長女中学受験準備 (1)

現在5年生の長女の中学受験準備で、最近大変がここ半年ほど続いています。

備忘録としてこれまでの経緯を書いておこうと思います。

4年生の11月ごろまでは、中学受験するかも、ということで進研ゼミの追加教材で勉強を少ししていました。とはいえ、自学の習慣があったかというとなくって、今思うとほとんどやり残していたと思います。塾に入れた後で、進研ゼミを退会したんですが、進研ゼミの受験教材はわかりやすく書かれていてそれなりにいい印象を持っています。ただ、これで中学受験に対応できるかというと、演習量的な問題でちょっと難しいかもしれません。

4年生の11月あたりに四谷大塚の無料試験を試しに受けてみました。近所のCG啓明館というところで受けました。

結果は偏差値50未満だった(国語だけ50を超えていて他は40台かそれ以下だった気が)と思います。当時、公立の中高一貫か、私立の共学に入れようと思っていたので、そのような話をテスト返しの面談の時に塾長先生としたのを覚えています。それで、とりあえず、冬期講習があるというので子供を受講させてみました。確か、計6日程度ある中の3日間程度だけ受講した覚えがあります。後半の日程は実家帰省かなにかとかぶっていて受けなかったような。冬期講習はそれなりに楽しくやったみたいですが、プリントの整理が大変だな、整理がつかないな、困ったな、という印象があったのと、塾の子供たちがちょっとやかましい、という話を娘から聞いていました。

それを踏まえて4年の2月(5年生になる前の2月)からどこの塾に入れようか、という話を夫婦でしました。最初私は、このまま通信教育でもいいんじゃない?(すみません。私は中学受験をしたことがないのと、大学まで塾に行かず、進研ゼミとかZ会とかで勉強していたので。)と思っていたのですが、娘に聞いたら、家だと勉強ができないので塾に入りたい、ということだったので、塾には入れることにしたのですが、やはり通うのが大変なのはつらいんじゃないかなということを思っていたのです。

妻のつてで、どんな塾に他の人は行っているのか?を調べたのですが、こちらは近所にあまり進学校がないこともあり、公立に行く人がほとんどの土地柄で、受験塾といえば、最寄り駅の近所にあるCG啓明館か、電車に乗って少し離れたところにある、日能研ぐらいということでした。一応両方を考えよう、ということで、日能研の入塾テストを受けさせました(2科だったかな)。

日能研の入塾テストの結果は合格(受講クラスG)ということで、夫婦で相談して、5年になる前の2月から、日能研に娘を通わせることにしました。

鏡面研磨現況

4月に1か月ほど出張していたので、鏡面研磨はさっぱり進んでいません。

先日ピッチ盤の状況を見たら、ベコベコ。というわけで、ピッチの貼り直しからやって研磨しています。

鏡面は過修正、リングが出来ちゃっていますが、一度できちゃうとなかなか消せませんね。

ショートストロークで研磨を心掛けているのですが、一度大きなオーバーハングをかけて研磨してみたら、よけい中央が過修正になっちゃいました。なんてこったい。

FT-20160610_0002-0115

一応、研磨が終わったら望遠鏡にしようと思って、接眼部のヘリコイド、斜鏡スパイダー、斜鏡(31mm, 41mm)を買ってみました。まだまだ遠い感じですが。

また明日から出張なので、またしばらくお休みになっちゃいますね。

この間接近中の火星を20cmでみましたが、本当は今磨いているので、見るつもりだったんだよねと思いました。

フーコーテストデータ処理

フーコーテストに相変わらずはまっちゃってます。

テストをする装置の制御プログラムを改良して、測りながらゾーンごとのナイフ位置の推定をして、グラフに書き出して眺められるようにしてみました。測定プログラムは、あらかじめ指定した回数繰り返し測定を行うこともできるようにしました。設定してrunすると、ひたすらステッピングモーターを動かして計測を行ってくれます。

FT-20160309_2354-0012

上は、プログラムの確認ということで、私の持っているKenko SE200Nの主鏡(D=200mm FL=1000mm F/5) を計測してみたものです。結構まともなミラーでびっくりしました(青い線がパラボラの時に期待されるナイフ位置で、中心部はNGですが、周辺部はばっちり。中心部は斜鏡でおおわれるからパラボラにしいなくてもよいという割り切りで整形されているのかもしれず、なかなかのコスト管理が行われているのかも?と思わせる内容でした。

