土地を決めるにあたって参考にしたことは;
0.面積:車を2台使うのでそれらを停めておけるところが取れて、家が建って、庭もほしいな、ということで大体60坪ぐらいのところがあればと思って探していましたが、よくある分譲の面積は大体35-45坪の間あたりで、このような物件はほとんどでないか、何らかの問題があって売れ残っているものがほとんどでした。庭は是非とりたいと思ったので、分譲を2区画買うことも視野に探すことにしました。
(土地を契約した後では、それほど広い土地は、費用もかさむし、建物の予算も圧迫するので要らないのだと思いましたが、探しているときはそういう気持ちにはなれなかった)。
1. 周りとの高低関係: 高台がいい、でも、あまり隣地との段差が大きくてもダメだ(駐車場と敷地の高さの差の処理に非常にたくさんのお金がかかってくるのと階段で利便性も下がる。また地盤的にも不利)。東と南の隣地が2m程度下がっていて、西側道路側は60cm程度の高低差のところなのでOK.
2. 駅までの距離と高低差: 徒歩20分以上(遠い。。。)でも、駅まで大きな起伏がなかったのでOK.
3. 水: 今住んでいるところは、道の上に一瞬ではあるが水が上がってきたことがあったので、注意して検討した。市の洪水ハザードマップでチェックし、問題ないことを確かめる。
4. 道路:途中の道路がとても狭いとか、渋滞ポイントがないか?一応朝晩走行して確かめた。幹線道路に面してはおらず、しかし、すぐに幹線道路に出られると便利。昔住んでいたところでは、幹線道路に出るところで渋滞して10分以上ロスするようなところだったことがあったので。
5. 地盤:台地であることを一応確認。ローム層。水浸透はあまりしない地盤。前は、竹林だったので、竹の根が十分取られていることを確かめた(つもり)。過去の航空写真を見たが戦後はずっと土地の利用状況が変わっていない。地震活動の履歴を見たが、活動履歴の確度が低いので、あまり参考にしないことにする。
(2012/2/18 補足)
昔の土地の様子を見るのは地理院の国土変遷アーカイブ
http://archive.gsi.go.jp/airphoto/
や、歴史的農業環境閲覧システム
http://habs.dc.affrc.go.jp/
で、過去の状況を調べることができると思います。
私のところは、1946年の米軍の写真がありました。歴史的農業環境閲覧システムで閲覧できるのは、明治時代の情報ですが、それによると、私の買った土地は、明治時代は桃林だった様子(本当?)。今は、周りは住宅地で、農業地としては、柿畑や野菜畑だったりなので、桃があったとは信じられませんが。。。
6. 騒音、異臭:近隣の工場や農場との位置関係を確認。現地で異臭がしないことを確認した。道路からの騒音は季節にもよるところがあります(冬などは音が通りやすい)が、現地確認を一応して問題ないと判断。
7. 学校、公共施設:市役所、図書館、大規模病院などがあるか?小学校までの登校の仕方も確認して、ちょっと大変そうだけどOKとした。
8. お店:徒歩圏にスーパー、ホームセンター等付きショッピングモールとコンビニまでの距離を調べる.自販機が近くにあるか?駅前のスーパーの規模と充実度を調べる。
9. 隣地との空間、日当たり:東に通路、その向こうは畑。敷地の周りは、道路。南は道路をはさみすこし下がったところに隣地家屋。日当たりは朝から晩まで土地のほとんどの面積で期待できる。OK.また、開けているので風通しもOK牧場。
10. 交通。駅までのバスの頻度などを調べる。まあ、バスがあるからいいかな。
11. 下水道、ガス:なし!合併浄化槽、LPガスの設置が必要。下水道は整備区域になっているはずだがいつになったら来るか不明。まあ、半端な田舎なのでしょうがない。