3040Z-Sの環境整備(こればっか)

ここの所CNCルーターを使いこなすところまでいっておらず、周辺の環境整備をしていました。
1) USB-CNCコントローラーを箱に収納
今まで、コントローラの基板がむき出して、そのような状態でアルミを切削したりしていました。超危険なので、せめて箱に入れようということで、木箱に収納しました。
木箱は、100円ショップで売っている厚さ約6mmのMDF板を切り出し、木工ボンドで貼り付けて作りました。
板の切り出しはのこぎりで手でやりましたが、DB25ピンのコネクタや、USBコネクターの穴、それから、基板を取り付けるビスが底面の下に出ないように座繰り穴をあけるなどは、CNCルーターを使いました。
また、蓋は、基板が見えるように5mm厚のアクリル板をMDF板の箱とはめ合わさるようCNCで縁を面取りしてみました。
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これは、面取り加工の様子。掃除機で切り子を吸い出しながらやらないと散らかって大変。
箱には、ツールセンサー用の端子も取り付けてみました。
こんな感じです。まあまあ?
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箱の設計を間違って、木工用ボンドで張り合わせるのがえらい大変だった。思いつきで図面も描かずに作るとだめだね。
2) USBカメラの取り付け
カメラは結局、カメラにエポキシ接着剤でLアングルを張っておき、それをスピンドルに取り付けられた取り付け用のLアングルに3mmネジで固定するという方法でつけました。
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ためしに穴を木の板にあけて、カメラのオフセットを調べたところZ=18.16mmの時、X = -60.7 mm, Y= 4.4mmでした。ただ、カメラのマニュアル焦点を合わせようと動かすと光軸がずれるようでこりゃだめだって感じです。
3) ツールセンサー
planet CNCの紹介youtube ビデオでも見つかりますが、プリント基板をセンサーの端子に、Z軸のオフセット測定ができるようにしました。
プリント基板は手持ちのものを切り出して作りましたので、t=1.2mmでした(これをplanet CNCコントロールソフトのZ値に代入)。
一応ちゃんとZ原点を設定したり、ワークの座標を取り込んだりできることを確かめる。
4) 集塵対策
今のところ、お古の掃除機を使って、切り子を吸い出していますが、洗濯機の蛇腹ホースを掃除機に取り付けて、スピンドルのところから直接吸い出せるかなと思い、やってみました。
正直、掃除機がうるさいです。また、ホースも、切り子は横向きに飛ばされるので、ホースを最後は横向きにした方が良いようで、音がうるさい割にはあまり効率よく吸ってくれません。
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道具で遊んでばかりではなく、実際のものを作らないとなあ。