2019年 年末年始

もう1月3日 時間の進みが早いです。

年末年始の我が家の動きを忘れる前に。

12/29 庭の手入れ、というか、2018年は仕事にかまけてほとんど放置していたので、枝が伸び放題、芝も伸び放題でかなり荒れた庭になっていたので、少しでもましにしようと、モッコウバラを剪定、りんごの木の枝も剪定、ミモザも多少剪定、芝もできる範囲で刈ってみた。本当はこの時期にやるべきではないかもしれないけど、来年になったらまた忙しそうなので、越年前にということで仕方がない。

結構疲れた

かなり枝が溜まったので、これは年が明けたら回収業者さんのところに車にブルーシートで包んでまとめて持っていくつもり。

今年は、我が家は台風の被害も少しあり、自作の太陽熱温水器も不具合があり、忙しくて修繕することができず停止状態になってしまったりと、なかなか大変だったんですが2019年はいろいろと直していきたいと思う。

12/30 こちらも越年しないように、というか、昨年末は中学受験体制を言い訳にさぼっていたレンジフードの掃除を行う(ずぼら系なので、これぐらいのインターバルでしかやってません・・・)

2年間の汚れを落とすのは大変でしたが、「セスキ炭酸ソーダ」を濃いめに溶かしたアルカリ液スプレーで油汚れを溶かしつつ雑巾でふき取ることできっちり綺麗になりました!

細かいところは歯ブラシでごしごししたけど、これは効率が思ったほどよくなかった。きっともっといいやり方があるはずだ。来年の研究課題

12/31 今年末は実家に帰らず、家でカニすき、紅白歌合戦を見て過ごす。

この春から朝早く起きる生活を続けているので、眠くて仕方がないが、何年かぶりに最後まで見た。なんか昭和っぽかったが、音楽を10年以上前からアップデートほとんどしていない私にとっては楽しめた。米津を娘に教えてもらう。結構いい感じだなこの人。

1/1 関西風のお雑煮と割と簡素なおせちで、今年は開ける。

近所の氏神様のところに歩いて初詣するが、ちょっと閑散としていた。去年は甘酒ふるまってたのに今年はなかった。期待してたんだけどちょっと残念。ついでにもう少し大きめの神社に歩いて行ってみたら、こちらは入場待ちの行列ができるような感じで、お参りをあきらめる(行列が嫌いなので)。また今度って感じ。

夜は、すき焼き。やっぱり鍋が楽でよい。

年末年始のすき間時間は、マイコンのプログラミングで遊んですごす。去年もおんなじような感じだったけど、進歩がない?stm32マイコンのプログラムをmbed でやっていたが、あまりの融通の利かなさ加減にあきれて、ちょっとだけましな、CubeMXでペリフェラル設定テンプレート作成-> SW4STM32のEcripse環境でコーディングという相変わらず人の努力を当てにしたプログラミングスタイルでこの年末年始は遊ぶことにした。

1/2 上野にフェルメール展を見に行く。フェルメールは絵が小さいのだけど、見に来ている人が多いので、見るのが大変だった。時間指定の前売り券を買っても並ばなければならなかったのにはびっくり。指定時間より1時間ほど早く上野に着いたので、国立西洋美術館でやっていたルーベンス展をみる。こちらは余裕をもって見ることができたので、よかった。もちろんフェルメールの絵は素晴らしかったけど、押し合いへし合い見る感じはうーん・・・・

今回も昼を上野精養軒で食べようと思ったけど、行列が長くて挫折。他のところも行列行列だったので、妻の実家に行く途中のファミレスで食べようと思ったらこちらも結構待ちが長かった。働き方改革と合わせてサービス技術革新をやって欲しい。

妻の実家では、めいの姉妹と娘がワイワイ。ほぼ動物園状態であった。

まだ早いけどちょっとだけ中学受験の話題も出た。私は、娘がちゃんと冬休みの学習ができているのか気になります(相変わらず過保護)。毎日代数(不等式)・幾何(図形の証明)・英語(書き取りとか単語とか覚えている様子)・国語(漢字やっている様子)等やっているようだけど、その内容を今度見てみようかと思う。

今年の受験の人たちに少しだけ思いを馳せる。中学受験は大変だったけどいい思い出だな。

1/3 いけなかったメジャー系の神社にもう一度、行こうと思う。そしてマイコンのプログラミングで遊ぶのももう少し前進させたい。今日で休み終わり。もっと時間が欲しい。

新年の計:太陽熱温水器と気象観測のシステムを修繕する。庭の手入れをする。3Dプリンタ等工房を整理整頓する。家関係はちょっと守りにはいってますね。

国語の勉強法?

