引っ越し後施主工事 (5) 脱衣場に吊戸棚をつくる

引っ越しが終わって住み始めると、いろいろなものが足りないなーと思います。
整理棚がやっぱり要るんですよ。でもほとんど作り付けの収納を作らなかったので、作ったり買ったりしていかないといけない。
まあ、引っ越してから生活しながら考えるので、あまり無駄なものは作らなくて済むメリットはありますが。
脱衣場も収納がある程度必要。
脱衣場に衣服を少し入れておくチェストは無印で買っておきましたので、着替えはある程度チェストに入れてあり便利に使えています。また、脱衣カゴは、今まで使っていたカゴを床に置いてあるのでOKということがわかりました。脱衣場に洗濯機を置いてあり、脱衣場でもある程度物干しができるので、洗濯したらすぐに干して、服は乾いたらすぐにチェストやウォークインクロゼットにしまうようにしました。この流れは比較的うまくいっています。ただ、お風呂から上がって使う、タオル、バスタオルを整理して入れておく棚がないことに気が付きました。ホテルでもまとめてタオルは整理してありますが、それと同じような整理をしておくべきだと思いました。
というわけで、台所に置いたのと同じようなコンセプトのオープン棚と吊戸棚が合体したような収納を脱衣場のチェストの上のところに作ることにしました。
脱衣場は、壁が白なので、白い収納吊戸棚を作ることにします。
前に台所の吊戸棚をシナ合板で作成したときは、塗装工程にかなり時間がかかったことと、出来上がった収納がかなり重いものだったので、今回は、白いフラッシュ構造の吊戸棚を作ることにしました。つまり既製品にかなり近いコンセプトのものなので、既製品を探してみたのですが、やっぱり寸法がぴったりくるものがない。ないものはまあ、自分でということで、図面を簡単に書いて作ることにしました。
今回フラッシュ構造の板ですが、じぶんで作るのは難しそうなので、ネット通販で白いフラッシュの棚板を寸法オーダーで作ってくれるところを見つけたので、そこに棚板として吊戸棚の部品を発注しました。
オーダーしてから1週間程度で届くので便利です。
棚板の接合は木ダボでやることにしたので、棚板の木口にダボ穴を50mm間隔であけました。
また、吊戸棚を壁につけるのに桟が必要なので、これは、1×3の板を買って使います。他が白いので、100円ショップで売っている白い塗料で組み付け前に塗っておくことにします。
前に吊戸棚を作った時はダボ穴の加工精度が悪く苦労したので、前回の反省に基づき2か所改良をしました。
1. ダボ穴を垂直にあけるための治具を改良して使った。
2. ダボ穴は、前は、先に木の面にダボ穴をあけ、ダボポンチで木口の方のダボ穴位置をマーキングして木口のダボ穴あけをしましたが、木口のダボ穴をぴったりの位置にあけるのは結構難しいので、順番を逆にして、まず木口に治具を使ってダボ穴をあけ、そこにダボポンチをつけて木の板の方のマーキングを行い、そこに正確にダボ穴をあけることにしました。
今日は図面を書き、届いた棚板のダボ穴を棚板関係はすべてあけ、桟の切り出しとダボ穴加工までで力尽きました。寝て起きたら、今度は側板の方の穴加工をしてできればくみ上げまで持っていきたいところです。

