引き渡しが済んでますが、引っ越しまでにいくつかすべき工事があります。
基本、施主工事です。
施主工事その1)
我が家は倉庫を作りましたが、倉庫に場合によっては車を入れたいと思います。
たとえば、実家から親が来訪したときに、路駐はできれば避けられるとうれしいということで、車を
倉庫に押しこめると良いです。
車って結構大きいもので、5坪ほどの倉庫は車を入れたらいっぱいになってしまいます。
倉庫は普段工作室として使うつもりなのですが、道具や資材はいつも入れておきたい。車を入れるときに資材を外に出すのはしんどいし、雨ざらしはNG.
というわけで、倉庫をできるだけ立体的に使えるようにしておく必要があります。
具体的には、棚を作って頭の上のスペースをできるだけ物置としてつかえるようにします。車を入れるときは、棚の上に荷物を退避する、というか、普段から棚に整理して倉庫を使いましょう。ということです。
思い立ったが吉日で、作ってみました。余っていた収納棚の板を安ーい棚受け金物(1個250円)で柱につけただけです。
基本的にシャッターの天端の高さに棚をつけましたが、やはりカウンターの高さにも棚があると便利ということで、車のドアの開ける場所を考慮しつつ、腰の高さにも棚を付けました。
工作室っぽくなりました。
まだまだ、棚の数は足らないので、今後は、2×4で棚の枠をこしらえて、べニアを棚板として張ろうと思います。倉庫の頭上の高さはぐるっと全周棚になっているという感じにしようと思います。
棚を作っていく過程で、柱と柱の間のスペースがこれまた便利に棚として活用できそうな感じがしてきました。最初は壁を張ろうと思っていたのですが、壁を素直に大壁のように張るのはやめて、真壁、というか、壁全体がニッチの収納という感じで作るのがいいかもしれません。
今のところ、そこまでは作っていませんが、工具を壁にかけられるよう、1x4の桟を打ち付けました。
この桟の上にかぶせるように、1×4の板を間柱の間に渡して留めれば、ニッチ収納の一丁上がりという感じですか。
倉庫の外壁はガルバリウム鋼板の波板が張ってあるだけなのですが、南側に窓がなく通気が良いせいか、こんな夏でもそれほど暑くありません。今のところは断熱材を入れて壁を張る必要はまったく感じません。
もちろん冬はとても寒くなると思いますので、それまで断熱材や壁の効果を勉強しつつ、壁を張ろうと思っていますが、収納容量を減らすような壁の張り方はしてはだめだと思いました。
むしろ今必要性を感じたのは、倉庫のドアに網戸を張ること。夜灯りをつけて風通しのためにドアを開けていると、カナブンが飛び込んできてとってもうっとおしいです。
引き渡し(8/10)
工務店からの引き渡しが金曜午後2時から行われました。
まずお決まりの、鍵の引き渡し。我が家は、玄関と、倉庫のドア・シャッターの鍵を受け取り、その場で開錠、施錠の確認をしました。
次に、システムキッチンとユニットバスはタカラの製品を入れているので、タカラの方から現地取扱い説明をまず受けました。
キッチンのステンレスの天板の石目に汚れが残ることがあるので、それは激落ち君で掃除するといいとか、グラストップのコンロのお手入れはクレンザーをラップにのせて(スポンジでなく)こすった方が効率がいいとか、レンジフードのことなど、お手入れのコツを教わりました。お風呂の床は、磁気タイルになっていて、目地も強度があるので、デッキブラシでガンガンこすってお手入れしていいので、どんどん掃除してきれいに使ってください、という感じで、お風呂についても、お掃除関係のアドバイスをいただきました。まあ、毎日の暮らしで、きれいに維持することが重要なので、こういうアドバイスを最初にもらうのは大事だと思いました。
次に、人感センサーの玄関灯や、階段灯の調整の仕方について、電気屋さんから説明をもらいました。事務所検査の時に、玄関灯が思ったタイミングでつかないといったことがあったのですが、なぜかわかりました。と同時に、玄関灯とウッドデッキの照明が連動していて、ちょっと問題があることもその時判明。玄関灯は普通ずっとつけておくものだと思いますが、そうすると、デッキの灯りがつきっぱなしになっちゃう。
対処法を設計事務所を通じて検討することになりました。まあ、焦らず安上がりの方法を考えていきましょう。
