淑徳与野を受ける

我が家の中学受験の初戦(?)は、1/13の淑徳与野第一回入試でした。

妻の実家がさいたま市にありますので、そちらに前泊させていただき、そこから向かいました。でも、2月入試の練習も兼ねていますので、一応5時起きを目指しましたが、起きてこない。「起きよう」と声掛けをして、ようやく起きたのですが、また目が閉じていたので、声をかけたら「起きてるよ!」って言いながら寝てました。笑える。

計算をやった後、6時ぐらいから朝ごはんをいただき、7時ぐらいに出発しました。結構出かける前の準備に時間がかかったので、2月の入試は本当に大変だな、と思いました。

学校には7時半過ぎに着きました。門を入ったところに各塾の先生がたくさん並んでいましたが、娘の通っている塾の先生はおられないようで、娘はテキトーに握手してその先の渡り廊下のところで、私とは別れて高校の方の受験会場に「じゃあ、やってくる」と言葉を残してさっさと行きました。何か、娘がイキナリ遠くの世界に行ってしまったような気がしました。

その時点では控室に入っている人はちらほら、という感じでしょうか。

控室は、体育館その他いろいろな場所で待機できるんですが、体育館も暖房が十分効いていて快適に過ごすことができました。合否のネットでの確認方法の説明や、入試後の引き渡しの説明があった後、ひたすら待つのみです。1200名以上が出願しているそうで、引率の親御さんは、お母さんが多いですが、父母、それから、妹さん?のような大勢で待機されている方も多いですね。

学校はトイレ等含めとても清潔で、温かい雰囲気もあり、素晴らしいところです。

私は、静かな体育館で普段できない仕事を片付けようとパソコンをぱちぱち。異常に捗りました(嬉しい!)。

12時半に入試は終わり、受験番号の200人分ぐらいのグループ毎の解散でした。200名って結構多くて、待機場所は人でごった返してました。娘を見つけられるか心配でしたが出てきてすぐに合流できたので良かった。

どうだったか聞くのはご法度のようですが、聞いてみたら、「算数が過去問をやっていたときのようにはいかなかったのでダメかも」とのこと。

それから、埼玉の学校なので、埼玉のご当地問題(さきたま古墳の話とか?)出たー?って聞いたら、出なくて、和歌山の問題が出たとのこと。

理科は、苦手な滑車や、電磁気?が出たので苦労したとのこと。

問題は回収されてしまうので、正しいか、また詳細は不明です。また、問題を持ち帰られないのが残念だとも言っていました。

何か反省点は?って聞いてみましたが、「解いているときに合否のことを考えたら焦ったので、良くなかった」とのこと。あと1点ぐらい反省点を言っていましたが、忘れた。

あとは、親子とも、「お腹が空いた!」は共通していました。妻の実家に戻り、ご飯を食べて、今、ぐーぐー寝てます。

これから、受験が続いていきますが(我が家は最大8校程度受ける予定)、本番の受験に関しては、どれも必ず合格する人も居れば、合格しない人も居るものなので、我が家の合否に関しては書かないようにしようと思います。

受験するみんなが実力を発揮できますように。

 

出願

神奈川の中学は先週末あたりから、出願受付が始まっていますが、私も今朝2/1校の出願に行ってきました。インターネット出願が今年度は多くの学校で採用されていますが、まだまだ窓口出願の学校はそれなりにあると思います。我が家は、2/1は午後入試も受けたいと思っていますので、面接の終わる時間を考えて、それなりに早い受験番号が必要だと思って、日の出前の学校に書類持って参上しました。

1月の朝ですので、出願手続き開始前の待機(行列に並ぶことです)は、相当寒いと想定されましたので、ダウンとか着込んで行きましたが、想像以上に寒かったです。坂の下から吹き上げる風が腰下を容赦なく冷やします。もう少し、腰~足元が暖かくなる工夫をしておけばよかったなと思いました。特に、靴は普通の靴ではだめでした。じっと動かず長時間待っているため、体が発熱してくれないので、体の先端がどんどん冷えちゃいます。生半可な防寒ではだめだな、と思いましたが手遅れ。。。