これだけ、まともな結果だと、この鏡の波面収差の量を評価してみたくなります。ということで、ナイフ位置と球面収差の量の関係、それから、放物面の収差量の関係はあちらこちらに書いてあるのですが、これを波面収差に換算する式を、いろいろ調べてみたのですが書かれている記事がなかなか見つかりません。

ということで、こちら も参考にしながら、考えてみました。

忘れないうちにエッセンスを書いておこうと思います。

鏡収差計算式_2

この考え方に基づき、先ほどの鏡面の波面収差を計算してみたのが下のとおりで、PVでおおよそλ/7.3 程度、RMS=λ/29.5程度になりました(ほんとかな?)。中心部の評価が十分にできていないので甘目ですが。40%より外側のゾーンが結構良好なので、もったいない気がします(中央をもっと遮蔽すればいいのかもしれませんが、そうすると回折の影響が大きく出てくると思われる)。

波面誤差200mmF5

鏡面研磨(2016/3/1)

ひどい研磨痕を作ってしまったので、均す研磨をしてみました。また、フーコーテスターのゾーンテストのデータ処理をするプログラムを書きました。

FT

これが、30分ほど研磨をやり直した結果。ピッチ盤は30℃ほどに鏡面を温めて少しピッチ盤を馴染ませた後に研磨を行いました。最初は引っかかる感じがありましたが、10分ほど研磨すると引っかかりが取れてスムーズに動かせるようになりました。盤の研磨方向も15分程度をめどに方向を変えて様子をみました。

研磨痕は取り切れていませんが、多少ましになりました。リングはまだ残っています。

ゾーンテストの結果は、各ゾーンについてのナイフ位置に対する右側左側の輝度差が下のようになり、ここから、輝度差が0となるナイフ位置を推定しました。

Foucault_KnifePos_0

ナイフ位置(収差)を5回分のゾーン測定結果について、放物面の収差と比較して示すと下のようになりました。(昨日までのプロットは、放物面の収差量の計算が間違って4倍になってました。。。)

FoucaultZone

リングがゾーンテストの結果にも見えているのと、目立ったターンダウンがでています。

5回目の測定結果(水色)がずれているのは、おそらく、4回目の後しばらく経ったため鏡面の温度変化があったため?かな?

鏡周部のゾーンテスト結果にみるターンダウンは、ひょっとすると鏡面のゾーンテストのやり方に問題があった可能性もあるかも(ナイフ位置と輝度の変化の仕方が他のゾーンとことなるので)。

鏡面研磨(2016/2/29)

フーコーテストができるようになったので、ピッチ盤を引っ張り出してきて鏡面研磨をしました。

まず、かなり長い間放置したピッチ盤が馴染むか不明だったので、そこを目指して。

まず、鏡にハンドルを取り付けます。前に木の棒をピッチでつけていましたが、2回連続で剥がれてしまいましたので、今回は、デルリンとアクリル板を使って樹脂のハンドルを旋盤で作りました。これを両面テープで鏡に貼りました。

2016-02-29 18.38.15

ちゃんとついているか不安だったので、上から10kgの錘を乗せて密着を図りました。

2016-02-29 18.46.27

ハンドルを貼ったら、お湯(50-60℃に調整)に鏡を浸し、鏡を暖かくしておいて、ピッチ盤の上にクッキングシートを挟んで乗せ、10kgの錘をさっきと同じように乗せました。

10分程度押し付けて、なじませたつもり。

が、やりすぎたようでピッチが境界でへこんじゃいました(涙)。とりあえず見なかったことにして研磨液(セリウム)を少量つけて研磨開始。

両面テープで取り付けたハンドルは、お湯にも耐えてちゃんとついています。

2016-03-01 00.24.27

これがわが家の研磨環境。研磨台はスツールの下を木で固定して用意しましたが、スツールの座面が折り畳み式のため、結構がたがたするのでいまいち。

(温度計が水没しているのに写真を撮った後、気が付いた。やべー。)

研磨はかなり引っかかりがあり、スムーズな研磨運動が難しい。

30分ほど磨いてフーコーテスターにかけてみたところ、深い穴はなくなっているようだったが、鏡面に焼けができていて、洗っても取れない。

しょうがないので、研磨液を少し濃い目につけて、軽く数分研磨をしたところ何とか焼けはなくなったが、研磨痕だらけというひどい状況だということがわかった。

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ポン・デ・リングじゃー!(涙)おそらく引っかかりがひどくて回転運動がちゃんと行えなかったため。

ゾーンテストの結果は、球面と放物面の間あたりだが。。。。前途多難ですね。

20160229_zone

フーコーテストの結果は4回測定してほぼどれも同じ結果が得られているので、よしよし。。。