mchf LPFの調整(1)

まずhigh band のLPFを回路図の定数に近いものにして特性を測りました。

回路図では8T(0.26uH), 9T(0.32uH), 8T(0.26uH)のトロイダルコイル、100p, 220p, 220p, 100p のコンデンサから構成されていますが、Nanovna でのインダクタンスの測定結果を踏まえて巻き戻しつつ、定数を調整しました。結果6Tで280nH, 270nH 、7Tで350nHを得ましたので、これでいくことにしました。

巻きなおしたトロイダルコイルを実装した後、LPFの特性をNanovnaで計測しました。

NanoVNAでのハイバンド(21MHz and up)LPF測定結果

21-28MHz 帯の通過帯域ではおおむね0.5dB 以内の減衰なので、おおむねOKかと思います。この程度で高調波が-60dB内に抑えられるかは、PAのバイアス等にもよると思いますが、後で計測してみたいと思います。

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