一応中学受験ブログ?なので、受験生にお役立ち情報?かもしれない話を、今日は書こうと思います。

今日ちょっと家族で外出していて、妻の買い物中、ちょっと隙間時間ができたときに、娘が「来週、国語の漢字の小テストあるんだよねー。確認しよう。」

って、漢字のテキストをカバンから出したのには驚いた。

で、その場で、同音異義語の例文集の確認をし始めたんですが、そのやり方がちょっと面白かった。

証拠品を「押収」する。激しいラリーの「応酬」だ。とかを書きとるのですが、それを、カーペンターズのtop of the world の節に合わせて、その例文を漢字の成り立ちも含めつつ即興で歌いながら指で字を書いていく、というやり方で、あっという間に1ページ、30例前後を確認してしまってました。

このカーペンターズの歌って、1節がちょうど日本語の短文1つと同じような長さで、日本語の文を当てはめやすいみたいなんですね。文章を歌にすることで文を口に出して、同時に手を動かしながら覚えるのって、なかなか合理的なやり方だなと、横で見ていて思いました。

有効かどうかはわかりませんが、興味のある方は試してみてください。

・・・いい情報を教えちゃったな・・・これで、次回の公開模試の平均点が10点ぐらい上がっちゃうね・・・そして、来年の入試の国語の受験者平均点が5点ぐらい上がっちゃう・・・とかなると面白いな。

とか書いたけど、娘は中学受験生だった時は漢字を結構間違えてたんだった。当てにならんかも。


フェリス祭

混雑が予想されましたので本当は2日の平日の方にゆったりと娘の発表など見たいと思っていたのですが、仕事が休めませんでしたので3日に行きました。

かなり盛況で、いつもは広く感じる廊下も、この日ばかりは人の間をすり抜けるのが大変!娘の部活の方も2日は人が少なくて暇してたみたいですが、3日は忙しそうな感じで、親として、ちょっと距離をおいて頑張っている様子を見てました。

部活も中高一貫ですから、憧れの高校の先輩方に指導してもらい、緊張しながらも懸命に活動していることがわかり、普段は家での娘の話から想像していただけでしたが、実感として部活命!だね、とわかりました。青春だなあ。

講堂での娘の部活の発表は2年前に5年生の親として一緒に見に来た時にも見たのですが、娘から毎日のように部活の話を聞いていると、2年前とはちょっと違った発表の見方もでき、楽しめました。

生徒の親として見に来るとどうしても娘の部活中心にはなりますが、その他もプラプラいくつか回ってみてみましたのでその感想をば。

アマチュア無線部:今年はラジオのキットも出していてチャレンジングだな!と思いました。時間がなくって、詳細を見ることができなかったのだけど、実際にその場で完成させられるのだろうか?

数学部:あまりに人が多かったので、今年は見に入るのを断念。その他、天文部、生物部、化学部も理科関係の部活ということで回ってみたかったが、娘の部活の関係で時間がなくて断念。

新聞部:賞品の飴(全問正解で2個!)に釣られて、クイズをやってみた。よくある壁新聞をちゃんと読むと答えられるクイズだけど、設問をよく読んでないと間違えるようにしてあったり、数える作業がめんどくさいクイズも1問入れてあったりと、いやらしい工夫もあり楽しめました。肝心のフェリスの新聞は、クイズに気を取られて読まず!もう少し新聞本体に誘導する仕掛けがあっても良かった。

華道部:高校3年生の合同制作の展示があったのが良かった(引退はしてないのかな?)。大学受験の方も力を合わせて頑張れ、って思った。

明月会:いわゆる「競技かるた」の部活。部に昇格して頑張ってる?ちょうど小学生たちのかるた取りをやっていたのですが、読手の生徒さんは、場に残っている札を見て、句を読み上げていた(ように思った)。当然かもしれないけど、全部覚えているのね、って感心。