引き渡し後 施主工事(4) キッチンカウンター収納いったん完結

引っ越しを8/22に行いましたが、その準備やら引っ越し自体も大変だったし、そのあとの開梱やゴミ捨てでてんてこ舞いで、ブログは完全放置でした。
もう引っ越しがはるか前に感じますが、少しずつ落ち着いてきたので、記憶をたどって書いていきます。
キッチンカウンター収納は、IKEAのキッチン部品を使って作っていきましたが、引き出しを中途半端に作った状態までで、書くのがストップしていました。
そのあと、引っ越し後までそのまま放置されていたのですが、キッチンは引っ越ししていきなり道具を入れて使う必要があるので大変でした。引っ越しの次の日に、引き出しの取っ手を付けなければ!ってことであわてて引き出しの取っ手をつけていきました。結論から言うと、引き出しを作る前にとってはつけておくべきでした。せっかく取り付けた引き出しの板を一旦外し、取っ手のねじが取り付けられる部分(各2か所)のケガキをして、5mmの穴をあけ、金具を取り付けていく作業は一言で言って面倒。
まあ、やりましたよ。本当はそのあと扉の加減の調整をやるのですが、それなりに収まっていたので力尽きて放置しています。ちゃんと便利に使えているのでいい!ってことでお願いします。
天板はオイルを塗ってメンテしてねってマニュアルに書いてあるので、やります。
オイルは一応刷毛で塗ってみました。最初は木に浸みこんで乾くのが早い感じですが、2回目からはかなりオイルが残ってなかなか乾かないので、ある程度乾いたところで布でふきとりました。
もうすでに天板の上に電子レンジやら道具を乗せているので、天板にオイルを塗るたびに電子レンジを移動して、道具も移動して、塗りぬりして、残ったオイルをふき取ったら、電子レンジと道具をもとに戻す、を繰り返します。これも結構めんどくさいですので、いい加減に天板のメンテナンスはすることにしています、というか勝手にそうなった。。。
カウンターの上には、一応オープン棚と吊戸棚を作ってつけようと思っていますが、そこまで手が回っておらず、まだレイアウト図案を書いて、金具の部品だけ注文して購入したところで止まってしまってます。

引き渡し後 施主工事(3) キッチンカウンター収納続き

今日は朝からIKEAのキッチンカウンター収納の製作を行いました。
マニュアルが一応ついているので、ベースキャビネットの製作はそんなに難しくありません。
道具は、+ドライバーとキリがあれば大丈夫でしょう。私は楽をしようと思って電動ドライバーも用意しましたがあまり有効に使うことはできませんでした。
というのも、IKEAの家具についてくるねじ類が、日本のねじ規格とどうも少しだけ違っているようで、ドライバーの頭が微妙にねじに適合していなくって、ねじの+の部分をなめやすいのです。電動ドライバーで無神経に締めちゃうと、困ったことになりそうだったので、かなりの部分を手締めでやりました。
+ドライバーのビットの方が悪い、という話もあると思いますが、普通に売っているコーススレッドなんかは全く問題なく同じビットで締まりますので、ねじの違いかなと思っています。
製作をするときに誤って床を傷つけないよう、こたつ布団を床に引いて養生して作りました。
ベースキャビネットを壁付するときに受けの木材をつけておく必要があります。引き出しを引いたときに引き出しの重みで最悪キャビネットが転倒する恐れもあるので、受けの材を使って壁にキャビネットを固定します。
IKEAではアルミの受け材を販売していますが、2x4の材木を壁に取り付けてもよいとのことだったので、我が家では2x4の材料があったのでそれを壁につけることにしました。(アルミアングルは数千円ですが、2x4の材木は300円ですので)。
壁は石膏ボードの裏に間柱があるのですが、どこに間柱があるのか調べるのは少し苦労しました。
ちょうどキッチンの壁には筋交いが入っていることと、分電盤が裏についている関係で配線が非常にたくさん裏の壁にはとおっています。もし間違えて配線にビスを打ってしまうと停電!というか火事?なので、非常に緊張して、間柱発見器(1300円程度で購入)と壁をたたいた音で判断して何とかつけました。
そうそう。2x4の材は今日ホームセンターで買いなおしました。置いてあった材は、屋外で半端な保管状態で半年程度置いておいたら、ねじれてしまっていて、使い物になりませんでした。2x4の木材は乾燥材でないので、やはり置いておくと変形が大きいようです。
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そんなこんなで、ベースキャビネットを壁に固定した状態。
2つのキャビネットの間は60cm程度あけて、ここにジャガイモや玉ねぎの収納をするつもり。または、ごみ箱置きかもしれませんが。。。奥の壁際はコンセントがあったので、最低限のスペースをあけるつもりで7cmだけあけておきました。カウンターの大きさは167cm幅、奥行きは65cmになりました。
天板は186cmあるので、167cm幅に切断します。
素人に切断は難しいということを書いているWebページもありましたが、それほど難しくはありませんでした。
便利台2つの上に橋を架けるように天板を置いて、鉛筆でケガキをしてのこぎりでゆっくりと切断しました。
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ビーチ材(ブナ)は、柔らかくて楽に切断ができました。
一応切断面は、ペーパーがけをして、面取りをしておきました。
今日できるだけ作業を進めておきたかったので、このめちゃくちゃ重い天板を一人でキャビネットのところに運んで設置をしました。
2人で作業をするようにIKEAのマニュアルにも注意がきがあるのですが、確かに一人でこの作業をするのは無茶だと思います。でも、引っ越しまで時間があまりないので、気合で。。
キャビネットの上に乗せて、引き出しを半分だけ作ってつけてみました。
今日は、ここまで。作業自体はそれほど手順は多くはありませんでしたが、いったん休憩すると、なかなか作業に戻れず疲れ気味でそれなりに時間がかかってしまいました。
とりあえず、今日はここまで。引き出しの調整がされていないので、チリがめちゃめちゃですがとりあえず。
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あとは、引き出しの残りをつけて、取っ手もつけて、引き出しの調整をしておしまい。
今日は他には、無印で買ったキャビネットやチェストの配送引き取りや、その他こまごまとした工事をやって、また、お隣の建築現場にお隣さんの一家がいらっしゃったので、世間話をしたりして、一日がつぶれました。午前中は曇りでしたが、午後晴れて結局今日も暑い一日だったなあ。。。
ところで、今日は、工作の過程で2x4のSPF材、ウエスタンレッドシダー(デッキによくつかわれるホームセンターでも売っている材)、天板のビーチ材、それから、我が家のウッドデッキに使われているセランガンバツと、様々な材を切断してみましたが、やはりホームセンターに売っている材は安物ですね。ウエスタンレッドシダーはデッキに使われるぐらいだから、密度があるのかと思っていましたが、SPFと変わらないぐらい軽くて、柔らかい。SPFよりはましだと思うのですが、あまり耐候性があるようには思えないのですよ。。。デッキで使うには塗装を毎年やるように書かれていますが当然かと思います。一方、セランガンバツは非常に重くて、しっかり詰まった材です。無塗装で15年持つとか言われていますが、持つかも。。。と思わせるものがあります。やはり、多少お金がかかっても外回りはいい材を使うべきかも、と思った一日でした。
夕ご飯を食べたら、引っ越しの荷物整理をやんなきゃ。。。こっちは、気持ちが乗らなくてなかなかすすまないです。