そして、最後に現場監督さんから、確認関係の書類、器具関係の取説のファイルを受け取り、シロアリの保証が5年間であることや、瑕疵保証の10年の話などをいただきました。
最後に、これは当日の朝お願いしたことですが、あとで自分でやるちょっとした工事にウッドデッキの材が必要(テレビアンテナをウッドのバルコニーにつけるつもりで、アンテナ金具の受け材)だということで、工事で余った残りのウッドデッキの材を分けていただきました。
まだ、工務店と、設計事務所と相談が必要なことが少し残っている感じですが、これで引き渡しです。
引き渡し後、さっそく家族3人で家をためしに使ってみました(引っ越しはまだ少し先です)。
まず、倉庫にためしに車を入れて記念写真を。
農家の納屋チックでいい感じ。アメリカの家のガレージってこんな風情で、一度やってみたかった。
とはいえ、この倉庫、工作をしたり、菜園のための道具を入れておいたりするために使う、それから、家族は自転車を入れたい。。。と言っているので、車をこういう風に入れて使うことは、これでおしまいでしょう。荷物入れたら車入らないと思うし。
というわけで、最初で最後の記念撮影?です。
家族みんなで室内でゆっくり過ごすのは初めてです。
さっそく妻は和室で昼寝してました(昼まで仕事が詰まっていて疲れてたみたい)。
これはしつこく、ブログにも紹介している、リビングから和室と玄関方向を見ているところですが、いろいろと問題のあった3連吊り戸もちゃんとついています。軽やかな見た目にふさわしく、操作も非常に軽いです。マグネットキャッチもちゃんと効いていて、吊り戸を閉めるとがたがたせず落ち着いています。
玄関のポリカ+縦格子のついたても、周りの光の具合で表情が豊かに変化し気持ち良いです。
リビングの南側は連装の腰窓になっていて、それが衝立の向こうの玄関まで連続しています。この腰窓のおかげで玄関からリビングまで一様に明るく過ごせています。
吹き抜けに面した壁もポリカの半透明の壁になっていて、こんな感じ。ちょうど午後3時~4時の西日が入ってくる時間帯でしたが、ポリカの窓を通してみるとこれも風情があっていい感じ。2階の多目的室との間の吹き抜けの手すりも圧迫感なく気持ちの良い空間になっていました。
外の玄関周りはこんな感じ。
オープンな駐車スペースから簡素なコンクリ打ちっぱなしの階段を上がって、これもまたシンプルな玄関ドアから入ります。玄関の向かいは倉庫の壁ですが、少し動線の軸をずらしつつ、ポーチを共有して倉庫と母屋がつながっている構成になっています。
この倉庫と玄関の間の空間は、ポーチから続く、和室前の坪庭にもなっています。
このちょっとした空間は、ちょうど建物の影にもなっているため、昼でも涼しい風が通りぬけます。倉庫を玄関前に配置したことが視覚的にも、環境的にも非常に有効に働いています。
家を味わった後は、いろいろなところで家族の記念撮影を行いました。
妻は、バルコニーが気に入ったようです。やはり、屋外で風を感じて過ごすのは気持ちよいです。
私は、倉庫にいくつか荷物を運びこみ始め、また、ネットワークストレージや無線LANルーターなども、さっそく設置して動作確認をしました。
妻と娘はリビングで寝っころがりながらYoutubeを見て、光ファイバーのネット環境を堪能していました。
一通り、楽しんだあとは、施主工事のために必要な資材を近所のホームセンターに寄って買い物した後、元の家に帰りましたが、今日は、完成お祝いということでささやかながら家族で焼肉に行き、ビール飲みまくりました。
まあ、ひと段落ついて、ほっとしたというのが実感で、これから引っ越しなどの準備も続きますが頑張ろうと思いました。
最終金ローン契約、火災保険契約
昨日の設計事務所検査でOKでしたので、翌日、予定通り最終金のローンの契約を行いました。
最終金はローンで借りるだけでは払いきれず、かなり自己資金を出しています。いやー。大変。
途中で、司法書士さんのあいさつを受け、所有権関係、抵当権設定の登記、それから、土地登記の住所変更を委任しました。司法書士さんへの報酬は、手数料をケチってネット振込で払います(銀行ローンをかかえているので、ネット振込手数料がなし!)
