関東地方が梅雨明けした7/6の今日、製作してきた太陽熱温水システムも稼働させました。
温水タンク内の配管をしました。
動きゃいいんだ的な、ぐっちゃぐちゃの配管ですが、一応漏れてません。
集熱板からのお湯は、架橋ポリ管を通って温水タンクまでもってきて、DCポンプや熱交換器につないでいます。
この循環系に水(最終的には、不凍液)を充填するために、分岐配管を用意してあります。この分岐配管の弁を切り替えて、水で配管を充填したら、閉塞して、閉鎖系にします。
集熱板からもらった熱を無駄にしたくないので、配管の周りは断熱材で覆います。
集熱板の裏には、膨張タンクや安全弁をつけました。これは、配管の中の水が熱膨張したり、沸騰したときに圧力を緩和するためのもの。
赤いのが、膨張タンク(8リットル)。こんなに大きいのは必要ないと思うけど。。。
水を循環させて、集熱板の入力と出力の温度差を見ます。
一応、集熱板で温度が上昇していることを確認。
梅雨明けの空は、まだ不安定で、時折分厚い雲が日差しを遮りますが、日が当たった時はとっても強力な日差しです。
配線が外れたり、いろいろとミスがあって、本格稼働は昼からでしたが、お湯を作ってみました。
お昼に30℃から始まったタンクの水温は、3時半には、40℃を超えました。今日は日の当たりはあまり良くなかったですね。
夕方、映画を見に行っている間も、ポンプを回しっぱなしにしたため、集熱板で逆に少し放熱させてしまった。ここは今日取ったデータを元に制御プログラムを変更して、自動でポンプを動かしたり止めたりするようにすればOK.
7時前に帰宅し、お風呂にお湯張りを250リットル程度したので、タンクの底が水道水が注入されて20℃程度まで下がりましたが、タンクの上は、38℃程度を維持しています。
今日は、実用最初の記念ということで、太陽熱温水器で作ったお湯だけでお風呂に入ってみました。
タンクの温度の測定結果からすると、温度が低すぎると思ったのですが、実際には十分あったかくお風呂に入れました。タンクの温度測定よりも2℃ほど実際の湯温は高いのかも。
我が家の庭に降り注ぐ太陽からのエネルギーだけで沸かしたお湯で入るお風呂は最高です。
お湯の循環にポンプを使っていますので、電気も必要なのですが、それは、横の太陽光パネルで十分まかなえているので、真に我が家エネルギーだけ!まさにエネルギーの地産地消デス。
温水タンクの温度の上昇具合から計算すると、空から集熱板に降り注いだ太陽エネルギーの60%程度は、温水タンクに注入できてそう(3kW)なので、まあ、満足です。もう少しだけ効率をあげたいと思いますが、それはおいおい試していきます。
ともかく、今日のところは大満足な一日でした。