熱損失の計算

現在まだプランニングの段階です。
ローンの契約をまだやったばかりで、土地の決済はこれからです。
先日10/28にローンの契約をしましたが、ローンの引き落とし口座の作成、団体信用保険の申し込み、抵当権の設定の手続き覚書等々の後に、ローンの契約書を作り、最終的に終わったのは朝9:30から始めて13:30までかかりました。いろいろと質問をしていたこともあるのですが、とっても疲れた。
この日は、設計事務所でプランの打ち合わせもあり、もろもろ終わって帰宅したのは23:00頃になりました。
さて、プランニングの中で、窓の大きさなどが決まってきたので、建物の熱損失の計算を行ってみました。
これによって、Q値等の冷熱関係の指標を算出して、光熱費の予想に役立てようということです。
特定建築物(住宅)の省エネ措置の届出ガイドというものに従って計算を行うExcelシートがあったので、それを利用しました。
いきなり結果というか分かったことですが、100平米ちょっと+の予定建物に対し、
Q=2.66 wKm2 ということで、意外に良かったです。というのは、計画中の建物は、LDの南側がほぼ全面窓のような思い切ったデザインなので、窓損失のために、非常に寒い家になるのではないかと気になっていました。
このQ値を構成する熱損失の半分近くが窓です。換気の熱損失は、外壁の熱損失よりも小さく、屋根と床の損失もそれほど目立ちません。窓の断熱は難しいのですが一応断熱はそれなりということでよかったと思います。
また、夏の冷房負荷を計算するために夏季の日射取得を計算しましたが、これも、南窓より東西の窓の入射が問題であるということがわかりました。これは、西や東方向は太陽が上がってきたところでまだ高度が低いため、かなり建物の奥まで日がさすということを反映しているのでしょう。また、一つ疑問に思ったのは同じ理由で冬の日射は南窓でもかなり奥まで差し込むので、これで部屋が暑くなり過ぎないのかということも心配になりました。