また、火災保険の契約もします。ずいぶん悩みましたが、セコムの火災保険・家財保険・地震保険を5年一括払いの契約をしました。火災保険は、水災補償を外すことで、費用を抑えました。とはいえ、地震保険の費用が大きい!当地は、東海地震の被害を受けるエリアということで、料率も高いようですが、昨年の地震の後なので、しばらくは入っておこうと思いました。費用の半分が地震保険という感じですが仕方がない。。。
火災保険は30年一括払いもできますが、費用が大きいのと内容を見直す(とはいってもそんなに見直しするポイントがないですが)可能性を考えて、30年契約というのはしませんでした。30年契約一括と5年契約一括では我が家の場合、年間数千円の保険費用の違いとなります。
これで、週末金曜になにもなければ、引き渡しがなされる予定です。すでに引っ越し業者さんも決めたので、
引き渡しがされたら施主工事や荷物の一部運搬をしつつ引っ越し日まで梱包大会ですね。
修正工事、電話工事、設計事務所検査
ひきわたしを週末に控えた8月7日、建具修正の工事が入りました。
3連吊り戸の安定度、特に閉めた時ぶらぶらしないよう、マグネットキャッチをつけること、建具の下面に掘った溝のクリアランスを減らすために、スベリテープを入れること、また、一か所真ん中の障子を固定して使うことが想定されるものがあるので、真ん中の障子を固定したままにして、ガタつきを減らすことができるよう、フランス落としをつけるという3点の改善をお願いしました。
ちょうど私は、ロールスクリーンの採寸の業者さん待ちをしていましたが、建具屋さんがいらして、3連吊り戸*3を外して引き揚げました。
吊り戸が外れていて、とても解放感のある感じになっています。吊り戸が再び取り付けられたら、こんな解放感のあるところはもう見れないので、写真をパチリ。
まさにワンルームの空間という感じです。
次の日の8月8日には、電話工事を行いました。その時には、すでに建具が修正後のものになっています。きれいにできていて問題なしと思いました。
電話工事は、光ファイバーの引き込みとルーターの設置、ひかり電話の開通作業を行いました。
光ファイバーは、電灯線の下の引き込み口から引き込みましたが、引き込むところに金具をうつ必要があるのですが、下地がどう入っているのかよくわかりません。下地を外すと、我が家の金属サイディングは引っ張りには弱いので問題があります。現場監督さんに電話したりして、確認をしましたが、最終的には私が撮影していた写真群から調べてたぶんこうだろうという位置に金具をうって問題なしでした。
結構建築中写真を撮ったつもりでしたが、必要な写真に限って撮影されていないことが多いことに気が付きました。
あとから考えると、下地の位置は後から工事をする場合重要なので、出来るだけ全部写真を撮っておくべきでした。。。
電話工事自体はスムーズでしたが、午後3時から開始して午後5時前までかかったのでかなり長い工事だったようです。業者さんお疲れ様でした!
そのあと、設計事務所の検査を行いました。建具の修正状況、それから、バルコニーの強度改善の確認、また、照明の明るさの問題等々の確認をしました。いずれも現状で問題なしとし、設計事務所としては引き渡しOK = 施主としても引き渡しOK となりました。
照明の明るさは、減額調整の時に照明の数やコンセントの数を減らして減額したのをそれほど戻さなかったことが原因です。基本的には今の明るさでも対応が取れる感じなのですが、子供室の明かりが少し暗いかなという感じです。これは、追加工事を今お願いしてもよいのですが、しばらく子供室は使わなさそうなのと、せっかく電気工事士の試験を受けているので、試験合格して免状を得て自分で照明を追加するのもいいのではないかと考えています。(試験受かっていなかったら、業者さんに依頼しますが!)
今のところ、照明は電球色ですが、これを昼光色などに変えたり、ディフューザーを外すなどしても明るくすることはできると思いますが、住みながら様子を見ることにしています。
設計事務所の検査の後、庭木の植え方、それから、屋根裏換気の効果を見るための実験をどうやってやるかなどしばらくディスカッションをした後、お開きとなりました。
引き渡し後になりますが、建物の夜景がきれいなので、夜景写真を事務所で取りたいとのことで、また後日写真を撮りに来られることになりました。
・・・・
翌日、今住んでいるところの電話が使えなくなりました。今我が家はADSLを使っていて、光回線を新居で工事したあとも、ADSLは使えるものと思っていましたが、加入電話を休止した段階でADSLも巻き添えで使えなくなるようです。
工事した当日の夜は、電話のツー音が聞こえていたので、両方で電話が使えるようになっていたということだと思いますが、翌日、電話が使えなくなるのと同時にADSLも使えなくなったようです。
夜、家に帰ってきてさあネットでもやるかと思ったらつながらなくなっていてショックでした。
これは誤算。というわけで、この書き込みはスマートフォンのテザリング機能を使ってやっています。
(フレッツ担当の人に引き続きADSLは使えると確認したつもりだったのですが、なにかコミュニケーションの問題があったのかも)
しょうがないから、頑張って情報機器(電話、ルーター、ネットワークディスク、プリンター等)の引っ越しを引き渡し日にやってしまおうと思います。今のところにおいていても、使えないので。。。
ロールスクリーン、引っ越し見積もり
引き渡し日程が見えた今、引っ越しのことを考え始めています。
ちょっとのんびりしていたのですが、カーテンを用意する必要があります。
検討の結果我が家では、お風呂は、窓が透明なので、とりあえずブラインドをつけておく。その他、窓は、フロストのガラスが入っているものに関しては、何にもなし、透明の窓に関してはロールスクリーンを取り付けるという方針にしました。
ブラインドは、ネットでフッ素塗装、ツッパリ式のアルミブラインドの安いのを購入済み。(お風呂に入れないのは困るので早めに動いた!)