(有志?)フェアトレード関連研究:販売は売り切れ残念。発表は見に来た人との模造紙を使ったインタラクションもあり、研究の模造紙での発表内容もよく考えられており感心しました。

食事関連:料理部は行列だったので、見に行ったけど、やっぱりあきらめ。生徒の販売の方も並ぼうかと思ったけど、娘の発表などとの時間の兼ね合いもあり断念。ローソンなどが入っているのに驚いたけど、あれだけの数の入場者に食事を提供しようと思うと仕方ないかも。大教室などを休憩室としてあり、そこでゆったりと食事できたのはよかった。ごみの分別回収について、休憩所に適切なガイドが掲示されていて感心しました。

装飾系、ポスター展:2年前に来た時も思ったけど、どの団体も装飾がハイレベル。ポスター展は、明らかに手抜き!というような団体が無い一方、明らかにこれがベスト!というわかりやすいのもなくて、どちらかというとみる人の趣味に合っているかどうか?という感じもして投票に苦慮したが、1票は娘の部活に組織票を入れました。

ポスター展の横の装飾は、浮世絵とステンドグラスを折衷したような意匠でフェリス生の風景が表現されていて面白かった。その図に表現されていたフェリスの校章がかっちり正しく描写されていたのも愛校心を感じて面白い。

模造紙のポスターで黒と白しか多くの団体で使われていなかったのだけど、娘の言うには、装飾やステンドグラスを目立たせるためにわざとポスターの方はいろいろ色を使ってないのよとの事。本当か?

閉場までは居ませんでしたが楽しませていただきました。

余りこちらの方には来ないので、ちょっと早めに元町に下りて、霧笛楼でお茶して、近沢レースでハンカチ買ったりぶらぶらした後、リニューアルした重慶飯店でご飯食べて家に帰りました。

重慶飯店はリニューアルしてきれいになっていたけど、個人的には杏仁豆腐はインスタ映えしそうなフルーツ味でなく、前の素朴な仕立ての杏仁豆腐を復活させてほしいなと思った。

受験生の親がんばれ

昨年のブログを見返してたら、慌ただしい毎日過ごしてたんだな、と懐かしい気持ちになりました。

秋の模試が終わって、塾の面談して志望校が固まってきたころかと思います。我が家は第一・第二志望校は夏前の早々に固まっていましたが、2月までの時間感覚が当時はなかったので、今思うと、秋の時間を有効には使えていなかった。

過去問なども、もう少し計画的にやれば、対策が十分にとれたかも、などと思い返します。おすすめは、一度過去問演習のスケジュールを1月まで含めて逆算で組んでみることでしょうか?如何に時間が足りないかが認識できると思います。

それと、併願校の研究が不十分でバタバタしてしまったのはよくなかった。入試スケジュールをよく研究していなかったので、やたらめったら学校見学をする羽目になっちゃったんですが、本来だと5年生のうちに偏差値の範囲広めに通えそうなところの学校は一通り見ていて、6年生は、入試問題の雰囲気と入試スケジュールを見て、逆算で併願校を絞り込む作業をしてから、学校訪問をすべきだったと思います。

入試スケジュールはなかなか難しい。午後入試もあるから、いろいろな学校を受けられそうな気がしますが、学校によって問題の雰囲気も違うので、いろいろな学校を受けるのは過去問研究の負担も重くてやめた方が良い。せいぜいが2/1に午前1校午後1校受けて、2日目からは残り1校に絞って複数回受験をするぐらいがせいぜいだと思います。つまり2月校は、せいぜい3校ぐらいしか対策を十分にする時間はないと思います。

もう一つ、1年前の自分に伝えたいことは、受験は親もそうですが、相当な体力・気力の消耗が子どもにもあるということですね。第一志望校を受けるタイミングでしっかりとその体力・気力が備わっているように親は考える必要があると今思います。

そんなこんなで、娘は、期末試験も終わって11月のお祭りに向け部活を一生懸命やってます。受験生は当日サピックスオープン学校別もあり、難しいと思いますが、たくさん来たらいいね、と思います。

3Dプリンタ 調整 ふたたび

いろいろと3Dプリンタで部品作ったりしているんですが、ネジやシャフト、ベアリングなどのはめあいがうまくいってなかったりして、部品作り直しが多いです。特に、樹脂を変えたり、3台のプリンターがありますので、空きの関係で別のプリンターで出力したりすると、微妙な寸法のずれがあったりしてがっかりな結果になることがあります。部品のデザインしなおしはなるべくやりたくないので、ちょっとよく考えなければ、と思いました。