引き渡し後 施主工事 (2) キッチンカウンター収納

我が家は予算節減のため、システムキッチンに合わせてメーカー品のシステム収納を買うことをしませんでした。我が家のキッチンは壁付けのI型なのですが、IMG00247.jpg
こんな感じで、リビングダイニングに直角に面しているような作りになっていて、システムキッチンのすぐ背後にスペースがあります。ここに冷蔵庫と食器棚を置くような計画でしたが、食器棚の以前から使っているものは家電収納がなくて、食器棚だけなので、オーブンレンジの置き場に困っていました。
そこで、思い切って食器棚を倉庫におろして、キッチンの食器棚スペースにオーブンレンジも置けるカウンター収納を作ることにしました。
カウンター収納は、天板の奥行をシステムキッチンと同じ65cmとして、ちょっとした作業台として、またオーブンレンジやポット、トースターなどをゆったりと置けるようにします。天板の下は、引き出し収納にして、食器などをしまうことにしますが、全体を引き出し収納にはせず、一部をオープンにしてそこにジャガイモや玉ねぎなどの野菜袋などをしまっておけるようにするつもりです。よくある提案としては、分別ごみ箱などを入れたりすると思いますが、我が家は、分別ごみはすぐに勝手口の外側に置いたごみ箱に整理してしまう予定。
カウンターの上には、吊戸棚を作って、グラスや食器などの収納にする予定です。
天板ですが、妻の希望で、木の板にしました。なんだかアメリカンな感じだなあ。
天板の下の引き出し収納も含め自分で作るのは大変過ぎるので、今回は、IKEAを活用しました。
ビーチ材のワークトップ、それから、3段引き出し収納60cm幅、40cm幅を組み合わせて購入しました。
IKEAに行くとキッチンのショウルームにはキッチンプランナーがいて、相談をするとてきぱきと部品表を作ってくれました。その場で取っ手なども合わせてチェックできるので、方針と寸法が大体決まっていたので、その場で現物を見ながら、構想を固め、プランナーの方に部品表を作ってもらい、購入できました。
買ったものの総額が9万円弱となりました。部品一個一個は安いのですが、まとめると結構な額になりました。特に天板が3万円と結構高価。ちょっとした家電収納付きの食器棚が買えてしまいますが、広々した天板と自由な組み合わせ代だと思いましょう。
IKEAで大変だったのは、買った品物の輸送でしょうか。配送サービスもありますが、無謀にも、我が家のコンパクトカーで長さ186cmの木の天板を引き出し収納もあわせて積んで帰りました。車内はかなりきちきちでしたがなんとか運べました。天板はめちゃくちゃ重いですので、素直に配送サービスを利用するのが吉かも。
なんだか、若夫婦みたいなことをした一日でした。(老夫婦とは言えないが、30代後半で若夫婦とはとても言えない。。。)
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これが、今回IKEAで購入したもの。全部我が家のコンパクトカー(FIT)に無理やり積みました。
この日はIKEAの前に、家具屋さんを4件回った後だったので、めちゃめちゃ疲れた。
家具は家具でなかなか思ったようなものがなく困ってます。
IKEAの収納は、今日作る予定。ちゃんとできるかな?

