乙女高原星空観望会の翌日は、神戸方面の実家に帰省。勝沼の方からなので、岡谷回りの中央道で帰ります。神戸までは500km ちょっとの道のり。最近思うんですが、PA、SAがめちゃ混み。みんなパーキングエリアに行くのが目的で高速に乗っているんじゃ?って思うぐらい混んでいてなんでだろ?って思います。昼ごはんを諏訪湖SAで食べたんですが、洒落たお店が多いものの、食べる場所が足りてなくて、空き座席を求めてさまよった挙句、外の石段に腰かけて食べる羽目になり、なんだかちょっとお洒落じゃない感じに。席取りの人も多くって、大人数で旅行している人達にとっては、席の確保に必死なのはわかるんだけど、がらんと空いている大机とか見るともっといい方法ないのかな?なんて思う。
道の方は、今日も思ったほどは混雑していなくって、渋滞っぽいのは、四日市と亀山JCTの間とか、草津と京都東の間のいつもの区間だけでした。渋滞区間もそれなりに流れていたので、割とラクチン。むしろこの日は小牧のあたりですごい雨に降られて、道路冠水っぽくなってたので、豪雨怖いというのが印象に残った。そうそう。いつも宝塚のあたりがめちゃ混みでしたが、今回は新名神が神戸JCTまで開通していたためか、この区間の中国道がガラガラ。お盆のこの時期に信じられないものを見た気が。
実家には2泊だけという、今回ちょっと申し訳ないなという感じで滞在。滞在中も安い市民プールでダラダラと泳いだり、それぞれ夏休みの宿題をやったり、イベント感の薄い帰省。
今回、神戸方面の帰省の帰りは、金沢と岐阜の神岡を経由しました。神岡で「ガッタンゴー」っていう線路を自転車で走るっていうのをやっていて、一度帰省のついでに行ってみたいとおもったんで、予約を夏休みの最初に取ろうとしたけど、空いてたのが15日の昼12:00の回だけ。それに合わせて他の日程を組む羽目に。神戸から神岡に12:00 到着で行くのは結構つらいので、思い付きで金沢に1泊寄ってから神岡に行くことに。
神戸から金沢もそれなりに距離があり、中国道、舞鶴道、北陸道ルートで朝9時過ぎに出たけど、休み休み行ったら、金沢についたのは2時半になってました。
せっかく金沢に行ったので、兼六園でも行くか、と思っていたけど、めちゃ暑い。これはインドアだね、ってことで、金沢21世紀美術館っていう現代アート系の美術館で涼もうと思っていったら、こちらは激混み!有料展示はチケットを買う列(?)がすごいことになっていて、そうそうに諦めて、無料の展示(DeathLabというのと七搦綾乃さんという方の展示)を見て、屋外の展示で遊びました。
外の展示は結構楽しい。

これ、中に入れるんだけど、炎天下の展示だから中は死ぬほど熱いのかなと思ったけど実は中は涼しい。太陽光は全部反射してしまって中に赤外線がほとんど入らないため?中に入っていろいろな映り込みを見て、楽しい展示でした。
現代美術館は、ちょっと人が多くて無理!って思ったので、隣の丘の上にある、石川県立美術館の方に行きました。
こちらでは、ちょうど、広重展をやっていたので、じっくり東海道五十三次の版画絵を見ました。版画絵をまじかに見るのは初めてでしたが、とても見ごたえがある展覧会でした。本などでよく見かける広重の有名作も含めて沢山見ることができたのですが、実際のものをまじかに見ると、山肌の表現や人物の表情など、定型的にさらっと描いてあるのだけど、しかし味がある、そんな印象で現代のイラストレーターにつながるそんな広重の版画をいやというほど見られて幸せでした。
そんなに私はアート好きとは言えないけど、これは個人的にはヒット!でした。21世紀美術館と比べたら圧倒的に人が少なかったけど、なんでだ?って思った。ゴッホが模写したことで知られ教科書に載っているような作品も展示されていたので、是非見るべきだと思います。
そんなこんなで、見ていたら18時になってしまったので、帰りに隣の兼六園に寄るのはあきらめ。翌日の朝早起きして朝散歩に兼六園と金沢城址に出かけました。

ちょうど兼六園は無料開放をしていて7時から開門(もっと早朝から開いているようですが、一部の門のみ?)したタイミングで入りましたが、夏の朝の空が緩やかに流れる水面に映えて変化もあり素晴らしい庭でした。夏の兼六園はつまらないと行く前は思っていたけど、それは間違い。
早朝は浴衣インスタ女子は少なめ、スケッチする人など落ち着いた時間を過ごすことができました。
金沢城址の石垣はどれも素晴らしいものだし、金沢はいろいろなところをきれいに整備していて、観光を頑張っているんだなという印象を持ちました。石垣をもっと長い時間眺めていたかったのですが、「ガッタンゴー」の受付に間に合わないといけないので朝9時半には後ろ髪を引かれる思いで金沢を出ました。