とはいえ、受付前の6:30 過ぎには、整理券が配布されて、学校の講堂に入ることができましたので、寒さも何とか我慢できた、という感じでした。あと、トイレも学校の周囲にはなさそうでしたので、受付前に学校の講堂に入れてトイレを使えたのはありがたかったです(一時はもうだめかと・・・)。

朝早く参上したので、朝ごはんも食べずに出てきましたから、整理券をもらったら、とてもお腹が空いてきました。一度坂を段数を数えながら下りて、ファミレスで朝をいただき、また、学校の講堂に戻り、しばらく待っていたら、受付開始になりました。受け付けは、整理券番号順に並んで一人ずつ、書類提出し、受験票その他を頂いて解散、という流れで、それなりに効率よく進んでいました。何とか午後入試に間に合いそうな受験番号で受験票もいただけたのでほっとしました。

あとは、1/20からの東京の学校の出願ですが、我が家は、他は全部Web出願ですので、今日の出願で、なんだか一仕事をやり終えた、そんな気がしています。が、中学受験は体力勝負(親の)という実感が湧いてきました。

lpc1114 で短めなパルスをつくる。

Raspberry Pi に乗っけられるlpc1114のボードで相変わらず遊んでいます。

どれくらい短いパルスをこれで生成できるのか実験してみました。PWMを使うのが常識的とは思いますが、ここでは、Ticker で0.1秒程度に1回割り込みをかけて、下のルーチンでいくつかの異なったやり方でGPIOをトグルして、オシロスコープで生成したパルスを観察しました。

void pulse () {
// 常識的
 LPC_GPIO0->DATA |= 0x0000080; // dp28 set 1
 LPC_GPIO0->DATA &=~0x0000080; // dp28 set 0

 // faster?
 int n,n0,n1;
 n=LPC_GPIO0->DATA;
 n0= n|0x80;
 n1= n&(~0x80);
 LPC_GPIO0->DATA =n0;
 LPC_GPIO0->DATA =n1;

// 他のポートに影響を与える
 LPC_GPIO0->DATA = 0x80; // dp28 set 1 (affect other pin)
 LPC_GPIO0->DATA = 0x0 ; // dp28 set 0
}

結果

  1. 常識的な、ORしてANDしてbit を上げ下げするもの: 104ns
  2. ポートのデータを読んでおいて、OR, ANDしたものを用意しておいてから、順次書き込む。: 42ns
  3. 他のポートのことは無視して、定数を書き込む: 62ns

というわけで、一番短くて42ns のパルスが作れることがわかりました。ちっちゃなマイコンなのにすごいね。

PWMを使ってパルスを作るのもやってみましたが、こちらは644ns より短いパルスにならないので論外(ペリフェラルのマニュアル読んでないので、何でか分かってないけど)。

… あとで調べたら、mbedのpwm ではプリスケーラーが30に設定されているために、パルスが短くならないとわかった。

実験ではpin dp18のpwm を使っていた(TMR16B1)ので、これに対応しているレジスタを調整して、パルスを出してみる。

# prescaler 0
TMR16B1->PR=0
# MR3: PWM period maximum 16bit value (一番間隔を長くする)
TMR16B1->MR3=65535
# MR0: PWM duty cycle 16 bit
# この値になったときにパルスが立つので、一番大きな値にすると短いパルスとなる。
TMR16B1->MR0=65535

pin 番号とTMRの関係は、pwmout_api.c とかPinNames.hをみて調べた。

mbedを使わずに直接やってもいいけど、とりあえず実験なので、PwmOut でpwm を使うようにした後にレジスタを書き換えるという乱暴な方法を取りました。まあ、動いているからよい。

結果

20.8ns=(1/48M)のパルスを1.37ms (=65536/48M)間隔で出力することができました。めでたしめでたし。オシロで観察していると、プローブへのGNDラインの引き方でパルスの反射がとってもぐらぐら動くので面白いです。