そこで、一念発起、先日、キャリブレーションについて書いたばかりでしたが、もう少し丁寧にキャリブレーションとスライサーのパラメター調整について考えてみようと思いました。下記に忘備録としてまとめておきます。

1.ノズル径の測定と調整

フィラメントが違えば、径も違えば、性質も違う。様々な要因で、樹脂の押し出し量が微妙に異なってきます。この押し出し量は、部品の出来上がり品質に大きな影響がありますので、それなりにきっちりと調整してあることが望ましいです。

まず、フィラメントの径をノギスで測定。私の使っている樹脂は1.74mm径でしたが、だいぶ前に購入したものは湿気を含んだのか1.77mmと少し膨れたものもありました。

次に、押し出しモーターの動きの量を確かめます。フィラメントにマークをつけて10cm程度押し出し、フィラメントのマークがどれだけ動いたかで調べます。これはプリンターを作ったときに確認してありますので、問題なし。

次に、予熱をして、フィラメントを10mm押し出しをして、ノズルから出てくるフィラメントの径と長さを測定しました。径は新しい2台のプリンターからは0.44mmでしたが、だいぶ前から使っているプリンタのノズルの方は、ちょっと太めの0.51mm程度になっていました。少し摩耗して穴径が大きくなってしまっているのかもしれません。

押し出された細いフィラメントの長さはこれも正確な測定が難しいですが、それぞれ127mm, 142mm, 165mm とそれぞれかなり違った長さになりました。

この押し出されたフィラメントの長さから、ノズルの径の推算をしてみます。

例えば、押し出された 1.77mm径 フィラメントの長さが165mmの場合ですと、押しこんだプラスチックの容積=(1.77/2)^2 * 3.14 *10 =押し出されたプラスチックの容積 (d/2)^2*3.14*165  (ノズルの径d (mm))ということになりますので、d=0.44mm と計算されます。

同様に他の結果についても計算してみましたら、押し出されたフィラメントの径とほぼ同じ結果が得られましたので、押し出されたフィラメントの径を、ノズルの径としてよいと思います。

その結果をプリンターのノズルの径のデータに反映させ、ノズルの径と同じ厚みのシェルを出力させたとき、100%吐出レートで出力した場合、ちょうど出力されたシェルの厚みも、ノズルの径と同様になっているべきです。

これまで、ノズル径は無邪気に0.4mm固定と考えていて、吐出レートを変えてシェルの厚みを調整するという考え方をしていたのですが、おそらくこれは間違いだと考えています。

これまでの調整ではノズル径を0.4mm前提に吐出量を90%前後に調整するのが出来上がりが良かったのです。しかし、これは何となく説明が合わないですが・・・

一番左のがABSで出力。右3つが、吐出レートを変えて、層厚を計測したもの。吐出レートを下げていくと、あるところから層間がはがれやすくなる。はがれやすくならないレンジでレートを下げると、シェルの厚みは、ノズルの径が下限となる。

2.はめあいチェック用のゲージを印刷する。

押し出しなど含め、機械をねらい通りに動くようにしたとしても、樹脂の種類によって熱収縮などの度合いが違いますから、はめあいが多少変わってくるのは仕方がないと思われます。

そこで、実際の部品を取り付けてどのようなはめあいのデータをつくればよいか、あらかじめチェックできるゲージをデザインしました。

はめあいチェック用ゲージ

よく使いそうなベアリング2種類、シャフト、3mm, 4mm ネジ穴、ナットホルダー、溝幅チェック用ゲージ、これらを1枚に凝縮してみました。

左側がABSでプリント、右側がPETGでプリントしたもの。

現状ABSでプリントしたものは、0.2mm程度、PETGでプリントしたものは、0.1mm程度穴径などの寸法が小さめにでる傾向にありました。ただ、これはノズル径の測定結果を反映させたものではないので、もう一度ゲージを出力しなおしてみたいと思います。

おそらく、infill の割合(最近は20%でやっています)でもこのはめあいは影響を受けそうなので、いろいろな組み合わせでゲージを印刷して傾向をつかもうと思っているところです。