引き渡し後 施主工事(1) 倉庫棚

引き渡しが済んでますが、引っ越しまでにいくつかすべき工事があります。
基本、施主工事です。
施主工事その1)
我が家は倉庫を作りましたが、倉庫に場合によっては車を入れたいと思います。
たとえば、実家から親が来訪したときに、路駐はできれば避けられるとうれしいということで、車を
倉庫に押しこめると良いです。
車って結構大きいもので、5坪ほどの倉庫は車を入れたらいっぱいになってしまいます。
倉庫は普段工作室として使うつもりなのですが、道具や資材はいつも入れておきたい。車を入れるときに資材を外に出すのはしんどいし、雨ざらしはNG.
というわけで、倉庫をできるだけ立体的に使えるようにしておく必要があります。
具体的には、棚を作って頭の上のスペースをできるだけ物置としてつかえるようにします。車を入れるときは、棚の上に荷物を退避する、というか、普段から棚に整理して倉庫を使いましょう。ということです。
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思い立ったが吉日で、作ってみました。余っていた収納棚の板を安ーい棚受け金物(1個250円)で柱につけただけです。
基本的にシャッターの天端の高さに棚をつけましたが、やはりカウンターの高さにも棚があると便利ということで、車のドアの開ける場所を考慮しつつ、腰の高さにも棚を付けました。
工作室っぽくなりました。
まだまだ、棚の数は足らないので、今後は、2×4で棚の枠をこしらえて、べニアを棚板として張ろうと思います。倉庫の頭上の高さはぐるっと全周棚になっているという感じにしようと思います。
棚を作っていく過程で、柱と柱の間のスペースがこれまた便利に棚として活用できそうな感じがしてきました。最初は壁を張ろうと思っていたのですが、壁を素直に大壁のように張るのはやめて、真壁、というか、壁全体がニッチの収納という感じで作るのがいいかもしれません。
今のところ、そこまでは作っていませんが、工具を壁にかけられるよう、1x4の桟を打ち付けました。
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この桟の上にかぶせるように、1×4の板を間柱の間に渡して留めれば、ニッチ収納の一丁上がりという感じですか。
倉庫の外壁はガルバリウム鋼板の波板が張ってあるだけなのですが、南側に窓がなく通気が良いせいか、こんな夏でもそれほど暑くありません。今のところは断熱材を入れて壁を張る必要はまったく感じません。
もちろん冬はとても寒くなると思いますので、それまで断熱材や壁の効果を勉強しつつ、壁を張ろうと思っていますが、収納容量を減らすような壁の張り方はしてはだめだと思いました。
むしろ今必要性を感じたのは、倉庫のドアに網戸を張ること。夜灯りをつけて風通しのためにドアを開けていると、カナブンが飛び込んできてとってもうっとおしいです。