東京ビッグサイトで開催されたMaker Faire Tokyo 2014に行ってみました。
非常にたくさんの人が来ていてびっくり。
娘を連れて行ったのですが、娘もとっても面白かった!って言ってました。
私ももちろん・・・ 出展者の人と話していると娘が「あっち行こうよー」「まだー?」と邪魔するので落ち着きませんでしたが。 やはりおっさんの興味あるものと子供の興味あるものが一致するわけではないので難しいところです。
最近、3Dプリンタを作っていたり、昨年来CNC関係をやっているのでその関係を見たり、お話をうかがうのも楽しいのですが、それ以外の割とアナログなモノゴトに結構楽しめるものがたくさんありました。
来年もぜひ行ってみたいと思います。今回まめに見て回ったつもりだったけど見られなかったものも結構たくさんありました。
今年の出展で個人的に興味を引いたものをいくつか。
CPUのクロック(だいたい2Hz)もリレーで生成されていて、パーツのばらつきがクロックの音で感じられてcool. プログラムは64ステップ程度(失念)で、DIP SWに記録されています。これだけのステップで、円周率を計算します。
・Fablab 関係の皆様
仙台・鎌倉・横浜・名古屋のFablabの皆様とお話ができて楽しかったです。
鎌倉の方は、木のテクスチュアをうまく生かしたモノづくりが印象的。
仙台の方は、漆塗りに凝っているそう。
横浜の方は、レーザーカッターで既製品(けん玉)にテクスチュアを追加工してサクラ?の模様をつけていましたがとってもしゃれてます。
名古屋の「maker lab nagoya」の方は古い編み機のパターンをデジカメ写真から生成する試みをmini workshopの形で出展されていて、わが娘も編み機体験をさせていただきましたがとっても楽しんでいました。私も編み機の仕組みを観察できて楽しかった!
・reprap community japan 予算3万円のFDM型3D printer の開発が印象的。お父さんのお小遣いで3Dプリンタを体験できるように!はとっても共感します。reprap 作るといろいろなことを学べて、プリンタを買ってデータを出力するだけではない世界を味わえるのでもっといろいろな方がこの体験を共有できると面白いと思います。
私の2号機は、結局1品ものの物づくりから発想が抜け出せていないので、もう少しそういったことも考えてみたいなと思いました。
・TT@北海道 レーザースペアナとオシロカメラというタイトルの展示ですが、kinnect で人の輪郭を認識してレーザーで線画として投影しているのがcool. Quad copter の部品がCPU、センサ全部載っていて、でもとっても安く使えてよいよという話など面白かったです。無線技術は、大学で無線部にいたけどよーわからんです。ごめんなさい。
・シマ技! linuxcncの話、私はヘタレユーザーの1人としていろいろと教えていただきありがたかった。また、設定情報などをこのblogで記載していきたいと思いました。
・Podea 半導体レーザー彫刻機は1.5Wの出力のレーザーを使っているが、一応板も切れるとのことでびっくり。
・チームラボMake部 ストローをつないでいろいろ作れる仕組み(strawbees)の展示が子供たちもかなり楽しく遊んでいてすぐれていると思いました。
・東京大学3Dプリンタ倶楽部 氷積層3Dプリンタの動いているところを早く見たいものです。
・nu design interaction 3Dプリンタを使って工業デザインする研究発表。学生さんとはお話できませんでしたが、先生とお話しできて楽しかった。
・Generative Idea Flow こういうデザイン系の人とお話しするのが楽しくて好きです。
・工房ヒゲキタ 「3D影絵」って何?見てびっくりでしたよ!すごいです。見ないとすごさはわかりませんね!
3D影絵メイカーの作り方はMake 日本語版6号に書いてあるということでした。
・買い物関係
KORGのlittle bitsのシンセキットやその他いくつかの物を買って散財。