ロールスクリーンも最初、自分で寸法を測って、ネットで注文、自分で取り付けと考えていましたが、寸法を先日自分で測ってみたところ、なかなかミスをせず発注をするのが難しいということ、それから、現物を一度も見ず購入するのも心配ということで、今日展示場に行って、現物を見るとともに採寸依頼とどのロールスクリーンにするか決めてきました。
行ったのは、松装の横浜ショウルーム。ネットで予約していってきました。
それほど大きくないショウルームですが、まあ一通り置いてあります。
ロールスクリーンは、生地の色もありますが、操作をプルコードにするか、チェーンにするか、またチェーンなら右側か左側かなど決める必要があります。生地の隙間が空いてしまうので、操作をチェーンにする場合はその隙間もよく考える必要があります。
ショウルームで家の図面と窓の写真のプリントアウトを見ながら、インテリアコーディネーターと相談して決めました。やはり相談しながらだと、論点の整理もすぐできて楽でよいです。
相談の結果、風呂のブラインドの他はロールスクリーン一択にしました。操作は多目的室の三連窓は3枚のプルコード式ロールスクリーンにしましたが、他は、チェーン式に統一。チェーンをつける側は、基本的には視線に入りにくい側を選びました。たとえば、階段のコーナーの窓などは、コーナーに視線が集まりそうなので、そちらにはチェーンを置かないようにしました。また、ロールスクリーンはすべて窓枠内に取り付けることにしました。
選んだのは、タチカワなども比べてみた結果、松装オリジナルモデルの「グランドスマイル」というものです。これはニチベイのOEMということでしたが、あっさりとしたデザイン、生地も素直な感じで価格も安い。まあ良いのではないかと思っています。生地は、ウォッシャブル、防炎、抗菌、消臭と多機能(らしい)。透け具合は、プライバシーといって、光は透るけど、向こうが見えるわけではないということのようです。寝室は遮光にする、という考えもあるかとは思いますが、朝日で早起きしましょう、ということで寝室も含め同じ仕様にしました。
生地の色は30色から選べるということでしたが、壁が白なので、なるべく明るい色ということで、白かアイボリーっぽい色にしようと思いましたが、現場で比べてから決めることにして、生地のサンプルを2種類もらってきました。帰りに家に寄って、実際に窓に当てたりして検討の結果、白にしました。
採寸と納品のスケジュールについても確認したのですが、お盆の関係でメーカーが休むため、納品結構きわどいです。しょうがないので、7日に採寸してもらって21日に納品いただけるように日程設定をしました。仮の見積もりもいただきましたが、1軒分で21万程度で済みました。ああよかった。。。
帰宅後、今度は引っ越しの見積もりを始めました。
ネットで一括見積もりをポチリすると、電話がバンバンかかってきました。一番早い会社はクリックして5秒もたたないうちにかかってきてやや恐怖を覚えました。そのあとも電話なりまくりで、また訪問見積もりもすぐにきました。今日は2社同時見積もり。計4社程度見積もりを依頼してその中から選択しようと思っています。
まさか、そんなにすぐ見積もりに来られるとは思っていなかったので、部屋が散らかっていて、すぐ行けますがと電話で言われた時にかなり焦りました。必死で片づけて、同時に2社の見積もりの立会いをするという、激しい対応を今日はしました。けど、もういい。。。って感じでとっても疲れた。
定番の、「今決めてもらえるんだったらお安くしますよ」攻撃もいただきましたが、何とか、「見積もりがそろってから検討するのが我が家のポリシーなので、ごめんなさい」応射でなんとか見積もりだけいただきました。
我が家、私のがらくたが多いので見積もりが高めで、焦りました。市内の引っ越しなのに、最初17万弱の見積もりで呆然でした。まあ、割引はかなりしてもらえそうな雰囲気ですが、今住んでいるところに引っ越ししたときは、安さ爆発の業者さんに家具や食器をかなり壊されてしまい、そのあとの補償の対応もイマイチだったので、今度は、新築ということもあるので、もう少ししっかりしたところにお願いしようと、今はおもっていますが、ふたを開けたらやっぱり安さ爆発だったりして。。。
とはいえ、引き渡し前後、あわただしい毎日が続きそうです。会社の休みがとりやすいタイミングでよかった。。。