とりあえず、あとのために、pwm ポートと設定レジスタの対応を下記にまとめる。

  • dp1 P0_8 PWM_1 LPC_TMR16B0 MR0
  • dp2 P0_9 PWM_2 LPC_TMR16B0 MR1
  • dp18 P1_9 PWM_3 LPC_TMR16B1 MR0
  • dp24 P0_1 PWM_5 LPC_TMR32B0 MR2

中学受験生の正月

我が家のケースはこんな感じでした。

大晦日:塾から帰って過去問やって、すき焼きでご飯食べて紅白見て、年越しそば食べて寝た。過去問は、1月の千葉受験校を年内に一度は解いてみよう!ってことでやってみたけど、「難しくて久しぶりに頭が痛くなった」とのこと。合格点には達していたけど、国語で稼いだのが大きく、算数は受験者平均に達せず。

元日:夜更かししないようにしたけど、朝起きてこない。起きて計算問題に取り組んだ後、お雑煮(白みそ関西風)と簡単なおせちで朝を。ささやかなお年玉のあと、初詣は、近所の氏神様へ歩いて行った。人がほとんどいないのでゆったりとお願いをした後、甘酒を楽しむ。

帰宅後、昼は昨日のすき焼きの残りに残りの肉を入れてインスタントすき焼きで楽をしつつ、娘は過去問に取り組む(1月埼玉受験校)。辛うじて合格点には達している。さらに、過去問に取り組む(2月併願校)。こちらは合格点に達せず(キビシー)。

夕方、文房具等補充が必要と思って、平塚ラスカの無印に買い物に出かけたが、元日お店がやっておらず、時間を無駄にする(みどりの窓口にも用事があったのでいいけど)。同じく平塚のららぽーとに行ってみたらと思ったけど、周囲1kmがド渋滞であきらめる。ひょっとしたらと思って秦野のイオンのところにある無印に行ってみたら店は開いていたがお目当ての文房具が売ってない。通販がいいね(正月やってないけど)。イオンもめっちゃ人が多い。実は、一人でドライブして息抜きでした。

カニすきで夕食時ニュースを見る流れで見たNHKの解体新書のドラマ面白そうと思ったけど、見ていると過去問進まないので、途中でテレビを消す。

そのあと、一生懸命2/1校の願書を書く。文章案の内容、長さ(枠に収めること)かなり苦労したが、一応書きあげる。書類のコピーを取っておく。

1/2: 今日も塾はないので、2/1の模擬を試験時間を合わせて実施。お雑煮今日はけんちん汁仕立て。

午後入試を受けるつもりなので、午後入試受験校の過去問も用意。昼ごはん(ポルチーニ茸のリゾット)を食べた後、面接の練習をやってみるが、うーん・・・って感じ。黙ってちゃ通じない・・・

午後入試校の過去問をやった後に、午前午後両方の採点をしてみるが、ミスが多くて午後校はともかく午前校は受験者平均点にも達しない(涙)。

夕方、昨日の解体新書のドラマの続きを見てしまう。夕食後、娘は、今日昨日やった過去問の振り返りに取り組む。私は、マイコン遊びで時間を無駄にする。

1/3: やっぱり朝起きてこなかったけど、起きた後計算を自分からやっているようだ。。。私は、朝からマイコン遊びで時間を無駄にする。。。もう〆ないと。

と思ったけど、相変わらずマイコン遊びに逃避。娘は黙々と計算の後、振り返りをやり、そのあと2/2午後受験校(昨日とは別)の過去問をやる。声教の赤本に解答が載っていない!ことに問題を解いた後に気が付くが、娘に「前に間違えて買った前年度の赤本なら載っているかも」と言われ、本棚にしまってあるのを引っ張り出してきて確認したところ、そっちには載っていた。娘good job!

3年分、とか書いてあるのに、3年目は第一回の入試しか載っていないというアコギな商売。赤本は、必ず、購入時に内容の確認が必要(今更気が付いても!)特に午後入試は、全然載っていないのとかもある。どういうこと!?

