キッチンの吊戸棚を自分で製作して施主支給するという無謀な計画です。
工務店への引き渡しが6/9に設定された今、もう無駄にする時間はありません!
材は、ネットで切り出しを含めて購入済みでしたが、材が届いてから放置していました。というのも、失敗できない(?)ので、緊張して手が出なかったのです。
今日、ようやく梱包を解きました。
梱包を解いて、まず材の寸法をコンベックスで計測して確認をします。一応OK.
端材も送ってもらっっています。4’x8’材から切り出したので、比較的端材は出ませんでいたが、それなりの量があり、また、表面がとってもきれいなので、平棚などを作るのに利用しようと思います。
写真は、吊戸棚の扉板に使う、18mmのシナ合板です。
シナ合板の準両面という仕様のものを使いました。これは両面にシナが貼ってあるのですが、「準」ということでなのか、片面は非常に木目がすらっと通っていて美しいのですが、裏は少し節が見られたり、少し落ちます。とはいっても、どちらも十分にきれいな面です。
一応、発注時に業者に送った板取は、木目のことを考えて、扉板や側板などに縦に木目が流れるようにしてあります。
木目と表面の状態を見ながら、それぞれのカット板をどの面のどの方向で使用するか検討して、鉛筆で記入していきました。
今日は、今後の段取りを、箇条書きにしつつ、図面にマークしながら、材へのケガキの仕方を検討しました。
製作の段取りは、
1. 図面の作成 (組み立て図、板取図、加工図) 済
2. 部材の確認 寸法の確認(シナテープ t0.6mm シナコアランバー材 15mm 0.2mm 程度厚みにばらつきあり。 シナ合板 7ply 18mm, ニッケルダボ メスの厚み6.7mm ) 済
3. 寸法 図面上で寸法どりの基準を決める。 オモテ面、下面を基準(上板と壁面取り付けようの桟は例外)。 ケガキするものしないものを図面上でマーク。 済
4. ケガキ
5. 穴あけ練習 バリの出方をチェック。 垂直に穴をあける方法、座繰り穴のあけ方をチェック。
6. 穴あけ ダボ穴と軸細コーススレッド用の下穴、スライド蝶番用の座繰り穴など。ねじ頭用に座繰りを入れるかは、実験の結果を見て決める。
7. 仮組み この時に耐震ラッチをつける位置を検討してつけてみる。
8. 木口シナテープ張り、研磨、マスキング、塗装 油性ウレタンニス2回塗り。
9. 組み付け ダボ 木工用ボンド仕様。 ねじ頭をふさぐ。
10. 動作確認
本当は今日は4.のケガキまで進むつもりだったのですが、日食観測用の道具作ったり、外に家族を連れだしたり、今日は母の日ということで、夕食の準備をしたりで、結局できませんでしたー!
まあ、焦らずやっていきます。