルポートが見えていない)。

すでに動いているPCのほうについている同じ型のカードを差しても、認識できませんでしたので、どうもマザーボード不良?のようでいろいろ粘ってみたのですが、最終的にはamazonで売っている安いマザーボードで交換しました。PCは何年も前に組みかけて途中ほったらかしになっていたのを使っているので、マザーボードだけ交換しようとしても同じ規格(LGA1150のmicroATX)のマザーがもう売っていないという。。。

今のCPU、今のメモリで組みなおしたほうが良いようにも思うんですが、意地になって前ので動くようにします。

それから、入手した手パも説明が(当たり前なのか?)ごくごくあっさりしたもので、結局ふたを開けて中を見る羽目になったのと、プリンターポートへの結線についても、Webに明確に書いてある記事が見つからず、かといって数年前に作ったものをばらして配線を確認するのもめんどくさく、うだうだしてました。

紆余曲折の末動くようになった配線は下記の通り。

  • DB25 pin    function   wire_color remarks
  • 1  pilot lamp LED+  green/black    (strobe-)
  • 2    phaseA green
  • 3  phase B    white
  • 4 x  not   yellow
  • 5 y  not   yellow/black
  • 6 z   not  brown
  • 7 4   not brown/black
  • 8    X1  scale1 not  gray
  • 9    X10 scale2 not  gray/black
  • 10  X100  not orange
  • 12  5 pink
  • 13  6 pink/black
  • 15 estop   blue (C)    
  • 18-25 GND 0V に接続
  • 0V — blue/black (CN)  Estop common
  • 0V   orange/black       common selectors
  • 0V  black  encoder power ground
  • 0V  LED-    white/black
  • +5V from USB 
  • +5V  red  encoder power

LEDはプリンタポートのstrobe から点灯させる設定ですが、3.3Vしか出ていない拡張用プリンタポートでは点きません。not というのはスイッチでGNDに接続することで選択などをしているので、プリンタポートにとっては負論理ということです。

今回購入した中華手パはenable SWというのが付いていてこれの意味がわからなかったのですが、これを押しながら操作しないと無効ということの様子。commonがこのスイッチを必ず通るようになっているので、まさに押さないと何も伝わりません。

CNC化されたミニ旋盤全景。

まあ、一応完成ということでひと段落です。(塩ビのマウントプレートはやはり不適切なので、後で作り直しますが)