台風対策、飛散防止フィルムを張る

先日大型の台風が立て続けに発生し九州に大きな影響を与えたことがまだ記憶に新しく、今日また12号が発生した今日この頃ですが、我が家は昨年の台風時に養生テープを窓に張ったり、そのうえで避難をしたりしたのを踏まえ、もう少しましな対策を今年は講じたいと考えました。

昨年思ったのが、養生テープでガラスの飛散対策をするというのがニュースで取り上げられて、養生テープが売り切れたりしていますが、張る労力が半端ない割には、ガラスの面積と比べてテープの張られる面積が小さいため、対策としてはあまり効果がなさそうなことと、それにゴミもかなりの量出ること。これだったら、飛散防止フィルムをちゃんと張ったほうが、台風の度に貼ったり剥がしたりする必要もなく、安心だなあと考えました。

ということで、今年は、台風シーズン前に主要な窓に飛散防止フィルムをDIYで貼ってみようと思いました。

例によってなかなか作業する時間が取れませんでしたが、連休で世の中がGOTOするなか、我が家は巣ごもりでフィルムを貼って過ごしました。

調達したのは、3MのNANO80SSH15CLAR-Aです。どちらも飛散防止機能があるガラスフィルムなんですが、NANO80Sの方は薄くて遮熱機能(太陽の熱線を選択的に反射することで、室内に入射する熱を減らす)があります。こちらのほうが良いと思うんですが、網入りガラスは熱割れ(遮熱機能で反射した熱線でガラスが加熱することで、割れたりすること)のリスクがあるためNGとのことで、遮熱機能のないSH15CLAR-Aの方を選びました。SH15CLAR-Aは防犯が主目的のフィルムなので、それはそれで高機能なのですが、分厚いです。

どちらも窓の大きさを測定して必要量をmonotaro で購入しました。NANO80Sは税抜きで大体1万円/m。SH15CLAR-Aの方がやや高価で1.3万円/m程度でしょうか。どちらも高価なことには変わりはありませんし、窓の面積を考えると20m以上必要となり、かなりの金額ですので、清水の舞台を飛び降りるつもりでポチっとしました。配達はすべて1週間以内にはされたので、ネット通販すごい。

また、並行してYOUTUBEでフィルムの張り方を勉強し、必要な道具もこれまたmonotaroで購入しておきました。これも、YOUTUBEのビデオで紹介されているものをmonotaro で検索してビデオと同じものをカートに入れていき、先達の真似、を実践しました。

貼る作業はだらだら作業したこともありますが、計2日半昼間の時間が潰れましたので正直大変でしたが、何とか終わりました。遮熱効果は、猛暑が終わってしまっていることもあり、まだ実感はできてませんが、確かに窓の近くにいても熱くない、気がするような。来年夏のエアコン負荷の変化に期待しましょう。

貼る作業について。道具が適切だったためかあまり個々の作業が大変だったという感じはしませんが、一番面倒だったのは、フィルムを窓に張った後、窓枠周りの余りを切る作業でしょうか。これは窓のパッキンゴムから少し隙間(2mm程度?)をあけてカッターで切り取るためカッターガイドというプラ板を利用するのですが、最初この作業をよく理解していなかったため長い30cmぐらいの定規を利用したら、うまく定規を滑らせることができず微妙な仕上がりになってしまい、試行錯誤の結果、最終的には中くらいのサイズの三角定規を使って私はやりました。ここはもう少しいい道具を探しておければずいぶん仕上がりが違ったかなと思います。また、カッターもガラス面に滑らせて使うためか、すぐに刃がなまくらになるので、これも100円ショップのでなく、もう少しいいカッターを使ったらましだったかも。残りをまたやるときは手法を改良したいところ。

使ってよかったと思う道具は、YOUTUBEで見たのと同じスキージとか、ビルの窓掃除屋さんが使ってそうなワイパーとか、自動霧吹きとかですかね。道具大事。養生シートってのも存在をこれまで知らなかったのですが、便利なものだと思います。

まあ、ちゃんとした道具を用意してやればDIYで全く問題ないかなというような作業でした。疲れたけど!

台風対策は他には庭木を剪定したりなどありますが、去年よりは安心して台風シーズンを迎えられそうです。

カテゴリーDIY

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