結果は、算数は受験者平均点に達していなかった(これも第一問でのミスのせい!)が、理科で挽回して合格点には達していた。

午後元気に娘は塾に行き、私は元日開いていなかった無印で買い物をして帰宅。

明日から仕事だー。そして、2月校の出願準備が始まる!

年賀状まだ作っていないけど、「郵便局からのお知らせです、年賀はがきを52円で差し出すことができる期間は1月7日までです。」に気が付き、緊張する。今日やらねば。

mbed lpc1114 i2c でハマる。

年末年始と、久々に電子ネタやろうと思って、ネットサーフィンしてたんですが、

RPi1114FDH Raspberry Pi 電源制御モジュール

が面白いな、って思ったので、購入して手持ちのRaspberry pi につけて遊んでいたんですが、苦労させられたので、備忘録としてメモしておきます。

これは、「Raspberry Pi電源制御」というお題目のモジュールなので、Raspberry Pi のためのものという感じもしますが、私にとっては、Raspberry Pi にのっけられるマイコンモジュールと思って買ってみました。

Raspberry Pi の上に載せられる大きさの小さな基板には、lpc1114という結構高機能だけど、ミニマルなマイコンが搭載されていて、Raspberry Piからコマンド一発でプログラムを書き込み出来るし、i2c が接続されているし、シリアルも接続されているし、LEDもついている、ということで、まさにRaspberry Pi が母艦のarduinoみたいな使い方ができる評価ボードと思います。

lpc1114 をプログラミングするには、mbed がとっても手っ取り早い、ということで早速、モジュールの添付プログラムをダウンロードしてきて、コンパイルと、lpc1114に書き込みができることを確かめたのち、i2cを使ったRaspberry Pi(RPi)との通信を実験してみると、RPi からlpc1114へのマルチバイト送信はできるのだけど、lpc1114からRPi へのマルチバイト送信がどうやってもできない。サポートサイトには、デジタルポートの読み込みができる例が記載されているけど、できないし。一体どうやって実行したんだろ?って感じです。

これは、lpc1114 mbed 側のi2cサポートと、RPi側のi2cサポートの内容のミスマッチでできないって感じ。少なくともPython,やシェルコマンドでは回避法が見つからない。丸1日程度Webを調べまくったけどダメなので、とりあえずあきらめ?

下記は、2方向の通信に使えるPythonやmbed プログラムの書き方まとめ。
1. slave (mbed) -> master (raspberry pi)方向
slave: write(buf,number_of_bytes)
master: read_byte(addr)
slaveからの2byte 目以降の読み出しはできない(master が読み出しをしないので)
2byte 以上読み込みの場合は, raspberry pi 側でread_word_data()などでできそうな気がするが、その場合は、mbed側で一度Write Addressed が立って、そっちの処理をした後にRead Addressed がかかるにも関わらずmbed側がRPi 側が期待したような形でデータを送りかえさないので、failしちゃう。
2. master (raspberry pi) -> slave (mbed) 方向
master:  write_block_data(addr,cmd,array of bytes)
slave: read(buf,number_of_max_bytes)で読める。
3. その他
また、書き込み、読み出しのコマンドの間はRPi 側で少し時間をあける(0.035sec程度?)必要がある。これより短いインターバルだと、IOErrorが出た。mbed slave側は、とにかくstateを見て、レスポンスするようなプログラムを書く。
チラシの裏状態だけど、解決してないからしょうがない。
1バイトの読み出しはできるので、プログラムが書けないことはないけど、非同期シリアルで通信した方が楽かも。うーん。
ロジアナで波形を観察したり、他のi2cデバイスをRPiにつないで動作を確認したところ、どうも主な問題はmbed slave側にあるような気がするので、1/3 朝起きた後、lpc1114のドキュメントをみていろいろ試してみたけど、あまり進歩せず。mbed のクラスライブラリを使うやり方では打開は無理っぽくて、lpc1114のi2cコントローラーを直接いじるプログラムに変えれば打開できるかもしれないけど、ちょっと荷が重い。