改造した温水タンクに家の水道などの配管をつないで、水備蓄タンクとして使える所まで作りこみました。
配管した様子です。
家から水道を架橋ポリ管でつなぎます。
温水タンクは1kgf/cm2の圧力以内で使用することとなっているので、減圧弁と逆止弁付きのバルブをタンクの給水口の手前に入れました。逆止弁は、水道が地震時などに断水などして圧力がなくなったときに、タンク内の水が逆流してなくなってしまうのを防ぐために入れるといい、というのが、三菱電機の電気温水器の工事説明書に書かれてあったのを参考に入れました。
減圧弁で圧力が下がってしまうので、そうはいっても少しでも高い圧力にしておきたいな、ってことで、減圧弁はなるべく高い位置に設置するようにしました。一旦高い位置の減圧弁に行って、また下に行って給水口に入る感じです。
また、排水口の方は、断水したときにタンクの水を出して使うために、蛇口とかつけとくとよいとあったのを参考に分岐させて蛇口をつけるとともに、排水バルブをつけました。排水バルブの先は、タンクの上につける逃し弁(タンク内の水の温度が上がった時に圧力が上がりすぎるのを防ぐためのもの)から逃した水の配管(VP管)と合流させて、雨水マスまでVP管などで配管をしました。排水の配管は面倒だけど、ちゃんとしておかないと、タンクの排水をしたときにあたり水浸し(300リットルの水はただ事じゃない!)になってしまうので必須です。
タンクの上部は湯出口ですが、逃し弁をつけるのと、念のため、バルブをつけました。
湯出口のバルブの先に、サーモスタットバルブをつけます。
サーモスタットバルブにつなぐ水の配管は、減圧弁で減圧したところからフレキ管でとりました。
サーモスタットバルブの出口には、逆止弁付きのバルブをつけ、その先に三方弁をつけて、給湯器からのお湯と切り替えがここでできるようにしました。逆止弁付きのバルブは、三方弁がついているので必要ないので、ちょっと冗長になってしまいました。
お湯関係の配管は最終的には水道と同じく、架橋ポリ管で家の配管につないでいます。
架橋ポリ管に日光が当たったりすると、傷むそうなので、配管用の遮光アルミテープを巻いています。
管の周りが狭いので結構巻くのに苦労した。
保温材をまだ完全に巻いたりしていないのですが、もう凍りつくような天候にはしばらくならないので、とりあえず、後でやるつもりで、遮光テープだけ優先して施工しました。
配管はバルブがちょっと冗長になってしまっていて、湯出口のところのバルブやサーモスタットバルブの先の逆止弁付きのバルブは、必ずしも必要なかったと思います。
開通記念ということで、三方弁を切り替えてみたり、バスタブに「水」を張ってみたりしました。
弁などをつけすぎたためか、温水タンク側では、少し水の出が悪い。
200lをバスタブにためるのに1時間はかかりませんが、30分以上かかってしまっていますので、もう少し配管を簡略にしないといけなさそう。
ただ、まあ一応配管としてはちゃんとしているので、今後落ち着いて、少しずつ改善していけばいいかな。
次は、タンクの中の水をお湯にするための、熱交換器やポンプ周りの配管をしなきゃ。それに、センサーの動作を確認しなきゃ。
それから、塩ビの配管をタンクの外板にサドルか何かで止めておかないと、逃し弁が作動したときなど思いっきり配管がブレテ危なっかしい感じ。これもあとでやろう。
ゆったりとした調子ですが、少しずつは進んでいるので、OK!