わが家は電気とガスの併用です。ガスはプロパンガスだし、ガス温水床暖房を使いまくっているのでわが家の光熱費はかなーり高いです。
太陽熱温水器を自分で作って楽しく使っていますが、ガス代全体からみると太陽熱温水器の貢献は微々たるものという感じです(夏場はガスの使用量が激減しますが、基本料とかありますので。。。)
電気は電気で、自作の太陽光発電は、温水器やその他の自分で作ったいろいろのシステムの電力をまかなうために使っているため、電気代の削減にはほとんど貢献していません。
それに、何より、わが家の問題は、PCを何台もサーバー的につけっぱなしにしているためか、PC関係の電力を足し算したらかなりの電気代になっているようです。
こちらに書いたように、家の消費電力をモニターできるようにしてあるのですが、飽きっぽい性格のためか、PCの消費電力を測定したりして消費電力を削減したりすればいいのですが、ただただデータを取るばかりでありました。
ちょっと今検討中のことがあり、今後、さらに電気代が増える可能性がありますので、自作の消費電力モニターでこれまで取ったデータを分析して、電気の契約プラン見直しに役立ててみようと思いました。
2013年1月からこっちの1分ごとのわが家の使用電力のデータが蓄積されていますので、これを分析するプログラムを書いて、各月、各時刻ごとに集計をして、さらにいくつかの電気契約プランに基づいて電気料金を計算してみました。
その結果がこちら。下が、わが家でいつ電気を使っているかを月ごとにグラフにしてみたものです。
朝と夜に電気消費の山がそれぞれありますが、朝の山は冬に高く、夜の山は夏と冬にピークがあることがわかります。また、夏場は昼間の消費電力が結構あります。
これは当然といえば当然ですが、これらの時間帯にエアコンを使っているためと思います。
よく見ると今年度になって夜のピークが早い時間にシフトしている気がしますが、なんでかな。。。
この集計結果をもとに、従量電灯B(現契約)、半日お得プラン、ピークシフトプランの3つのプランで電気代がどの程度変わるかを計算してみました(下の計算結果には、燃料費の調整や再生可能エネルギー関係の費用が入っていませんが目安にはなると思います)。
赤色の線が現契約の従量電灯Bで、緑の線が半日お得プラン、青い線がピークシフトプランです。
ピークシフトプランは、夏に電気代がかなり上がってしまう可能性があることがわかります。
これは、従量電灯Bや半日お得プランでは、昼間の電気料金が3段階で上がるようになっているのですが、ピークシフトプランでは、その3段階がないので、電気の消費が大きいと夜間電力の分お得になる場合が出てくるのですが、わが家の場合ではそこまではいかないようです。
というわけで、半日お得プランだとわが家の場合にはおおむねオールシーズン電気代の請求が減る可能性が高いことがわかりました。半日お得プランだと夜間(9時~9時)の電力が半分以下の値段になるので、わが家のように共働きの家庭だとお得の場合が多いかも。
というわけで、さっそく電気契約変更してみようかなと思っています。(とはいえ、せいぜい年間1万円程度の節約にしかならなさそうですが・・・)
これを機会にPC等の電力も見直してみないといけないかなーなどとも思っています。