日食グラスで写真撮影

日食を見るのに、ピンホールカメラを作ったんですが、なんだか気になって日食グラスも買ってしまったのです。そうすると、どちらを使うか、ということですと、ピンホールカメラの方が子供と一緒に見られてよいということで、日食グラスが余ってしまいますので、どうにか役立てたいということで、日食の写真を撮影するためのフィルターとして活用してみることにしました。
日食グラスをカメラにつけるには?の道具作り
材料:その辺に転がっている薄手の段ボール紙
道具:はさみ、ホチキス、ガムテープ
作り方:
まず、カメラのレンズの前にかぶせるためのキャップ部分の枠を作ります。15mm幅ぐらいに段ボールのたんざくを作って、レンズの先に巻き付け、一周分の長さを計り、3周分程度巻いてリングを作ります。
リングを作るときに、どのようにたんざくをつけるかということがあると思いますが、これは、最初ノリで貼ろうと思っていましたが、めんどうなので、ホチキスで留めてしまいました。意外にうまくいきます。
リングを作ったら、はめあいを確かめておきます。
次に、日食グラスを入れる封筒を作ります。日食グラスを段ボール紙にかたどりして、丸い穴をあけます。
日食グラスを封筒に差し込んだ時に、日食グラスのフィルターが穴に一致するようにガイドの段ボールをこれもホチキスで貼り付けます。
封筒になるように2つ折りにして、これもホチキスで留めて封筒の形にしました。
そのあと、先に作っておいたリングを日食グラスの穴と同心になるような位置を選んで取り付けます。
取り付けは、段ボール紙でLアングルをたくさん作って、リング側はホチキスで留め、封筒側は、ガムテープで留めました。
出来上がり図:
IMGP3258 - コピー.jpg
これをカメラのレンズのところにかぶせて写真を撮ります。
さっそく太陽の試験撮影をしました。
IMGP3251.jpg
露出は、デジカメなのでいろいろいじりましたが、1/200秒 F8程度 ISO200 程度の設定が私の日食グラスの場合は適切な感じでした。
まあ、写真を写してみると…なんとなくいまいちですね。一応黒点は写っていますが、色収差はでているし、満足できる解像度ではありません。135mmの焦点距離ってのもちょっと焦点距離が不足気味な感じ。
・・・ということで、結局カメラ用のNDフィルターをネットでポチリ、300mmまでの望遠レンズをポチリしてしまいました。最初から買えばよかった?

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