ネオワイズ彗星を見る

ニュースサイトなどで「今日関東で見えるんじゃない?」というのが出ているのに気が付いて外を見ると晴れていた、ので、見てみました。

今日(7/19) 日没後少し薄雲が出てきて見えるかなーと心配になりつつ、双眼鏡を戸棚から引っ張り出して準備します。7時40分ぐらいからは、北斗七星もぼんやりと見え始め、ニュースサイトの情報を頼りに北西の空を探しました。

何とか見つけられましたが、彗星はかなりの速さで動いているようで、ニュースサイトの写真の位置を最初一生懸命探していたけど、昨日の位置からさらに太陽より離れた位置に見つかりました。言葉で言うと、彗星の下に横並びに2つ星が合わせてL字状に並んでいる位置にありました。(いや、ちゃんと位置の予報を見ればいいんですが、面倒なので、適当にほうき星探しをするつもりで探しました)

肉眼ではさすがに薄曇りで見えませんでしたが、双眼鏡ではふわっとした光芒と明るい部分もはっきりと見えて、娘と一緒に双眼鏡をとっかえひっかえ見て楽しみました。

8時10分ころには雲が広がって、さらに高度も下がってきたので、ほんと一瞬だったけど、見られてよかったです。

今日は、ついでに、土星と木星(+ガリレオ衛星)も見てみました。娘は土星の環(というか長細い様子)が見えると言っていたけど、ちょっと無理なんじゃないの?という気がします(倍率8倍だし。。。)

というわけで、久しぶりに星を見て、また良いタイミングで星見に出かけたいなと思いました。

(今朝、ニュースを見て、「沖縄や北海道晴れてるみたいだからこれからほうき星見に、羽田から飛ぼうかな」と言っていたら、家族の冷たい視線が突き刺さりました)

卓上旋盤の道具を作る

CNC化したことから、卓上旋盤で遊ぶ頻度が増えました。

いろいろと小道具が必要になるので、遊びがてら作っています。

固定振れ止め

旋盤を買ったときに固定振れ止めも買ってあったのだけど、太い管を支えられないので使い道がなかったので、太い管用に作りました。一応70Φの管までサポートできるようにした。ワークと触るところの真鍮の部品は、前に買ってあった振れ止めの部品を流用。

旋盤の台座とのインターフェースの山形の角度がわからず悩みましたが、45度かなと推測で削ったところあっていた模様。45度の山はフライスでバイスにはさんで10mm径のエンドミルで削りましたが、思ったよりは簡単だった。バイスに45度傾けてワークを固定するのには分度器を使いました。

円筒を受けるところは、最初はS45Cで作ろうと思って穴刳りをしていたんですが、大径の穴刳りはビビりがでて困難で、あきらめてアルミで作りました。

エンドミルホルダー

6mm のエンドミルを取り付けたらちょうど手持ちの旋盤で心高が合うように作ってあります。Youtubeのけずりんさんの動画で勧めてらっしゃったのを見て、固定振れ止めを作った残材で作りました。

実際に内径穴刳りに使ってみましたが、普通の内径バイトと比べて切子の抜けが良いので、かなり調子が良いです。小さな孔をあけるために、とのことだったのですが、ミニ旋盤の加工であけるような範囲だったらこれ1つでいいかもしれない、ぐらいの感じです。エンドミルの刃の切れがいいこともあって、ビビりも出にくく、S45Cを45m/min程度の切削速度でも全く問題なし。(というより、メインで使っている中華なスローアウェイの切れ味が悪すぎるだけ?)

ケレ

こちらも比較的太いワークを両センタ加工にかけようと思って作ったケレです。これはモノタロウで頼んだらすぐ送ってくれるSS400の四角いプレートからリングを切り出して作りました。

欲張って、作った固定振れ止めのために、鬼ブリョとして使えるように、また、外径65mmがつかめる様に、と2種類の条件を満たすように作ってみたけど、あまり使う機会がないかも。もう少し小さい径にあったのも作ってみようかと思うのですが、リングを作ると大量の切子が生産されてなんかもったいない。

傘型センタ

回転センターにかぶせて太いパイプを押すために使います。テーパーは売り物をまねて70度にしましたがこの角度にどのような意味があるかよくわかっていない状態。

これを作るときに段取りを間違えて最初に外側のテーパーを削ってしまったため、ひっくり返した時に手持ちのスクロールチャックでつかめなくなってしまってアウト?と思った。何とか材料を無駄にしたくない一心で、中心にM10のタップ穴をあけて摑む治具をねじ止めして内側の穴ぐりとテーパー(回転センタ)をやりました。テーパー穴をあけるためには、治具とワークを繋いでいるM10のボルトにセンタ穴をあける必要があり、ボルトが壊れちゃうかな?と思いながらおっかなびっくり加工した。テーパー穴は、クロススライドを30度や35度に傾けるやり方も試してみたのですが、ハンドルやらクロススライドがいろいろなところで干渉するので、あまりうまくいかず、結局NCのマクロでテーパーを削りました。マクロの方が当然ながら楽ですね。寸法を計算しながらやらないといけないですが。

道具をある程度揃えたので、次は、旋盤自体のメンテをしようかなと思っています。

・ハーフナットを改良(この旋盤、ハーフナットがおかしな構造になっているので、普通の構造にしたい)

・主軸ベアリング、タイミングベルトなどの交換(特定の回転数でブレが出るのでその原因突き止め解消したい)

・バックラッシを減らすなどのことをしたい。

・マニュアル操作をもう少しやりやすくするようなlinuxcncのカスタマイズ。

まさにエンドレスですね。一応必要部品は手当してあるけどいつできるかは不明。